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俺ではない炎上
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俺ではない炎上の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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面白かった、ドキドキした、共感した、悲しかった、騙された。読み終わって、様々な感情が入り混じった。逃亡のくだりは読んでいてすごくドキドキした。それにしても、「自分を正当化」することで、他人を傷つけることはあると思う。人間皆、孤独で勝手なんだろう。「ゴルフってのは孤独なスポーツなんだよ」「社会との繋がりを求めるためにパートに出ることにしました」「自分は悪くない」「どうして私の気持ちをわずかだって慮ることができないのだろう」。考えさせられた。 | ||||
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とある理由で昨年から完全にSNSなしの生活をしてますがこの本読んでSNSをしてようがしていないが、いつ自分が見覚えもないことで犯人扱いされるか分からないし便利になりすぎた時代が「怖い」と思いました。 | ||||
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小説は中々惰性で読むことはあったが、読了までかなりの時間を要する僕だったが、この小説は1日で読み切った。文章力、物語構成はもちろんのこと序盤に散りばめられた謎だったり、伏線が徐々に回収されていく展開にとてもみはいった。最後はさすがに痺れた。脳に電流走りました。 これはマジでおすすめです。 | ||||
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普段ミステリー系の作品は読まないのですが、書店で平積みされていた本書がたまたま目に留まり、気になって後からAmazonで購入しました。 物語は、大手企業の営業部長・山縣泰介が、濡れ衣でありながらSNS上で女子大生殺害事件の犯人として拡散され、大炎上するところから始まります。あっという間にSNSで情報が広まり、山縣泰介は逃亡生活を余儀なくされます。 逃亡といっても、たった一日程度の出来事ですが、その短い時間の中で山縣泰介が身体的にも精神的にも追い詰められていく様子が非常に丁寧に描写され、読みながら緊張しました。 作中では、SNS上の炎上の様子がツイートの形式で表現されており、その多くが無責任な発言として描かれています。真偽のわからない情報に基づいた憶測や決めつけの発言が目立ちます。そこからは、自分が正義であるという盲信が読み取れます。それはSNSだけに限らず、物語上で名前を持つそれぞれの登場人物にも共通しており、「自分は正しい」という思いがどこかにあることが徐々に明らかになっていきます。 タイトルの『俺ではない』は、山縣泰介の無実を指しているだけでなく、「自分のせいではない」と自身を正当化しようとする人間の心理をも指しているように思います。これが、この小説の大きなテーマの一つなのでしょう。 さらに、終盤ではこの小説に巧妙な仕掛けが施されていることが明らかになります。「なるほど」と思わず唸ってしまいました。読んでいる最中、実はほんの少し違和感がある箇所があったのですが、この仕掛けによるものだったとわかりました。この違和感も、完全に隠そうと思えば隠せたはずの部分を、あえて作者が調整していたように思います。 ミステリーではありながらも、SNS炎上や世代間のギャップといった社会問題が落とし込まれ、また山縣泰介の逃亡の中での精神的変化は哲学的でもあります。普段ミステリーになじみがない人にもおすすめです。 | ||||
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いやぁ〜、すっかり騙された!! 物語としては、主人公を装ったSNSアカウントが殺人した旨の投稿をし、主人公が疑われながら警察から逃げ続けるといった内容。 もう警察から逃げてる間のスリルすごかったなぁ。 心折れそうになりながらも逃げ続ける主人公がたくましすぎた… 犯人を推理しながら読んでたんだけど、見事にミスリードされた! 是非ともドキドキとスリルと犯人が分かった時の興奮を、ご賞味あれ! | ||||
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騙されたと思って最後まで読んで欲しい。 | ||||
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終始次は次は?と読まされました また現代のネット社会の問題をとても上手にわかりやすく描いてくれていて、「そうそう」と、とても共感するところが多かったです ジェネレーションギャップのところでは団塊ジュニア世代あたりの思うところをとても本質をつきながら、上手に書かれていたので、その世代の作者かと思ったらまだ35歳じゃないですか すごいな作家さんは ただ、タイトルにも書きましたが、最後らへん急に変な感じの描写になり???になりました この作者さんの作品初見だったので、よく分かってなかったのですが、叙述トリックというやつだったんですね 読み終えた後に、ここにある色んな方の口コミをみて、ようやく「そういうことね」と理解は出来ましたが、読み終わった瞬間はモヤっとしました | ||||
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なかなか面白かったけど、初めの部分の無実の人がどんどんと孤立していく過程がなぜだか読んでいて少し辛かった(怖かった?)ですが、主人公が前を向き出した当たりからぐんぐん読み進められました。 使われているトリックとしては目新しいものではないはずなのに… なかなか面白かったです。 | ||||
