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無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記
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無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 101~116 6/6ページ
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闘病記は買わない。 まして、作者が逝去された闘病記は。 でも、「最後の挨拶とさせて下さい」のメッセージに、 購入が使命だと思った。 多くの作品に楽しませてもらった読者の使命。 「無人島のふたり」、悲しいほど見事なタイトル。 厳しい病状とは裏腹に、苦渋に絡みとられない筆致。 立派な作品です。多くの人に読んでほしい。 胸がいっぱい、そして、有難うございました。 | ||||
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最期にこんな本を遺してくださっていたこと、驚きと感動で胸がいっぱいでした。 文緒先生の文章はユーモアと切れ味が抜群、そして優しさに溢れていて、それは自分の最期を見つめるこの本でも変わりませんでした。 文緒先生の本が私の人生に与えてくれた影響は、とても大きいです。大好きな作家さんです。 ありがとうございました。 | ||||
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悲しい。けど、この文章も心に深くささり、私もいろいろなことを考えています。本当にありがとうございました。 | ||||
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読みやすい文体で大好きな作家さんでした。 訃報を知った時はショックでしたが、最後まで書き続けた日記とのことで読ませて頂きました。 山本さんの夫さんへの想いが折々に触れ切なく優しさが伝わってきました。 逃げてばかりの自分の、闘病記ではなく逃病記と山本さんは文中でおっしゃっていましたが、つらい症状の中、想いを書き続けることがどれほど大変であったかと思います。 逃げているのではなく、積極的な治療をしている人もいない人も、病とともに生きているのだと思います。 本当によくがんばりましたねとお伝えしたいです。 あと、その頃山本さんが読まれていた小説やマンガが出てきたり、同じドラマを観ていたんだな、と共有していることが不思議な気持ちになりました。 これから先、自分や家族がつらい状況になることがあるかもしれない。そんな折に読み返したくなる本でした。 | ||||
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大好きな作家でした。 よくぞこの日記を残してくれたと心から感謝します。 今後、自分や家族が死に向かう時にこの本を何度も読み返す事になると思います。 | ||||
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大好きな作家さんです。 新作が発表されるたび、自分へのご褒美のように、毎回ゆっくり読ませて頂いていました。 次作がもうこれから発表されないのかと思うととても寂しいですが、これからは手元にある文緒さんの作品を何度も読み直しながら、大切にしていこうと思います。 この本の中に出てくる、文緒さんのこれから書こうと思っていた作品の構想を読んで残念でなりません。 最期まで文緒さんらしいピリッとスパイスの効いた文章でした。 | ||||
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「自転ー」を一気読みしてから文緒さんのファンになりました。大好きな作家さんを見つけたと嬉しくなり、過去の作品を読み耽っていた矢先に、インスタで訃報を知り、驚きとその日仕事が手につかない程でした。まだまだ、文緒さんの本を読みたかった。 本作の感想です。もう亡くなっているという事実を前にして、悲しくなるのだろうと覚悟していました。残された日々をどう生きるのか、決して取り乱す訳でも、投げやりに嘆く訳でもなく、冷静に客観的に書かれて、さすが作家さんだと思いました。そしてこれから残される人を、折に触れ気遣う文緒さんの優しいお人柄と、少し笑ってしまうエピソードからは、実はチャーミングな方だったんだろうなと、推察されました。そして人生は限りがあるんだと再認識し、自分がどう生きたいか考えるきっかけになりました。 これからも文緒さんの作品を読み返して生きたいです。ありがとうございました。 | ||||
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時々泣きながら一気に読みました。 がんはなんと残酷なのか。 最後の方に何度か書かれている終わりの言葉に胸が締めつけられました。 とても悲しいのにまた読み返したくなり、毎日パラパラめくっています。 かわいらしく綺麗な表紙、「自転しながら公転する」と同じく上がギザギザの天アンカットの素敵な本です。 大切にします。ありがとうございました。 | ||||
