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星を継ぐもの
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星を継ぐものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全504件 261~280 14/26ページ
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SF小説で感動するとは思わなかった。私が読んだSF小説の中でもっとも気に入ってます。 作中には悪人もなし、戦いもなし、お色気もなし.....、ある出来事があり、科学者である主人公が謎を解いてゆく。ひとつ謎を解いたと思えば、その仮説に矛盾する事象が現れる、科学者同士で議論し推測する.....。文章にするとこんな地味なストーリーですが、一気に読み通してしまいたくなる内容です。訳者さんも上手いのでしょう、きっと。 はじめて読む人は自分も主人公の同僚として研究チームのひとりになりきって読むといいでしょう。ある程度、科学的な内容も多く含みますが、まぁ中学〜高校の理科をやっていれば充分理解できるでしょう。生物学っぽい内容のところではダンチェッカー先生がみっちりと解説してくれてます(笑)。 漫画版もよくできていますが、やはりはじめは小説版を読むことをおすすめします。 | ||||
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今までなんとなくでしか理解していなかったことに、こういったSF的解釈を入れることで、何もかもが面白く、そして爽快につながった。 ハードSFというジャンルは最初どういったものかわからなかった。しかし本書を読んで納得。ファンタジー、アクション、ヒューマンドラマ、コメディ、こういった要素を極限まで排除している。ひたすら学者たちの議論、調査、討論で話が進んでいく。おいおい、そんなことをして本当に面白い作品になるのか?と思いますよね?ご安心ください。めちゃくちゃ面白いです。しかも、これらのファンタジー要素などはすべて「宇宙へのロマン」という形で読後、あなたを満たしてくれます。本当にすごい作品だと思う。 突拍子もない発想がここまで論理武装されると正直何も言えない。専門家が見たら違うのかもしれませんが、私のような一般の人間がこれを読むとすべてのつじつまが合ったように思わされます。 作者の言う通り!世界はこれでいいんじゃないか?とさえ思わされてしまうほど。でも現実は違います。フィクションって怖い。 それにしても、ここまで世界を面白く見ることができるなんて本当に作者が羨ましい。 | ||||
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kindle whiteをやっと買ったので小説を読むぞ!とアマゾンオールタイムベスト100からこの小説のレビューが良くてチョイス。しかし検索したらkindle whiteにはアップされていなかった。(T T) しかたなく、久々に図書館に走りました。 文庫本の文字が小さくもう少し大きかったら読みやすいのにと思ったのでkindle whiteにやはり入れてくれないかな~と切に希望します。 内容については他の方々が絶賛するだけあって面白かった。三部作なのをあとがきで知ったので、また続編を図書館で借りて読む予定です。 | ||||
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読書は好きだがなぜかSFは避けるような感じで今まで一度も読んだことがなかった。Amazonオールタイムベストでこの著作の存在を知り人生初のSFを読んでみた。これ40年ほど前に書かれたの?と思うほど、今読んでも全く古さを感じず、ぐいぐい引き込まれました。私のように「SFなんて」という食わず嫌いの人にぜひ読んでもらいたい作品。 | ||||
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文庫本の帯に書かれた以下の宣伝文句が、決め手になりました。 ”(創元社の)読者投票第1位 創元SF文庫を代表する1冊! 星雲賞受賞” 久々に読んだSFでしたが、この謳い文句どおり、非常に面白かったです。 アーサー・C・クラークの「2001年宇宙の旅」や「地球幼年期の終わり」と同類の、人類の起源と未来を壮大に歌い上げた作品ででした。 あくまでも空想の世界ではありますが、科学的な解明や大発見がされる時に感じる興奮を、読み進めていくと味わえ、とても魅力的です。 少年の頃、SFに熱中した時に感じた"ワクワク感”を思い出しました。 | ||||
