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深夜プラス1
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【この小説が収録されている参考書籍】
深夜プラス1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 41~60 3/5ページ
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言わずと知れた名作を読むと、レビューやファンが絶賛するほどではないことがあります。それは作中にも出てくるビンテージカーで今街中を走ったときの不便さに似ています。ただ、そのビンテージカーの価値とは、まず今でも(この作品で言うと50年)生き残っていることです。日々途絶えることなく膨大な種類の新刊本がリリースされ、面白くないものはすぐに書店の本棚からは消えてなくなります。特に冒険小説の賞味期限は短く、下手をするとアマゾンでも在庫していないなんて事態もたまにあります。その中で近所の書店に在庫されていること自体驚くべきことです。 そして二つ目は現行の最新車種に何かしらのDNAを残していることでしょう。そのビンテージカーは今と繋がっているのです。新鮮さを感じないのはそれが昔に作られたものだからという理由だけではなく、そのビンテージカーが最新車種に影響を与え共通するものを持っているからなのでしょう。平たく言えば手法や形式、作成プロセスなどどこかで模倣がされているのです。この最新技術のルーツは何なのかという疑問を持ったときそこにビンテージカーの価値が見いだせるのです。 そういう意味で本書は読者を選ぶ作品になってしまったといえます。そう、ある程度時間軸の中で本作の位置づけが理解することができ、どこかで読んだことのある感覚はそれが模倣されたものではなく、新しい作品が模倣をしたオリジナルなのだと理解して読むことができる人。そんな人であれば本書の価値が理解できると思います。 | ||||
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迅速、丁寧な対応でした。 本も経年劣化のみで汚れなど気になりません。 しっかり楽しませていただきます。 | ||||
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空と星と飛行艇に関する収集書籍の一冊です。言わずと知れたギャビンライアル珠玉の一冊。 | ||||
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A really great read with real life chararters and actions a super read | ||||
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話はかなり古いですが、最近のミステリーの陳腐さにウンザリしていたので この作品に出会えてよかったと思います。 本作はミステリーアクションで最後にどんでん返しが待っている展開です。 意表を付く展開、ただの犯人を探すような作品でもなく、歴史背景等も描写していて楽しい作品でした。 こういった良い作品は古い作品でもまだまだ出会えて居ない方が多いと思うので、迷ったら是非購入して頂きたいです。 古い作品ですが、古臭さ等は感じない、読んでいて引き込まれる作品でした。 | ||||
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この世界観 なかなか めぐれぬ一冊 ハーレー乗りなら バイク乗りなら 読んで 損はなし 原文と 合わせてのおすすめ 下手なビジネス書籍より 深いと思う | ||||
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主人公と相棒がどういったキャラか提示され始めるのが物語が半分過ぎてからであるため、前半がつまらなくなってしまっている。 とはいえヒロインの家にたどり着いてからは面白いのでそこまで一気に読んでしまうのがいいだろう。 私は銃にも車にも殆ど興味がないためこういった意見になったが、そういったものが好きな人であれば前半も楽しめるのかもしれない。 | ||||
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過去に著者の別の作品に挑戦し、途中で投げ出したことがあります。序盤で疲れ果ててしまい面白さを感じる前に読むのを止めました。それ以来、評価が高いにもかかわらず著者の作品を敬遠していましたが、今回「深夜プラスワン」を読んでその誤解が払拭されるとともに、なぜもっと早く読まなかったんだろう、と後悔することしきりでした。 元レジスタンスでMI-6のメンバーだった主人公が、レジスタンス時代の仲間から、とある企業家がフランスからルクセンブルクに着くまでの警護を依頼されます。依頼の目的や背景の詳細は知らされませんが、主人公は食っていく必要上その依頼を引き受けます。相棒は、元米国シークレット・サービスのガンマンで、彼もまた事情により食うために殺し屋家業に身を窶しています。主人公も相棒もワケアリ中年です。 警護する企業家と女性秘書も、秘密を抱えている様子で道中の前途が初っ端から危ぶまれるような状況です。 この四人の目的地に着くまでの道中が、この作品の冒険譚になります。ストーリーのテンポが良く、ハラハラ・ドキドキやアクションも筆者は秀逸な筆致で見事に描き上げていて、サスペンスやアクション映画を見ているかのようです。 ただ、この作品のよさは、道中で明らかになる各位の個性と人間像となります。冒険譚ではありますが人間の強さと弱さ、信頼と裏切り、誇りと打算などを見事に描き上げているところです。 50年経った今となっては、ストーリーも重要な謎解きも古典的に思えます(たとえば真犯人は誰であるかは読んでいる途中でばればれです)が、著者が描き上げた人間像が秀逸なので作品自体の魅力はまったく色褪せていないと思います。 英国の同系統の作家(たとえば、ヒギンズ、フォレット、フォーサイス等)は大ベストセラー作品を書いているのと同時に、その著作が抜きん出すぎているため、他の作品を読むと期待外れに終わることが多いのですが、それだけにベスト作品を読んだときの感動は忘れないものとなります。そして、ライアルにとってのベストはこの作品だと感じました。(他の作品を読んでいないので、思い込みですが) ちなみに題名の由来については、作品を最後まで読んで、はじめてわかるようになっています。 | ||||