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山本文緒さんの著書は殆ど読んでいます。 訃報を聞いた時、本当に驚きました。出産でしばらく読書をする時間が 持てなかったのですが、段々と時間が出来て、また色々読もうと思った矢先 でした。 うつ病を発症されていた頃の方が取り乱されている印象ですが、その気持ち 分かります。私も大病を経験しているので、そういった本当に驚く様な事が起 きた時って妙に冷静になってしまうのです。むしろ、日常の些細な問題の方が 苦しいような。その空気が伝わってきて、より悲しみが伝わる日記でした。 山本文緒さんは私の事をご存じではなくても、これほど居なくなられて困る 、本当に悔しいと感じる事はそうそうありません。この本で新刊は最後なんて。 悲しいですが、、。ご冥福をお祈りします。 | ||||
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誰もが経験するだろけど、怖い死について、少しだけ不安がなくなった。 どれほどの苦しみだったのかはご本人しかわからないけれど、日記を読む限り、なんとか自分にもできそうで、恐怖を感じずに逝けたらよいなあと思えた。 | ||||
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ちまたでは注射のせいでガンが増えてるという噂があるが、著者は打ってないとのこと。それは私に救いとなった。 会いたいけど呼びつけるのも遠慮されるというくだり、せつない。 | ||||
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私にも精神疾患があり、『再婚生活 私のうつ闘病日記』はお守りのようにいつも読んでいました。訃報を聞いた時は本当に悲しくて、だからこの本を読むのが少し怖かったです。でも貪るように読みました。本が終わりに近づくにつれ、もう文緒さんの文章は読めないのだという事実が苦しく、でもこの本を読めてよかったという気持ちも湧いてきました。文緒さんの文章が好きです。文緒さんみたいにやさしくて人間味のある文章が書けたらいいな、そう思いながら文緒さんの文章を読む時間はかけがえのない時間です。最後まで書き切った文緒さん、本当にありがとうございます。だいすきです。 | ||||
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昨年訃報のニュースを聞き、驚いて一番に母に伝えました。好きな作家さんだったので。 その母がいま膵臓癌の闘病中です。 今作の発売を楽しみにしていましたが、 お亡くなりになった病名を知ってから 読むのがとても怖かったです。 怖かったけれど、読まなきゃいけないと 思って、朝から一気に読みました。 辛かったです。母は闘病中だけれど、 どうしても重ねてしまう。 がんはお別れの準備時間が長いとの一文が とても印象的でした。 長い準備時間を本人やまわりはどう使えばいいのか、まだ全然わからないけど、 大事にしようと思いました。 最後にこの本を出してくださりありがとうございました。 | ||||
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とても哀しい。私生きる糧であつた文緒さんの色々。鬱を患いながらも素晴らしい本を世に出してくれて、お人柄が伝わってくるエッセイも大好きでした。急な事で凄く動揺してこの本を読みました。泣いてしまいましたが、文緒先生らしい、繊細で人の迷惑にならないように…王子と話せて逝ったのだろうと思いました。美しい本をありがとうございました。 | ||||
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届いたその日に一気に読みました。 本当に強い人だったと思います。読み進んでいくうちに辛くなりました。 冷静に書き続け(心の中は計り知れませんが)小説家として立派な最後でした。 でも文緒さん、最後まで真摯に付き添ってくださった王子、また素晴らしい訪問介護の先生たちに恵まれてまだ20年、30年は早かったけど幸せな最後でしたね。 文緒さんの本をまた読み返しています。 私もあのフラワーショップカフェにはたまに行くので、一度お会いしたかったです。 亡くなられて1年が過ぎましたがご冥福を祈ります。悲しいです。 | ||||
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『恋愛中毒』から、エッセーや小説が出るたびに楽しませていただいていました。 本当にこれが最後の著書になってしまうのかと思うと、せつないです。 体調と感情の波が繊細に語られていて、良いときは穏やかで楽しそうなのに 悪いときは苦しそうでつらそうで。 決して後ろ向きではないのですが、受け入れていく過程がありのままに描かれていました。 次に書こうと思っていた構想についても触れられていて、読めないことがただただ残念で。 うつを乗り越えて、またほどよいペースで本を出して下さるのだとばかり思っていました。 カバーの装丁、すごく素敵ですね。カバー下の表紙にも、ぐっときました。 | ||||
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