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(短編集)
爆発物処理班の遭遇したスピン
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爆発物処理班の遭遇したスピンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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個人的には、「テスカトリポカ」より全然楽しんで読めました。 「Ank: a mirroring ape」も非常に面白かったのですがそれに似たテイストの作品も含めて収録されています。 SF系からホラーみたいな作品、サスペンス系など、ジャンルも様々で、どれも秀逸でした。 ・爆弾処理班は解除不可能と思われる爆弾に挑む表題の作品 ・クリーチャー造型家の知られざる一面を描く、ジェリー・ウォーカー ・アウトローの悲哀と狂気を描く、シヴィル・ライツ ・どかか懐かしい香りのするホラー、猿人マグラ ・シリアルキラーの芸術作品に秘められた闇に迫る、スマイル・ヘッズ ・引退した刑事への取材を重ねるジャーナリストが遭遇する狂気、ボイルド・オクトパス ・戦後の日本での救いのない闇を描く、93式 ・犯罪歴のある男が経験する日常に潜む狂気、くぎ が掲載されています。 基本的にすべて面白いですが、冒頭の2作は映画化されてもいいくらいですね。 作者の発想力や取材力には頭が下がります。 粗製濫造の作家が多い中、濃密な作品たちを堪能できる1冊です。 | ||||
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佐藤究先生の作品はこちらが初めて。 書店でサイン本だったため手にしてみましたが、どの物語も違う趣きがあり同一の作者であるとは思えない差別化を感じました。 短編のそれそれが異なる味わいで、本当に面白い小説家先生が陽の目を浴びた事に関心しました。 決して読み難い本ではないので、あらゆる世代の方に触れてほしいものです。 おもろかったわーい! | ||||
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「テスカトリポカ」に衝撃を受け、「Ank: a mirroring ape」を手に取った私のような読者は、きっと数知れないことでしょう。今作は短編集ということもあり、これらのような圧倒的作品ではないだろうと油断したのが間違いのもとでした! 気づいたときには「テスカトリポカ」「Ank: a mirroring ape」を読んだ時と同様、「書が圧倒的な表現力で君臨し、魅了され、且つねじ伏せられ読まされている」感覚の読書をしている自分がいました。 「もはや、『佐藤究はジャンル』なのでないか」とさえ感じてしまいます。 | ||||
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