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過去に著者の別の作品に挑戦し、途中で投げ出したことがあります。序盤で疲れ果ててしまい面白さを感じる前に読むのを止めました。それ以来、評価が高いにもかかわらず著者の作品を敬遠していましたが、今回「深夜プラスワン」を読んでその誤解が払拭されるとともに、なぜもっと早く読まなかったんだろう、と後悔することしきりでした。 元レジスタンスでMI-6のメンバーだった主人公が、レジスタンス時代の仲間から、とある企業家がフランスからルクセンブルクに着くまでの警護を依頼されます。依頼の目的や背景の詳細は知らされませんが、主人公は食っていく必要上その依頼を引き受けます。相棒は、元米国シークレット・サービスのガンマンで、彼もまた事情により食うために殺し屋家業に身を窶しています。主人公も相棒もワケアリ中年です。 警護する企業家と女性秘書も、秘密を抱えている様子で道中の前途が初っ端から危ぶまれるような状況です。 この四人の目的地に着くまでの道中が、この作品の冒険譚になります。ストーリーのテンポが良く、ハラハラ・ドキドキやアクションも筆者は秀逸な筆致で見事に描き上げていて、サスペンスやアクション映画を見ているかのようです。 ただ、この作品のよさは、道中で明らかになる各位の個性と人間像となります。冒険譚ではありますが人間の強さと弱さ、信頼と裏切り、誇りと打算などを見事に描き上げているところです。 50年経った今となっては、ストーリーも重要な謎解きも古典的に思えます(たとえば真犯人は誰であるかは読んでいる途中でばればれです)が、著者が描き上げた人間像が秀逸なので作品自体の魅力はまったく色褪せていないと思います。 英国の同系統の作家(たとえば、ヒギンズ、フォレット、フォーサイス等)は大ベストセラー作品を書いているのと同時に、その著作が抜きん出すぎているため、他の作品を読むと期待外れに終わることが多いのですが、それだけにベスト作品を読んだときの感動は忘れないものとなります。そして、ライアルにとってのベストはこの作品だと感じました。(他の作品を読んでいないので、思い込みですが) ちなみに題名の由来については、作品を最後まで読んで、はじめてわかるようになっています。 | ||||
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本書は、1965年に発表された、 ギャビン・ライアルの代表作です。 日本では、冒険小説といえば、 「深夜プラス1」といえるほどの 定番中の定番の作品といって良いのではないかと思います。 現在でも、海外ミステリのベストを選ぶと、 上位にランキングされる作品です。 推測ですが、日本で本書が浸透したのは、 日本冒険小説協会を1981年に設立し、 自ら会長となった内藤陳の強い推薦があったためと思われます。 氏は、本書と同名の「深夜プラス1」というバーを 新宿で経営しているほどです。 本書は、1986年以来の再読でしたが、 巧みな物語展開にほとんど一気読みでした。 ストーリーは、フランスからリヒテンシュタインまで、 要人を車で送り届けるという明快なものですが、 迫り来る追っ手に関する謎が 物語展開の大きなスパイスとなっており、 何よりひと癖もふた癖もある人物設定と描写に 強く惹かれることは請け合いです。 また、私はあまり興味がないのですが、 車と拳銃に対するこだわりに満ちた描写も 大きな魅力となっているように思います。 作者は、2003年に惜しくも亡くなっていますが、 本書は、今後も多くの読者を獲得し、 末永く輝き続けることと思います。 | ||||
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本書は、1965年に発表された、 ギャビン・ライアルの代表作です。 日本では、冒険小説といえば、 「深夜プラス1」といえるほどの 定番中の定番の作品といって良いのではないかと思います。 現在でも、海外ミステリのベストを選ぶと、 上位にランキングされる作品です。 推測ですが、日本で本書が浸透したのは、 日本冒険小説協会を1981年に設立し、 自ら会長となった内藤陳の強い推薦があったためと思われます。 氏は、本書と同名の「深夜プラス1」というバーを 新宿で経営しているほどです。 本書は、1986年以来の再読でしたが、 巧みな物語展開にほとんど一気読みでした。 ストーリーは、フランスからリヒテンシュタインまで、 要人を車で送り届けるという明快なものですが、 迫り来る追っ手に関する謎が 物語展開の大きなスパイスとなっており、 何よりひと癖もふた癖もある人物設定と描写に 強く惹かれることは請け合いです。 また、私はあまり興味がないのですが、 車と拳銃に対するこだわりに満ちた描写も 大きな魅力となっているように思います。 作者は、2003年に惜しくも亡くなっていますが、 本書は、今後も多くの読者を獲得し、 末永く輝き続けることと思います。 | ||||
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冒険小説最高傑作といわれる本書は、ラストの意外性だけでなく、最初から最後まで無駄なところなく楽しめる良書です。銃や自動車へのこだわりが古臭いながらも感じられ、かつての格好いい男とはこういう男だったのかと思い知らされる作品です。 この主人公が大好きです。 | ||||
