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世界でいちばん透きとおった物語
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世界でいちばん透きとおった物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 61~80 4/10ページ
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06年デビューの著者によるネタバレ厳禁 | ||||
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とても怖い物語である。 悪い言い方をすると、ちょっと気持ち悪い物語だ。 本書を読んだ後で、背筋が凍る思いがした。 こんなことって、あるのだろうか。 世の中には、こんな才能の使い方があるのだろうか。 例えとしてふさわしいか分からないのだが、将棋の世界には「詰将棋を作る才能」というものがあるのだという。 詰将棋というのは、ある限定された局面から、ひらすら王手の連続で最終的に相手玉を詰ますという、パズルのような将棋である。 これにはどうやら才能が必要な分野らしくて、しかも面白いのは、その才能というのは将棋本来の才能とはまた違う能力なのだという。 つまり、「詰将棋を作るのが巧い=将棋が強い」とはならないらしいのである。 これは何かで読んだ受け売りの話なので、本当にそうなのかは分からない。 ときに本書の筆者である杉井光という書き手は、かつて『さよならピアノソナタ』という作品を読んで相当の衝撃を受けた記憶がある。 ライトノベルと呼ばれる作品の中に、こんなにすごい物語があるのかと。 その後、作者の名が目に付くたびに作品を読んできた。 どれもそれなりに面白かったが、しかし『ピアノソナタ』と同等かそれ以上の衝撃を受ける作品はついぞなかったように記憶している。 そして久しぶりに、杉井光の名前を目にして本書を手に取った。 正直、この作品が『ピアノソナタ』と同等以上の衝撃かというと、残念ながらおそらくそうではない気がする。 しかし、本作は今までのそれとはかなり異なる意味で、ある衝撃を受けるだろう仕上がりになっている。 ふさわしいか分からない先ほどの比喩を繰り返すが、作者はおそらく将棋ではなくて、詰将棋の方で恐るべき才能を発揮してしまったのである。 帯のコピーが煽る通り、おそらく本書は電子書籍化不可能だろう。 そして、本書を原作に映像化なども不可能だろう。 いや、出来ないことはないのだが。 というより、やろうと思えば本書の内容をそっくりそのまま電子書籍化できるし、映像化だってできるのだが。 しかし、できるにも関わらず、おそらくそれをすると本書に固有なある特徴が、8割方殺されてしまうのである。 なぜならこの作品は、その作品ではない部分、いうなればその作品の「余白」の部分が、本の内容と同じかもしくはそれ以上に、重要な意味をもつからである。 なんというか、下手なホラーを読むよりもよほど不気味な読後感の作品だった。 (ここから先はちょっとご注意!できれば本書を読んでから!) もし可能なら、本書を本書が云うところの「透きとおった」ままの形ですっぱりと裁断し、まるでレゴブロックのように分割可能な形にした上で、人に見せびらかしたい気分になった。 おそらく、本書を読んでいない人はレビュワーが何を言っているのか分からないだろうし、また分かったとしても書籍をそんな風に加工して何の意味があるのかと思うだろうが、本書に関しては大いに意味があるのである。 ひとまず作者には、「 」と云いたい。 読んだものを幸福にする、「しあわせの書」が一冊増えたのだから。 | ||||
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久しぶりにはまった本です! 流れるような文章だったので、頭に入りやすく、次がどうなるか?早く読みたくなるような文章でもありました。 | ||||
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最後まで行き、驚き、ページを戻り、確認してまた驚き。面白かったです。 | ||||
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たくさんの方が読まれた本だと思います。それでも、読み終えてゾクッとしました。本当に言いたい感想が言えない辛さを、たくさんの方が抱いているのかと思うと、それもまた凄いなと感じました。 | ||||
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分かった時にすっきり!感動! | ||||
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なんとなく、こういう事なんだろうなぁと予想しながら読んでいたのですが、ある部分まで読むと「えぇ、そうなんだぁ」となり今まで読んでいたページ全てを見返してしまいます。 読んだ人にしかわからない驚きがあります。 読んで良かったです。 | ||||
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驚きました。少しでも内容についての感想を書いてしまうとネタバレになってしまいそうなので書けません。でもとても面白かったです。 | ||||
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もうこういう本には出合わないだろうなぁ | ||||
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あまりに「衝撃の!」「結末が!」と煽ってるのと、 さほど起伏のないストーリーとのギャップに少し残念感ありましたが、 作者の方の本や小説への愛・信頼みたいなのを感じて、読んでよかったなとは思いました | ||||
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えっ!マジっ!ってなる。思わずページをめくりなおす。それ以上は言えない。 | ||||
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タイトルから想像を逞しくして、著者の言う謎を探しながら、付箋も屈指して読み進めました。 そして主人公の青年が、大事な主人公だった事に感動しました。 かつ、著者自身が、ソレ、を実行してみせている。凄い、の一言です。 加えて、文庫本も自立する分厚い本を書く実在の作家さんが名前だけでも登場していて嬉しかった。 | ||||
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とても透き通った文章に、本から離れてしまっていた人、時間がなかなか取れない人にもおすすめできる本です。かといって軽い作品でもない。えも言われぬこの感覚をたくさんの人に体験してほしい。本を読まない人に、是非贈りたいと思える一冊でした。 | ||||
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いつも素敵な本を紹介してくれる友人のおすすめで、彼がそこまで言うのなら、、、と手にとったところ、やめられなくなり一日で読み切りました。そうせずにはいられませんでした。いや、ほんと、こんな小説読んだことがなかったです。ネタバレはご法度なので、詳しく書けませんが、そんなことが。。。です。 そして、驚きのラストだけでなく、全体の文章も繊細でセンスがとてもよくて、違和感なくすっと心に沁みてきます。 彼もFacebookに書いてましたが、本好きの方にはお薦めです。 | ||||
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最後まで読み進んで鳥肌が立ちました。 これは確かに電子書籍では絶対に味わえない感覚ですね~ すごい! | ||||
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この本の仕掛けに気付いてから、 何度もページを遡りました。 もう、鳥肌ものです。 これは電子書籍じゃダメだ! 元々紙の本派でしたが、改めて紙の良さを体感しました。 こんな新しい感動は初めてです! 読んで良かった! | ||||
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気に入りました。 オチが、大変面白く1日で読み終わりました。 | ||||
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この仕掛けに気付いた時、普通に「凄え!」と声が出た。 小説読みながら声が出るなんて思わなんだ。 | ||||
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最後の最後‼️読み手自身が謎を解く 謎を解いたとき、感動というか なんだろう・・ざわっと鳥肌がたった | ||||
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最後に、文章がやや読みにくかった理由も判明! 力作だと思います。 | ||||
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