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警官嫌い
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警官嫌いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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まったく駄目、面白くない。 一度は読もうと買ったが、もう、このシリーズは買わない。 | ||||
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地道な捜査と地味だけど味のある刑事が一所懸命に働く姿が描かれた渋い骨太な警察小説が大好きです。 この87分署シリーズとマルティンベックシリーズは全作品もう何回読み直したことか。 | ||||
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旦那 莫連女 執念く 生者必滅会者定理 豊穣の角(角笛) ニュアンスが違う。 しかし、昔の読者は、難しい言葉もよく分かっていたのだね。翻訳者も凄いなあ。 しかし、ニュアンスが違う。新しい訳が必要だ。 とても面白かった。 | ||||
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エド・マクベイン『警官嫌い』再読。 87分署シリーズがKindle化されたことをアップしましたが、その1作目です。 ニューヨークを90度回転させた架空の都市、アイソラ市の警察殺人課の警官の群像劇。主人公はいちおうスチーブン・キャレラ。 今回の事件は連続警官殺人事件にみえて、実は……というところがミソ。 日本の警察ものとは雰囲気がぜんぜん違います。 | ||||
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マルティンベックシリーズを読み終えてから原点ともいうべき87分署シリーズを読みだした。シリーズ第一作の本書は時代感はあるもののエピソードの積み重ねが巧みで面白い。意外な幕切れや次作につながる展開もあり良かった。 | ||||
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50年以上の作品ですが、今読んでも新鮮。マクベイン名義では5本の指に入ります | ||||
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最近の日本の刑事物と比べると捜査方法等に稚拙な感はありますが、そんなことはどうでもよろしい。ひとつひとつの描写、会話に味があること味があること。それだけで充分。他のレビューを見ると、これでもまだ登場人物のキャラが控えめとのこと、そりゃ次が楽しみです。しかし差別用語の連発には驚き。私は実際に使っていたのでなんですが、今の若い人はどう思うんだろうか。 | ||||
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アメリカのある都市で警官が殺され・・・というお話。 87分署シリーズの記念すべき第一作。という事で殆どの方が色々書いていてあまり付言することもないので、個人的な印象のみ書き込みます。なので興味のない方は読まないでいいです。 まだ一作目という事で著者はこれから大河のごとくシリーズが続くと思っていなかったと見えて、主人公のキャレラ刑事以下、その後に重要なシリーズキャラクターになる登場人物もまだ個性が控え目に思えました。舞台となる架空の都市アイソラ(正確にはイソラだそうです)もそれ程魅力的に描写されているとは言い難いのも真実です。 とは言っても決して貶している訳では毛頭なく、ミステリとしてはよく出来ており、このシリーズの事を知らずに読んでも十分面白い作品になっております。第一作でここまで書ければ十分だと思いました。 前述した通り、まだこのシリーズがとても長く続くとは著者も読者も評論家も思ってなかったので割と淡泊なデビューになったのではないかという憶測をしてしまいますが、どうでしょうか。 シリーズが長くなってから、このシリーズの読本やガイドブックが出ましたが、一部の評論家の方がそういう物を出すほどのシリーズか、という批判もありましたし、実際に強烈なカリスマ性の様な物はこの作品や後の作品にはないかとも思いますが、その分中庸を得たというか、良いさじ加減のシリーズとしてミステリ史の中で重要なシリーズだと思いました。 これからが楽しみなシリーズ第一作。機会があったら是非。 | ||||
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マイ・シューバル、ペール・バリューのマルティン・ベックシリーズのベースとなったシリーズだけに極めて人間味にあふれ、しかも切れ味の鋭い警察小説である。まだシリーズ第一作目だけにスティーブ・キャレラ以外の人物の個性はそれほど出ていない。しかし、キャレラのポール・ニューマンを彷彿させるパーソナリティや、彼の恋人で聾唖のテティの描写は秀逸である。このシリーズが世界中でミロンセラーとなった理由も、作者の登場人物に対する愛情の深さと米国の大都会の描写の素晴らしさからであろう。 | ||||
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エド・マクベインが1956年に発表した『警官嫌い』(Cop Hater) こそ、87分署シリーズの記念すべき第一作目です。彼は文芸エージェントとして働くかたわら、短編小説を雑誌に投稿、エヴァン・ハンター名義の『暴力教室』の成功を契機に作家に専念することになります。87分署物とホープ弁護士物がマクベインを代表する二大シリーズです。本書以降、約半世紀にわたって良質でレベルの高い作品を書き続けたマクベインこそ、不世出のミステリー作家と言えるでしょう。『警官嫌い』では、警官ばかりを狙った特殊な連続殺人事件と思わせて実はーというところが秀逸です。ただ、本シリーズではより現代的でリアリティを増す『凍った街』『カリプソ』あたりから読みはじめられることをおすすめします。87分署シリーズにしてもホープ弁護士シリーズにしても、水準を下回る作品は皆無。サスペンスの傑作シリーズです。 | ||||