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昨年の年末(平成25年12月)に、初めてこの本を読みました。 もう、裏表紙の「月面探査中に、赤い宇宙服を着た人間(?)を発見した。調査の結果、その赤い宇宙服を着た者は、なんと5万年前の人物(?)であることが判明した」という記載だけで、物凄く想像力を掻き立てられます。 しかもこの本。 1980年に書かれたとのこと。 今から30年前に、こんな素晴らしいSF小説が書かれたなんて。 著者の限りない想像力、まさに「宇宙の果て」まで見抜けるような想像力に、本当に感心・感激した次第です。 何がこんなにこの小説が我々読者を惹きつけるのか? それは、「リアリティ」に尽きると思います。 完全なSF小説なのですが、緻密な構成で、一片の「矛盾点」もなく、「この話し、実話なのではないだろうか?」と、想像力を掻き立てられずにはいられないと思います。 2014年の今読んでも、全く色褪せることない小説です。 色々と、「宇宙」関連の本を探していたら、この本が出てきました。 書店でただ眺めていても、この本にたどり着くことはあり得なかったと思います。 「アマゾンって、すげぇ!!」と、アマゾンにも感嘆した次第です。(笑) | ||||
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第2部以降もあるけど まあ あとはあと^^ これが 金字塔!! | ||||
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楽しくてあっという間でした。三部作というなので続編に期待します。 | ||||
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地球以外の惑星で生物の存在を今だに発見できずにいるのが現代。 火星探査機が火星の地から水分らしきものを発見しただけで世紀の大ニュースになるくらいだ。 ハードSF作家ホーガンのデビュー作である本作はスケールが違う。 月で地球人そっくりの死体が発見される。調べてみるとその死体は死後5万年経っている。 果たしてこの死体の正体は? 冒頭のプロローグが全く意味不明なのだが、しかし最後まで読むとこのプロローグの意味が判って「あっ!」 となる仕掛け。この読後感が素晴らしく、これが唯一無二の読書体験となるので今ではカルト作になっている 所以だろう。 確かに読む価値あります! 自分は読んでいる途中はそれ程ドキドキするような興奮はなかったのだが、読み終わってもあまりピンと来なかった。 しかし数週間たってからなんだかジワジワ来ました。よく判らなかった部分はネット検索してみたりして。 作品文中に「巨人」という言葉が出てきます。冒頭部分に出てきてその後も何度出てきて重要なキーワード になるのですが、この巨人の解釈がけっこう誤解を招くのでちょっと注意が必要かもしれません。 | ||||
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ところどころ和訳した時の微妙な感じはあり、聞きなれない言葉が少し邪魔になるが、どんどん引き込まれていく。 自分で考えている物語の進み方の推測をどんどん越えてくる。続編が読みたくなる一冊。 | ||||
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次々とストーリーが展開して行くので、最後まで読んで、次作の「ガニメデの優しい巨人」が 読みたくなった。ただ宇宙戦艦とかスターウォーズのような動きは無い。 | ||||
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今更ご説明するまでもないほど有名なSF作品です。 遅まきながら読んでみたのですが、私が読んだSF作品の中でも断トツの素晴らしい作品でした。 (私自身、SF作品はあまり読まないのですが、それでも凄かったです。) 厳密な物理法則などを勘案すると 「いや、あり得ないよそんなこと」という考えもあるのかもしれないのですが、 それを差し引いてもやはりホーガンの想像力と創造力、構成力などに感服せざるをえません。 どうすれば、こんなことを思いつくのか……。 そもそも現代ですら宇宙の殆んどが「ダークマタ―」と「ダークエネルギー」で出来ているような説明をされているような状況であり、 要するに人類は宇宙について殆んど知らないに等しい状態であるにも拘らず、 30年以上前によくこんな練りに練った構想を作り上げたられたものです。 ミステリーとしても秀逸な展開です。 最初に謎が提示され、それを様々な分野の高度に専門的な知識を用いて推論をたて、 未知の文字の解読などを進めてゆくと、更なる謎が現れる……。 深まる謎が読み手を惹きつけ、頁を繰る手が止まりません。 そして真相が明かされた時の驚きと爽快感。そうきたか!と唸らされました。 続編を読むのが愉しみです。 | ||||
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SFとしてもそうですが、伏線回収系のミステリーとして、とても面白かったです。 2回読むといいと思います。 | ||||
