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技師は数字を愛しすぎた
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技師は数字を愛しすぎたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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始まって数ページでいきなり密室殺人が起こり、一気に作品世界に引き込まれた。しかし、現場の密室状況から見て、どう考えても方法(トリック)がひとつしかなく、わかりやすすぎるのでにわかに興が冷めた。 さらに、容疑者がたった三人だけというのはいかがなものか。しかも、いかにも真犯人じゃないよ、というヤツを抜いたら、残りの二人はどっちも怪しいので、中盤で起きるさらなる密室殺人でも、まったく謎や魅力を感じなかった。これを『密室トリック』と呼んで欲しくない。 もちろん、途中でトリックと犯人がわかっても面白いミステリはきら星の如くあるが、この作品の密室トリックはいかにも古くて単純で幼稚。50年以上前の作品だからしょうがないのか?じゃあなんで今出版する?タイトルも格好いいが意味不明だった。 ここ3年くらい、毎日ミステリを読んでいるが、一向に面白い作品に出会えない。いい加減イヤになるが、活字中毒なので本を読まないと居心地が悪い。本好きだったという過去に縛られているだけだとも感じる。 今度出るカーの『皇帝のかぎ煙草入れ』の新訳が欲しかったが、この作品のせいで買う気が失せた。 このままでは、名作を4度、5度と読み返すだけの読書ライフになってしまう。(まあ別にそれでも良いかな…) | ||||
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