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海外ミステリーに興味のある方なら一度は「87分署シリーズ」を耳や目にしている かと思います。 「知ってはいるけど、読んだことはない」というのが私でした。 “警察小説”というジャンルになりますが、「笑う警官」や「警察署長」以前の 1952年に発表されています。なんと50年以上前です。作品中にも毛髪や血液から犯人を 特定づける鑑識に言及していますが、さしずめ現代でいえばジェフリー・ディーヴァー著 「ボーン・コレクター」に代表されるリンカーン・ライムシリーズと対比できます。 警察小説は、犯人や事件の謎解きの妙もさることながら、主人公達の個性が生き生きと 描かれてこそはじめて醍醐味を堪能できます。その意味では記念すべきシリーズ 第一作です。今後が、楽しみです。 | ||||
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87分署シリーズの記念すべき初作であり、シリーズの代表作の一つである。作者の特徴が初作から出ているのには今更ながら驚かされる。街を人間に例えて描写するキザな出だし。一応架空の街になっているが内容からしてNew Yorkだろう。シリーズの主人公キャレラやマイヤー・マイヤー等が繰り広げる冗談に溢れた野卑な会話。部屋に立ち込める煙草とコーヒーの香り。そして、定番ではあるが刑事達のチームワーク。 初作は連続警官殺しを扱っているが、これはクリスティの有名な作品の捻り。だが、刑事達の焦りという心理的要因と絡めて描かれるので、トリックを気付かせない巧みな創り。同じ警察官を殺された事で、怒り心頭に発する刑事たちの様子も良く描かれている。この刑事たちの怒りが爆発するという設定は、後に「クレアが死んでいる」で更に強調されている。 他の警察署ものにも多大な影響を与えた87分署シリーズの原点であり、作者の手腕を縦横に示した秀作。 | ||||
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マクベインの代表作、「87分署」シリーズの第一作目です。一作目の時代が少し古いのと、このシリーズが巻をを追うごとに素晴らしい内容になって行くので、あえて星4つにしてみました。舞台はアメリカの架空の大都市、アイソラ。最悪の地区に位置する「87分署」の管轄では、凶悪事件が絶えない。事件の解決に当たる、キャレラ刑事を中心とした個性的な面々も魅力的です。彼らに必要なのは「事実」の積み重ねによる地道な捜査で、ダンディな探偵の登場する推理小説と撤退的に違います。刑事も被害者も犯人も、人間なんだと思い知らされます。犯罪はこころの弱さと些細な理由で犯されるもの、哀しい真実です。ちなみにこのシリーズは、古くは「太陽にほえろ!」のスペシャル版や、渡辺謙主演の「わが街」などで、ドラマ化されています。ぜひオリジナルを読んでください。 | ||||
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エド・マクベインの87分署シリーズは”後引き豆”ではないけれど、読み出すと止まりません。次も、次もと欲しくなります。原書では面白さをよりいっそう自分のものにできる英語の言い回しや表現がたくさん出てきます。ただちょっと英語学習途上の人には難しいかな、と・・そこでこのルビー・ブックスです。十分とはいかなくとも、原書に挑戦した、という満足感充実感は十分達成されるはずですし、これから学習が進んだときに原書で「一人立ち」するまでの親切なガイド役です。それでもそれほど簡単な英語でないことは確かです。このシリーズの「難所」は出だしにまずやって来ます。たいてい街の様子を自然に織り込んだり、登場人物との絡み合いで描写したりと難しい英語が半ページ以上続きます。でもここ!!でめげずに先に進むことが肝心です。その難所の向こうにははらはらどきどきリアルなサスペンスの世界が待っていますから。 | ||||
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この小説の出だしは、From the river bounding the city on the north, ...と始まる。このbounding に「流れる」とルビがふってある。辞書に載っている意味とは随分違っている。こうのような場合は、こう読むのか,と感心して読み始めました。この様なことを気にかけずに読めば、あっと言う間に読める。すばらしい本を出してくれたものだと、思っている。これなら今まで、英語の小説なんて、と尻込みしていた人にも手が届く。素晴らしい企画を有難う。 | ||||
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この小説の出だしは、From the river bounding the city on the north, ...と始まる。このbounding に「流れる」とルビがふってある。辞書に載っている意味とは随分違っている。こうのような場合は、こう読むのか,と感心して読み始めました。 この様なことを気にかけずに読めば、あっと言う間に読める。すばらしい本を出してくれたものだと、思っている。これなら今まで、英語の小説なんて、と尻込みしていた人にも手が届く。 素晴らしい企画を有難う。 | ||||
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