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異常【アノマリー】
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異常【アノマリー】の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
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二回読まなくては解らない二回目読破中 | ||||
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人間関係が11人分あるのでそれなりに大変、その割に同じ飛行機に乗っていただけで互いに関わりあうこともないからいまいち設定が生きてないように思った 一つの事件でもSFでもあるし哲学も宗教やいろいろな見方ができそれぞれの捉え方がある | ||||
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著者の専門知識の幅広さに驚きます。SFと言ってしまえばそうなのですが、数々のヒューマンドラマと生き方が見られます。 | ||||
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序盤に起こる予想外の展開が目立ちがちだが、この物語の軸は、 「何が起こっても人生は続くし、どう生きるか、という命題自体は揺るがない」 ということなのだと思う。 突飛すぎる状況の中でそれぞれの選択をする登場人物たちの群像を眺めながら、もしこるが自分に起こったら?を考えずにはいられない。 オススメです。 | ||||
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最初はハリウッドが大金かけて作りそうなSFなんだけど、読み進めるうちに「自分だったらどうなるだろう。どの乗客のタイプになるだろ。」て当てはまるような読解を無意識にしていました。様々な人間群像劇。深い内容でした。 | ||||
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SFというか人間模様を描いた小説って感じで、最初に登場人物らの背景や性格などのを一通り描写してからいよいよ「異常」が起こるが、書く人物の描写が的確に短く描かれているため読むのに抵抗も苦痛もない。 各章の日付は毎回確認しておいた方が楽しめる。 話のネタ自体はマンガとかで普通にあることで、有名人らの絶賛に比べてそこまで大騒ぎするようなものじゃなかったのは残念。ただあの「異常」にたいして登場人物らがそれぞれに合わせてどういう対応をするかがしっかりと描かれてるのはSFではなく小説として楽しかった。 個人的には最後にアメリカの大統領が取った行動にしびれたが、どうせならあの行動によって世界中の人や政府がどういう態度をとったかまで描いてあればもっとたのしめたとおもう。 | ||||
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表紙から日常を徐々に侵食していく異常みたいな感じをイメージして読み始めたがどうやら違う。感想や煽り文句を見て何か意表をつく展開や結末が待っているのかと思ったらそういうものでもないらしい。SFなところなのか、コメディタッチなところなのか、哲学的なところなのか、個々の人間を描いたところなのか、どこを楽しめば良いのか分からず、結果どれもそんなに楽しくなかった。 | ||||
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この手の宣伝文句にいちいち突っ込むのも詮無きことですが、そういう小説では ないです。エンターテインメントとしての完結性や物語性を求めてはいけません。 異常事態とやらもよくあるネタなので、これで本を落とす人はいないでしょう。 それっぽい設定や枠組みを使ってはいますが、作者がいわゆるSFやミステリを目 指したとはとても思えません。言うなれば哲学的な思考実験といった印象の一冊 で、それはそれで楽しめる部分もありますが、正直ちょっと疲れる内容でした。 物語としてそこまで面白くないし、何か衝撃を受けたり感動したりするような瞬 間もなかったです。異常事態後の展開も想像の範囲を超えて来ないし、色々並べ ておいたので後は皆さんで咀嚼してくださいね、的な投げっぱなし感も微妙です。 あとメインの登場人物はこんなに沢山必要なんですかね?という疑問はずっとつ いて回りました。視点が多すぎると読む上で煩雑だし、その中身も平凡なあるあ るエピソードの羅列でしかないので、作者の意図が最後までわかりませんでした。 文章はとても読みやすく、程よく散りばめられたユーモアも好みでしたが、面白 い小説だったか?と言われると、個人的には「うーん…」な評価です。まぁこの 辺は受け取り方一つでもあるので、気になる方はその目で確かめてみてください。 | ||||
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カテゴリを書いてすらいけないだろう。 この小説への一番正しい接し方は何も先入観なく読む事で、幸い私は帯も後書きも何も読まずに読めた。 冒頭は殺し屋の話で始まり、すぐに次の人物の話…。 色々な人物の人生が切り取って濃厚に描かれる。 しかし、やがて…。 中盤からの話の展開は、まさに予想を裏切り続ける。 よくぞこんなにスケールが大きく面白い展開を考えたもの。 圧倒的な文章力でラストまで突き進むが、一方で作者の(知性の)力量には時々追いつけなくなる。 何も知識を持たず、時間をしっかり取ってこの世界に耽溺するのが一番楽しいかな。 | ||||
