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真夜中の密室



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真夜中の密室

真夜中の密室の評価: 3.67/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

大好きな作家様の最新作

1ヶ月弱の手術&入院が決まっているので、モチベーションUP
真夜中の密室Amazon書評・レビュー:真夜中の密室より
4163916016
No.2:
(5pt)

ディーヴァーは裏切らない。

久々のリンカーン・ライムシリーズ。全く飽きさせない展開に脱帽です。
梱包も折れず、綺麗に到着しました。
真夜中の密室Amazon書評・レビュー:真夜中の密室より
4163916016
No.1:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

すべてのロックされた鍵がアンロックされて終わる

2022/4月に読んだ「リンカーン・ライム 教科書どおりの犯罪」(短篇集「フルスロットル トラブル・イン・マインドI」)が最後のリンカーン・ライム物でしたが。<Who-Done-It>が綺麗に反転して正に教科書どおりでした。長編は、「カッティング・エッジ」(2019/10月)以来になりますね。
「真夜中の密室 リンカーン・ライム "The Midnight Lock"」(ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋)を一気に読み終えました。ディーヴァーは、いずれにせよそうなります(笑)。 
 州議会議員補欠選挙を控えたニューヨーク。厳重に施錠された高級アパートで住居侵入事件が発生します。住人の身体的被害はなく、犯人は錠を開けるピッキング技術を<錠を閉めること>に利用して立ち去っていました。愉快犯なのか?その目的は?後には「<因果応報> ロックスミス(解錠師)」という犯行声明が残されていました。侵入時犯人が撮影したと思える写真がネット上にアップされ拡散。リンカーン・ライム+アメリア・サックスとそのチームが捜査を開始します。用意周到な犯人像は、ライムに"ウォッチメイカー"を想起させます。果たして、物語は何処へ辿り着くのか?
 これから多くの方々が読むことになるでしょうからいつものように詳細は控えたいと思います。
 暗黒街の大物を前に失策するライム。登場するニューヨーク市長。メディアの実状を反映しながら、得体の知れない陰謀論系ブロガーが出没し、"ロックスミス"のメイン・ストーリーに加えて幾つかのサイド・ストーリーが"キングギドラ"の首が(たとえが、古(笑))絡まり合うように複雑さを増し、初期のリンカーン・ライムものに比べるとどうかなと思わせつつも、しかしながら中盤を越えたあたりから、予想のつかない展開が雪崩の如く繰り返され、レッドヘリングに翻弄されながらも、仕掛けられた多くの伏線が整然と収まるべきところに回収されていきます。それは、やはり見事だ。正にすべてのロックされた鍵がアンロックされて終わりを迎えます。理屈抜きで楽しめる読書になることは間違いありません。
 誰とは言えませんが、新しいメンバーがライムのチームに加わります。ということは、まだまだ「お楽しみはこれからだ」。
真夜中の密室Amazon書評・レビュー:真夜中の密室より
4163916016

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