■スポンサードリンク
異常【アノマリー】
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
異常【アノマリー】の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二回読まなくては解らない二回目読破中 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この手の宣伝文句にいちいち突っ込むのも詮無きことですが、そういう小説では ないです。エンターテインメントとしての完結性や物語性を求めてはいけません。 異常事態とやらもよくあるネタなので、これで本を落とす人はいないでしょう。 それっぽい設定や枠組みを使ってはいますが、作者がいわゆるSFやミステリを目 指したとはとても思えません。言うなれば哲学的な思考実験といった印象の一冊 で、それはそれで楽しめる部分もありますが、正直ちょっと疲れる内容でした。 物語としてそこまで面白くないし、何か衝撃を受けたり感動したりするような瞬 間もなかったです。異常事態後の展開も想像の範囲を超えて来ないし、色々並べ ておいたので後は皆さんで咀嚼してくださいね、的な投げっぱなし感も微妙です。 あとメインの登場人物はこんなに沢山必要なんですかね?という疑問はずっとつ いて回りました。視点が多すぎると読む上で煩雑だし、その中身も平凡なあるあ るエピソードの羅列でしかないので、作者の意図が最後までわかりませんでした。 文章はとても読みやすく、程よく散りばめられたユーモアも好みでしたが、面白 い小説だったか?と言われると、個人的には「うーん…」な評価です。まぁこの 辺は受け取り方一つでもあるので、気になる方はその目で確かめてみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物が多くそれぞれの生い立ちの話が長く、 途中飽きてしまった。 ストーリーの展開上登場人物の生い立ちは重要だが、 もう少しコンパクトに出来ないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯を見てミステリーを期待して読んだのですが、どちらかというと群像劇であまり好みではなかったです。 面白かった所が無かった訳ではなく、そこは楽しく読めたのですが、私にはダラダラ感じるシーンが多くなかなか読み進めるのがしんどかったです。 文章も翻訳したものだからか読みにくく、 〈カッコ〉書きが多いため文章の流れが途中でブツブツと切れるのでテンポが悪く感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中盤以降はふーん、、、てなる ちょっと浦沢直樹のマンガを思い出しました とはいえ 前半が面白かったので十分です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル通り、本書のキモとなる異常事態の発生とその対処まではアホみたいに面白くて、これは今年読んだ中で一番面白い本になるかも!と思ったのだが、、 異常事態が収束してくるとなかなかおフランス文学的なほわ~んとした流れに。いや、SFが読みたかったのだが! 根底にはキリストさんと難民のテーマを扱いたいのかな。日本でウケる感じではないかな。小学校低学年の時にたくさん遊んでいた友達や親戚と大人になってから会うと不思議な気持ちになるよね。映画、ゴーストストーリー。本書と一緒にプロジェクト・ヘイルメアリーも買いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ゴンクール賞はフランスで最も権威があるとされる有名な賞だが、その受賞者たちの中で、翻訳されて日本でも知られているのはごく少数だ。 ゴンクール賞を受賞したこの『アノマリー』はいちはやく翻訳されたが、それは一般受けすると思われたからだろう。純文学かと思って読んでみたら、舞台のかなり部分がアメリカであることもあり、ハリウッドのパニック映画の原作になりそうなもので意外だった。 面白いことは面白いのだが、あまり出来がいいとは言えない。 旅客機が異常な状況に遭遇し、そこに乗り合わせたさまざまな乗員・乗客たちがたどる物語。 これはなんだか既視感がある。 たとえばスティーヴン・キングの『ランゴリアーズ』は飛行中の旅客機の乗員・乗客の大部分が、たまたま眠っていた少数の者たちを除いて、突然消え失せてしまう物語だ。キングと比較するとル・テリエの弱点が浮かび上がる。登場人物たちの造形がいかにも弱いのだ。感情移入できるようなキャラクターは皆無。物語のテンポも遅くて、まどろっこしい。ストーリーテリングの腕がキングよりはるかに劣っている。 文学的哲学的深みがあるかもと思わせるけれど、なんだか底が浅い。 ハリウッド映画になりそうでもあるが、結末がおそまつなので、脚本が作りにくいだろうなあ。 この種のテーマはキング以前にもあった。SF短篇の古典、フィリップ・K・ディックの「探検隊帰る」は「シミュレーション」あるいは「コピー」が中心の『アノマリー』の先駆とも言えるだろう。ディックにはほかに「にせもの」という短篇もある。いずれも1950年代の作品だが、simulacrumを扱ったものだ。語り口が冴えている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キンドル版を購入。 面白かったです・・・ 本と関係しませんが、Amazonカードでの購入が適用されないので調べました。 一般購入のAmazonカード切り替えの他に 別途切り換え手続きが必要でした。・・・知らなかったです。( ノД`)… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤は物語の方向性がなく、少し辛抱が必要。名前も沢山覚えないといけない。中盤はようやく話がみえて楽しいが、終盤は結末以外にとくに驚く事がない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うまく説明できませんが、この小説は例えばUFOがSFだと言うのと同じくらいSFとは言い難い代物です。登場人物たちを翻弄するのに都合よく誂えられた背景のビックリ装置をSFと言っているだけのようです。いずれにせよその人知を超えた状況に捕らえられた登場人物たちの行き着く先は、結局のところそんなSF的状況があろうとなかろうと関係ないのだということが次第に明らかになってきます。そこはさすがフランス人と言いますか。さらに第三部まで読み進めて行くうちに、運命とは言わないまでも何か大きな物に飲み込まれ、巻き込まれていくさまを謎めいたやり方で60年も前(翻訳は43年前)に表現したピンチョンの「V.」を思い出しました。比較するのもお門違いですがピンチョン、また読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Twitterで本の感想を参考にしてる方が絶賛してたので読んでみましたが私には普通でした。面白いと思ったとこもありますが全体的には絶賛する程面白くはなかったです。単行本で買ってたらガッカリしたと思う。丁度セールで電子版を購入出来たので。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SFを期待して読むと、アイデアも展開もオチも並かそれ以下です。 フランスの文学の雰囲気を感じることはできるのかもしれないし、いろんな人間ドラマを覗いて回る趣味があれば、人の内と外のギャップとか多少楽しめるかも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!