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すばらしかった。計算された構成と個々のエピソードの長さ。そのことは作中でも登場人物が語っているとおりだった。途中から感じる違和感が一気に「そういうことだったのか」となっていく流れ、そしてそうだとしたらどうやってこの話を閉じるのかの謎がどんどん膨らみ、そして最後! これは古典になると思いました。そして飛行機で乱気流に入るたびに思い出すと思います。 | ||||
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登場人物それぞれのどのように生きるか?という姿から考えさせられるものが多い。 きっと自分もそうだな、と共感する振る舞いを見つけられるだろうし、自分だったらどうするか、とシミュレーションするような作品だった。 | ||||
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物語の最終盤に「ああ、どう考えても十一人はすでに多い」とメタ的なセルフツッコミがされているのだけれど、「そ れ な !」と渾身の同意をしてしまった。 うーーーん、評判がよかったので読んでみたけれど、あんましノリきれず。群像劇ってのは、一つの出来事や事件に係わる大勢の人々の、人間模様が生み出すダイナミクスこそ魅力だと思うのだけれど、そういうのは生まれてなくて、ただただ「とにかく人が多い」という上京してきたイナカモンみたいな感想で終わってしまった……。 一応中盤で大事件が起こるのだが、その後の展開と11人の顛末は「まあそうなるやろな」という予想の範疇を出なかったし。 というか、この作中の大事件である「○○者が現れる」っていうのも、正直よくあるアイデアなのだ。ドラえもんとかクレしんとかぬ~べ~etcetc……日本のサブカル界隈では頻出といっていい設定で、だから並みの展開では驚けない。こっちは子供の頃に『ひとりぼっちの宇宙戦争』とかで度肝抜かれてるわけですから。 異常というタイトルとは裏腹に、割と平凡なストーリーの集合(ごめん)だったので、たぶん似たような設定の作品群にすぐに埋もれてしまいそうだ。 | ||||
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前半は作家が抽出したキャラクターたちが、何の?脈絡も主張せずに淡々と進むから、読み手は多少の我慢が強いられる。キャラクターたちが「あるひとつ」の事象で共通していると気づくのは容易いが、後半の社会的なさざなみが荒波に変わる展開は安いSFのようで残念。そして最も失望するのは、2度目の異常が起き、物語が読み手を試すようにブツリと物語を締めてしまうことだ。あるいは、そう思う僕の読解力の欠落。いずれにしても残念。 | ||||
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はじめは今日ママンが死んだのかな、というくらい暗くて重い。純文学なのかなと思って、まぁそれはそれで面白いのだけど、第二部から舞台は一変する。 序盤、何かおかしいなと気になっていた時系列がフックになっていて、「その瞬間」から一気にスリリングなSFにストーリーが展開する。 フランス人視点の人物描写もユーモラスで面白い。知的だけどテンポも良く、読みやすい。 | ||||
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登場人物が多くそれぞれの生い立ちの話が長く、 途中飽きてしまった。 ストーリーの展開上登場人物の生い立ちは重要だが、 もう少しコンパクトに出来ないか。 | ||||
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帯を見てミステリーを期待して読んだのですが、どちらかというと群像劇であまり好みではなかったです。 面白かった所が無かった訳ではなく、そこは楽しく読めたのですが、私にはダラダラ感じるシーンが多くなかなか読み進めるのがしんどかったです。 文章も翻訳したものだからか読みにくく、 〈カッコ〉書きが多いため文章の流れが途中でブツブツと切れるのでテンポが悪く感じました。 | ||||
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岩波書店のオススメにあり買ってみた。奇想天外ぶりと、それぞれの個性あふれるのキャラの独自のロジックにいつのまにか納得して、愛着さえ湧いてきた。読み進むほど先が楽しみなっていく本でした | ||||
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中盤以降はふーん、、、てなる ちょっと浦沢直樹のマンガを思い出しました とはいえ 前半が面白かったので十分です | ||||
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タイトル通り、本書のキモとなる異常事態の発生とその対処まではアホみたいに面白くて、これは今年読んだ中で一番面白い本になるかも!と思ったのだが、、 異常事態が収束してくるとなかなかおフランス文学的なほわ~んとした流れに。いや、SFが読みたかったのだが! 根底にはキリストさんと難民のテーマを扱いたいのかな。日本でウケる感じではないかな。小学校低学年の時にたくさん遊んでいた友達や親戚と大人になってから会うと不思議な気持ちになるよね。映画、ゴーストストーリー。本書と一緒にプロジェクト・ヘイルメアリーも買いました。 | ||||
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あかりんが紹介されたのを観て、即購入。通常は時間をかけて買うのを決めるのに・・・自分の「異常」な行動にびっくりするくらい読欲に駆られた作品。 ミステリーとSFが濃い作品だが、訳者のあとがきにあるように言葉遊び、オマージュ、引用、あらゆる文章の形態などが、表現の可能性という箱から溢れていて読書を楽しませてくれた。 | ||||
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