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世界でいちばん透きとおった物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
世界でいちばん透きとおった物語

世界でいちばん透きとおった物語の評価: 3.70/5点 レビュー 302件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全53件 21~40 2/3ページ
No.33:
(3pt)

レーモン・ルーセルとの比較から、物語を考える。または感動の危険性。

形式から物語を考えるという試みとしては面白味がありました。
本の体裁をミステリー仕立てにするというアイディアも新鮮でした。
ただ、形式から物語や言葉を紡ぎ出し、それに従属させることに成功しているこの本で
「感動」するというのは、ちょっと危険な感じがしました。
構成が明らかになるにつれ、これらのお話も作者のご都合主義、後付けの物語であるということが明瞭になってくるからです。
同じく形式から描いた本なら、レーモン・ルーセルの「アフリカの印象」ほうが、感情を誘導しないという点で寧ろ「感動」的でした。
世界でいちばん透きとおった物語Amazon書評・レビュー:世界でいちばん透きとおった物語より
4101802629
No.32:
(3pt)

友人に差し入れました。

友人に差し入れました。
読みやすかったと思います。
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4101802629
No.31:
(3pt)

なーんだ

普通にミステリーを楽しみたくて読んだんですが。はっきり言って帯の宣伝に乗せられたって感じです。
まぁ、ミステリーというか謎解きを含んだ物語ですけど、「あー、なるほどね」という感想でした。
タイトルから、清々しい物語を期待してただけに、残念。
通常のミステリーに飽きた、違った趣のものを探してる人には良いのかな。
著者さんは、相当苦労されて書かれたんじゃないかとは思いますが。
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No.30:
(3pt)

仕掛けは凄かった!

スラスラと読みやすく、内容も良かった。
だけど衝撃のラストは言い過ぎ。
まるで大どんでん返しがあるかのような帯はやり過ぎだと思う。
期待度が高まり過ぎて、仕掛けに気付いた時、えっコレがそれなん?ってガッカリしました。
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No.29:
(3pt)

手法としてはいいが

物語の内容としてはそんなに面白くなかったです。だが、たしかにこういったやり方の本は初めてだったので内容よりも手法に楽しませてもらいました。
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No.28:
(3pt)

凝っているところに驚き

ネタバレになるのであまり書けませんが、はじめての読書体験でした。驚きました。
読んだ後に思い返してみるとある描写が何度も出てくるのは闇夜だったのかもなあ、と思いました。
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No.27:
(3pt)

まぁまぁ

面白いです。ただオチが途中から想像できてしまってそこだけがっかりでした。電子書籍にしても読めるんじゃないかな、とは思いました。
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No.26:
(3pt)

ネタバレ出来ないストーリー。

新潮社 中瀬ゆかりさんが、あるテレビ番組で紹介されているのを聞き興味が湧いて購入しました。ご紹介のとおりなかなか良く出来た作品と思いました。特別ではありませんが、読んで後悔することもなく、さらさらと読めました。
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No.25:
(3pt)

普段、あまり紙の本を手に取らない方へ

"物語は言葉を届けるためにはできていない。祈りと同じで、届ける相手を選べないからだ。ただ密やかに、水底で待ち続けるだけ。透きとおっていればーだれかが見つけてくれる"2023年発刊の本書は(電子書籍では不可能)"紙の書籍でしか実現できない仕掛け"で話題になった一冊。

個人的には著者の作品は初めてでしたが、周りの評判の良さから手にとりました。

さて、そんな本書は第13章【各約20ページの短いセンテンス】で、女癖が悪く、しかし大御所ミステリ作家としては誰もに認めていた宮内影吾が死去。
その隠し子である"僕"が、宮内の長男からの連絡をきっかけに父の遺稿となる『世界で一番透きとおった物語』の原稿を探していく様子が描かれているのですが。

私自身も父親を亡くしている(もちろん作家ではないが)ことから、主人公が父親の関係者と出会い、断片的に父親を理解していく姿には感情を寄せて読むことができました。

一方で、普段はあまり本を手にとらない方に向けて、また【すべての見開きの文章レイアウトを全く同じ左右対称形にする】意図を実現するためだとは思いますが『各章の短さ』は私には没入感が妨げられる印象でした(作中での京極夏彦の存在感には笑いましたが)

仕掛けで話題になった、ミステリ風味の作品を探す方へ。また普段あまり紙の本を手に取らない方にもオススメ。
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No.24:
(3pt)

口コミ通りです。

最後の展開がなるほどね、と納得できる内容でした。軽く読むには、お薦めです。
私は、臨場感ある構成と文章の運びが好きなので、星3個にしました。
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No.23:
(3pt)

苦心作だけど、「いい話」にまとめちゃうのは無理すぎるでしょう

作者も言及している先行作品に遠く及ばないと思われるのは、どちらも大労作だけど、あちらはは完全手作業だったであろうからとかいう問題ではなくて、邪悪な犯罪物語であったこと、なおかつ全体に諧謔調が貫かれていたことが大きい。対してこちらは「いい話」にまとめようとして、仕掛けが浮き上がってしまった。きつい言い方だが、バカバカしく見えてしまうのだ。
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No.22:
(3pt)

