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残照
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残照の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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田中先生の『海嘯』がモンゴルに滅ぼされる南宋を描いた歴史小説だとすると、この作品は逆にモンゴルがバグダード等のイスラム圏を滅ぼすのをモンゴルの漢人武将の郭侃(かくかん)の目を通して描いた歴史小説と言えます。田中先生あるある(笑)で主人公より個性的な脇役が印象的です。『海嘯』にも出たフビライやモンゴルの名将バヤン、同じ漢人武将の先輩である史天沢、郭侃の上司である苛烈なフラグ、モンゴル軍の前に立ちふさがるイスラムの英雄である隻眼バイバルス…まあ女性キャラが出ないので彩に欠けるのが欠点ですが(笑)。モンゴルの残虐な所業に対してはキチンと批判もしています。まあ祖父の代からモンゴル軍にいる郭侃がそんなに批判的なんだろか?と疑問が出てきますから、もしコミカライズされるとすればオリジナルキャラに批判役をさせるのが良いと思います。女性キャラに(笑)。 | ||||
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