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いつのまにか10年という長きにわたり自分の名前でTwitterのアカウントを作られていた男性山縣泰介。 彼の知らないところでこのアカウントの主は殺人を犯したことをTwitter上で発表する。その情報に群がる 人間たち。巧妙に仕組まれたこのアカウントでの犯罪によって中年の真面目なサラリーマンである山縣は 窮地に追い込まれる。彼の逃亡劇が始まる。彼を追うのは警察だけではない。自分なりの正義を 標榜する多くの人間たちが彼を追い回す。SNSが社会環境になっている今の世の中で、これは 厳しい警鐘となる。彼らは自分だけは正しいと思っている。しかし、このようなことを誰が仕組んだ のか。後半は犯人探しとなるが、ロジカルモンスター浅倉秋成は綿密な舞台設定を用意し、さらには 巧妙なまでの時系列的叙述トリックで読者を惑わしてくれる。これは立派な社会派ミステリーであると 同時に今の世の中のSNSを通じた大衆のあり方への痛烈な批判となっている。スピード感あふれる 物語の展開も素晴らしい。この作家結構器用で読むものを飽きさせない。 | ||||
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めちゃくちゃ面白かったです。ただちょっと色々わかりにくかったので、気付いた瞬間に驚愕!とまではいきませんでしたが。私の理解力の問題かな? あと、一言言いたいのは、初翔馬は「何も悪くない」でしょ。これを個人の責任とか言うなら、Twitterの存在自体が「悪」ということになるのでは? | ||||
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誰が犯人かなかなかわからない | ||||
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**SNSで「女子大生殺害犯」に仕立てられた男の驚くべき真相** ある日突然、SNSで「女子大生殺害犯」に仕立てられた男の物語。日本中が敵になり、必死の逃亡を続ける主人公。しかし、彼が辿り着いた真相は驚くべきものだった。 本作は、SNSの影響力の恐ろしさと、真実を見極めることの難しさを描いた傑作です。主人公は無実なのに、SNSの炎上に巻き込まれ、追い詰められていく。果たして彼は真相を明らかにし、自身の名誉を取り戻すことができるのか? 登場人物の心情描写も丁寧で、読者の心を掴みます。また、SNSの闇や世間の偏見など、現代社会の問題にも迫っています。 本書は、浅倉秋成氏の代表作「六人の嘘つきな大学生」の続編にあたる作品です。前作同様、驚きの展開と深い洞察力が光る傑作となっています。 SNSの影響力の恐ろしさ、真実を見極めることの難しさ、そして人間の心の闇を描いた本作は、必読の一冊です。ぜひ、この驚くべき真相を確かめてください。 https://amzn.to/3y5DVtQ | ||||
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ある日突然連続殺人事件の犯人だと勘違いされてしまった50代の男の話。 周りの反応がリアルで自分がそうなったらと何度も考えた。 寝る間も惜しんでその日の内に読破。犯人をわかりにくくするための説明が2,3箇所強引だなと思ったけどとても面白かった。 | ||||
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読み始めてすぐに、「誰が犯人で、どんなトリックを使っているのか?そもそも目的は何のか?」がめちゃくちゃ気になりました。 そして、いっきに読み進めてしまい、まんまと作者のトリックにひっかかるという。 めちゃくちゃ面白かったです。 炎上中の人を捕まえてやろうと、警察だけでなく一般人からも追われるのも、スリリングで楽しめました。 | ||||
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まずミステリーとしての完成度が非常に高いです。多くの伏線が終盤に次々と回収され、ストーリーが綺麗に繋がっています。個人的に印象に残ったのは、序盤の主人公への追い込みで、読むのが辛くなってくるほどでした。 また浅倉秋成作品特有の人間の2面性を扱っており、作品に深みを持たせています。読んでいるうちに、各人物への印象がコロコロと変わります。押し付けがましくはないですが、じんわりと染みるメッセージ性があり、登場人物の振る舞いを通して、自分自身の行動も振り返させられます。 とてもおすすめです! | ||||
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ともかくトリックがスマートでエレガント! ミステリを読み慣れていない人が読んで、ポカンとなるのも楽しいと思いますし、 ある程度読み慣れている人も、作者の素晴らしい手際を褒めたたえて喜べると思います。 主題も時代に合っていて、引き込まれます。 ただ、明らかになった真相については、少し強引に感じられました。 | ||||
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なかなかいい | ||||
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ストーリーがおもしろいのでそこまで気にならなかった。 完全にミスリードさせられました。 映画化してほしいが難しいかな? あとモブのツイートの解像度がすごい。 昨今の芸能人やスポーツ選手の報道に対してのネットで見るコメントまんまだった。 こういうこと発信する人達いるなぁーと。 自分への戒めにもなりました。 | ||||
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浅倉秋成さんの「六人の。」が面白かったので手に取りましたが、期待以上でした。浅倉さんの描く主人公は無欠のヒーローではないのですが、なんとなく憎めない、好感度のある人物です。著者のキャラクター描写が優れているのでしょう。この作品でも山縣は、部下に対して「自分に甘い」と評価を下しているのに、結局一番自分に甘かったのは本人ということに気付かされます。「六人の。」が5スターでしたので、あえて4ですが、秀作です。 | ||||
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文章内に仕掛けがあります。そこに気づくとハッとして面白いです。 | ||||
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