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名作って、後から読んでみると案外そうでもなかったりします。 それは期待値の高さのせいであったり、 名作であるがゆえ、色々なところで換骨奪胎されているために「何このありがちな話」と思ってしまったり、色々な理由があるのでしょう。 そんな中、この「星を継ぐもの」は素直に楽しめました。本筋のネタがそれほど引用される類のものではなかった(自分は見たことがありません)こと、主人公とライバル博士の人間関係などの味付けも面白かったこと、そして最後の締めがSF云々ではなく普通に文学的に良いと感じられたことなどが原因かと思います。 ガンダムの映画でも引用された印象的なタイトル、せっかくだからどんな作品なのか読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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このアトまだ続きがあるみたいなんですが…実はこれだけでおなかいっぱいになってしまった 話の展開はすっごく面白いんですけど、続編があるよと言われると、逆に読みたくないような… それだけこいつの完成度が高いのだと思っています。 | ||||
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SFとジャンルわけされるものには興味がなかったが、評価が高いので読んでみた。 科学や生物学の知識が余りないからか、もしかしたら現実もそうかもなとリアリティを感じながら読めた。 何度か謎解きのようなものがあり、先へ先へと読み進めたくなる。読みながら美しい映像が浮かんでくる感じもした。 ラストもさりげないが衝撃的でよかった。 読了してみて、特に印象的だったのが、チャーリーたちルナリアンの社会だ。 そこには個人の自由はなく国家の管理のもと強制的に工場や軍隊に従事させられる、なぜなら厳しい環境から抜け出し、 種を保存できる惑星に移住するために。 あまりにも当たり前な存在の自分一人の中にも、人類の歴史が刻まれてることを感じさせてくれるし、 種を維持発展させようとしてきた人類のはてなき挑戦の物語があったのだ。 今を生きる自分も未来の人類の架け橋なのだと、希望と責任感を感じた。 | ||||
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ホーガンという作家の良さは、すべてこの作品に表れています。 作者のパーソナリティがそのまま作風になってる。そんな感じを受けます。 読めばわかりますが、 なんといっても"科学"、これに対する敬意、熱意がヒシヒシと伝わってきます。 科学こそが、人類の人類たる所以であり、叡智の結晶なんだゾ。とでも言わんばかりです。 (科学の不完全さを認めたうえで、それでも科学こそが人類の拠り所なんだ、と。) あと、ホーガンの作品には人間愛があります。 「人間はほんとにどうしようもねえな」と思いながらも、 「だけど人間は捨てたもんじゃねえだろ」と言いたいけど、大きな声では言えない。 そんな作者の心情が、この作品から推し量ることができると、私は勝手に思っています。 そんな作者へのシンパシーが発生するかどうかが、評価の分かれ目。 (私は完全に打ち抜かれました。ここ10年以内に読んだ本の中では、最も面白かった作品だと断言できます。) [追記] ホーガンの作品には、SF特有のマッドっぽさが、あまりないです。 (SF小説というジャンルにおいては、人間というものに対して、とかく冷淡な扱いになりがちです。 その、客観的で、冷徹で、突き放した視点、がSFの良いところでもあるわけです。 マッドで何が悪いの?人体改造、自律進化、遺伝子操作、上等でしょ? 倫理なんかクソ以下の価値もねえぞ、とでも言わんばかりの。) なので、そういうSFの冷酷さが苦手な人でも、割と受け入れられやすいのではないかな、と思います。 ためしに読んでみる価値は、充分以上にありますよ。 | ||||
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以前からSFは好きだったが、この作者の着眼点と科学的な根拠はかなりのレベルにあると思う。 | ||||
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SF作品には科学的背景とリアリティが必要だと思っています。しかし、物理学の発達は作家の想像力を超えたものになってしまい、SFそのものが書きにくくなっているのでしょうか(?) 最近の作品はファンタジーというか、中世騎士物語やギリシャ神話を現代・宇宙に焼き直したようなものばかりと感じています。 その点、この作品はSFの原則をしっかり守って「ハードSF」の名に相応しいハイレベルな水準に仕上がっています。進化の話と惑星形成の話を一緒にする発想はしばしば見ますが、ここまで見事にストーリー化した作品は他にないと思います。 しかも、ガチガチのハードSFにありがちな、理論ばかりを並べる手法ではなく、物語そのものがサクサクと進んでいくので読むのを止められません。心に残る名作です。 | ||||
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こんなにスケールの大きな物語は初めて ただ最初の4~50ページは人物の把握や環境の説明が難しく 読みづらかったが そのあとはぐいぐい引っ張られます 今の映画の技術があれば この物語映画に出来ると思います プロメテウスのようなつまらない映画を作らず この物語を是非映画化して欲しいです | ||||
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