普通の小説でした

すごく評判がよかったので入手しましたが、そんなにハラハラドキドキすることもなく。
ただ最後に、あぁこういうことかぁーと腑に落ちた、けどそこまでスッキリした!と言うわけではないです。ネタバレになるので詳細は書きませんが、人物像が途中で変わってしまったのも不自然でした。
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No.21:
(3pt)

帯でハードル上げすぎです

タイトルと帯の『紙の本』で、だいたいこんな仕掛けかなーって想像して、
序盤の主人公の特性の下りで、『ああ、こーゆーことね』って気づいた。
でも、帯で『衝撃』と書いてあるくらいだから、さらなる仕掛けがあるんだろうと期待して最後まで読んだが、そのまま終わったので……。
うん。煽りがちょっと大袈裟だよね。
文章自体はとても軽く読みやすかったです。
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No.20:
(3pt)

とてつもない意欲作。

感動さえ覚える。やりきったことにただただ敬意を。気がついた時鳥肌が止まらなかった。あなたは最後、空白に涙する。

一方で、僕個人の好みとしては、「驚き」とか「大どんでん返し」とかへの興味はそれほどなく、文体とか会話とかの居心地の良さを良いとする傾向があることを発見した。中身は何もなくても、得るものが何もなくても、目が喜ぶ文章を今後も読んでいきたい。
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No.19:
(3pt)

期待が大きすぎた

「蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ」が好きなので本屋で冒頭読んでみたらそういう流れになるかな、と思われたので購入したけど、そういうウイットや毒舌、才能がある登場人物がいないので話が膨らまず、悪くはないけどそのまま終わったな、という印象です。
あと肝心の部分なんですが、西尾維新「美少年探偵団」を読んでいたので、あの話より症状は弱いのかと。
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No.18:
(3pt)

読み返しはしない

アイディアは面白いと思いますが、内容は薄く感じました。登場人物が色々出ますが、ただ通りすぎていく印象。アイディアを表現するための中身と言うか。難しいことをされた事は理解しますが、全てを知った後また1から読み返しをしたくはならなかったです。
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No.17:
(3pt)

違和感=ネタバレ

ハードルを高くしすぎた結果、違和感がネタバレでしたという結果でした。
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No.16:
(3pt)

217ページ5行目

東野圭吾の『容疑者Xの献身』と西尾維新の『○○○○○』を足して3で割った感じの作品

各章の最後の文が読みにくいのは、伏線(ヒント)なのか作家の能力なのか、それが問題だ
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No.15:
(3pt)

後半までは星5で、ラストにかけてやや不満

話題の一冊と聞き、興味津々でこの本を手に取りました。その興味を一層駆り立てるように、後半までの展開は非常に魅力的で、興味を引きつけられました。しかし、物語の終盤、特に最後の部分については、個人的な期待とは異なる結末で、完全な満足感には至りませんでした。このラストにより、爽快な読後感が欠け、わずかながらの不満が残りました。本書の内容について詳しく触れることは、ネタバレにつながる可能性があるため控えますが、全体としてはそれなりの読み応えがあると感じました。
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No.14:
(3pt)

微妙……

面白くなくはない。それなりに心も動くし、まあよくできたミステリと言ってもよい。ライトノベルの読者や東野圭吾の文章を抵抗なく読める層には、読みやすい文章と分かりやすい感動ストーリーが受けるだろう。
 
 著名な大衆推理小説家の隠し子(と言っても皆そのことを知っている)である若い男性、燈真が父親の死後幻の小説である『世界でいちばん透きとおった物語』を探すというのがあらすじである。

 燈真の持つ障害というか特性が「世界でいちばん透きとおった」という言葉の肝となるのだが、私はかなり早い段階でどのような意味なのか気付いてしまった。というかその特性が引っかかり、「世界でいちばん透きとおった」という言葉で示されるものと「紙の本」と「電子書籍」の差を意識的に考えたときにそういうことかと思いいたり、不自然な言葉遣いがあったことを思い出しその箇所に戻って確信しててしまったというべきか。

 もちろん仕掛けが分かっても物語としてそれなりに楽しめた。ただ純粋に物語だけを追った場合、ストーリーもだが、どうにも文章が稚拙なのだ。
 
 仕掛けに気付いたひっかかりは2ページ目の母親のセリフだった。仕事のパートナーがいるのに高校生の息子を「燈真くん」と「くん」付けする母親がいる?
 「え?文が下手?それとも馬鹿?」
と感じたが
 「いやいや、編集の人がいて校正があるはず。あるなら訂正が入るはず。ということは何らかの意図があるはず」
と思い直し
 「ああ。記述問題の字数を整えるのと同じか」
と思いいたった。そして字数を整える必要があることの意味を考えたのだ。

 さらに1箇所だけどうしても納得いかない部分がある。言葉遣いではない。

 物語の最終ページのそれ、必要?(ネタバレになるのでそれとしか言えない)
 そこを褒めているレビューもたくさんあったが、理解できない。
 そうする意味はないよね?
 唐突に現れるそれは不自然でしかない。

 それ、なかった方が謝辞を捧げられた「A先生」も感心したと思うのだが。
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4101802629

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