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冒険小説最高傑作といわれる本書は、ラストの意外性だけでなく、最初から最後まで無駄なところなく楽しめる良書です。銃や自動車へのこだわりが古臭いながらも感じられ、かつての格好いい男とはこういう男だったのかと思い知らされる作品です。 この主人公が大好きです。 | ||||
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大学生の頃に初めて読みましたが、こういう世界観はいくつになっても男心に響きます。今や冒険アクション小説の古典だと思いますが、改めて読んでみると台詞回し(とくにカントン)が独特なので若い読者にはややとっつきにくいかもしれません。新訳を読んでみたい気もします。 | ||||
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大学生の頃に初めて読みましたが、こういう世界観はいくつになっても男心に響きます。今や冒険アクション小説の古典だと思いますが、改めて読んでみると台詞回し(とくにカントン)が独特なので若い読者にはややとっつきにくいかもしれません。新訳を読んでみたい気もします。 | ||||
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1965年に書かれて1976年に翻訳されている小説 読んでいる時よりも読み終わった時に内容を思い返す このときにこそ、面白みのある小説に久しぶりに出会いました。 内容は、要人をリヒテンシュタインに届けるというとても 単純な内容なのですが、謎が謎を生む深くそして無駄の無い プロットに引きずりこまれます。 また、主人公も言うまでも無く、アル中のガンマンといい 実は重要なキーを握っていた実業家である要人もとても キャラクターが立っていてすばらしい小説になっています。 さらにさらに、小道具である自動車も、拳銃などの、すべての こだわりがこの小説をさらに引き立てています。 65年とすごく古い小説なのですが、全然古さを感じない点と また、最近のCGバリバリの映像のような小説にない、 「香り」がとても気持ちよいです。 オリジナルの本を読んでいないので推測になりますが 翻訳もすばらしいのではないかと思います。 評判どおりのこの本はとても良いと思います。 | ||||
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1965年に書かれて1976年に翻訳されている小説 読んでいる時よりも読み終わった時に内容を思い返す このときにこそ、面白みのある小説に久しぶりに出会いました。 内容は、要人をリヒテンシュタインに届けるというとても 単純な内容なのですが、謎が謎を生む深くそして無駄の無い プロットに引きずりこまれます。 また、主人公も言うまでも無く、アル中のガンマンといい 実は重要なキーを握っていた実業家である要人もとても キャラクターが立っていてすばらしい小説になっています。 さらにさらに、小道具である自動車も、拳銃などの、すべての こだわりがこの小説をさらに引き立てています。 65年とすごく古い小説なのですが、全然古さを感じない点と また、最近のCGバリバリの映像のような小説にない、 「香り」がとても気持ちよいです。 オリジナルの本を読んでいないので推測になりますが 翻訳もすばらしいのではないかと思います。 評判どおりのこの本はとても良いと思います。 | ||||
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本格的ミステリー&ハードボイルド。 要人を目的地に送り届ける元工作員とガンマンとその仲間たちの人間ドラマ。 ミステリーでありながら結局人間ドラマなので何度でも再読できます。 むしろ再読してこそ深く物語に入っていけます。 古い作品ですがこれほどまでのエンターテイメントの完成度は未だかつて見たことがありません。 この物語の続編があったらな。 | ||||
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本格的ミステリー&ハードボイルド。 要人を目的地に送り届ける元工作員とガンマンとその仲間たちの人間ドラマ。 ミステリーでありながら結局人間ドラマなので何度でも再読できます。 むしろ再読してこそ深く物語に入っていけます。 古い作品ですがこれほどまでのエンターテイメントの完成度は未だかつて見たことがありません。 この物語の続編があったらな。 | ||||
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会社株主の弁護士にたのまれたトラブル・エージェントが、護衛のガンマン、株主、そして秘書とともに、リヒテンシュタインへ。株主は警察と殺し屋に追われているのだが、国家的犯罪者というほどでもない。突き詰めればそれだけの話で、もしかして、だれかが、いま、こんな旅をしているのかもしれない。 しかし、そのような冒険を各々にとって人生に残るような大冒険、人生観を揺るがすようなストーリーへと進ませていく、ライアルの筆さばきはすばらしい。 ただ、残念なことにこの小説、舞台が60年代のフランスなので、いくつかの単語を理解しないと面白さ2割引なのです。以下の単語だけでも、ぜひ検索してから、手にとってください。 (ついでに限定版カバーははずしてね。これはひどいですよ(;^_^A) S&W チーフスペシャル モーゼルC96 ステンガン (以上拳銃) シトロエンDS←(絶対にチェック!) シトロエンHトラック ロールスロイス ファントムU(新しいモデルではありませんよ) ルノー4 (以上自動車) フランス国家警察 (フランスは警察組織が複雑なので、ぜひ) さあ、準備が出来たら、あなたは最後の同行者となって、リヒテンシュタインへ! | ||||
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