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パンとサーカス



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【この小説が収録されている参考書籍】
パンとサーカス

パンとサーカスの評価: 3.94/5点 レビュー 52件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 41~52 3/3ページ
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No.12:
(5pt)

今の日本が描かれている。

この本が出てから読みはじまたばかりで安倍銃撃事件が起こった。
現代の政治ばかりでなく。社会に腐敗ぶりはここに描かれている通りで、ここではテロであるが、アベ銃撃が起きる前はテロでしかそれは動かないのではないかと思われていた。
この「パンとサーカス」のストーリーも面白いが、現実がもっと過激であったことがわかった。
今人々がこの問題にどのように向き合うかが問われていますが、「パンとサーカス」のように一定の人たちが動かないとダメなのかとも思える。
「パンとサーカス」はとても示唆的なストーリーであり、作者自身も日頃からの発言も大きく、島田さんの発言と合わせて読んでいただくとこが必要かと思います。
パンとサーカスAmazon書評・レビュー:パンとサーカスより
4065268745
No.11:
(5pt)

面白い!

こんなに分厚い本を一気に読んだのは久しぶりでした。ワクワクしながらあっという間に読み終えました。実際、こんなことがあるんだろうなぁ…と現実と結びつけながら読むのも楽しかったです。
パンとサーカスAmazon書評・レビュー:パンとサーカスより
4065268745
No.10:
(1pt)

酔っ払いの戯言のようで買うに値しなかった

とにかく妄想だらけ。根拠のないことが多いので内容が薄く心に響かない。飲み屋で酔っ払いの戯言を強制的に聞かされてるようで読了できなかった。本棚には飾りたくないのでブックオフ行きですね。
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No.9:
(5pt)

モデルは山本太郎さんと聞きました

島田氏の作品群の視点はいつも何か癒されてしまう
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No.8:
(5pt)

安倍晋三氏殺害とこの物語

読んでいる最中に、安倍晋三氏殺害事件が起きたので、現実をより深く理解できたように思いましたよ。真実は、自分が積極的に動かないと姿を現すことはないんでしょうね。
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No.7:
(5pt)

痛快

読みすすめるのがもったいないくらい面白い。アメリカの属国日本の政権を笑う。
 映画『ジョーカー』以上の痛快さ。
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No.6:
(5pt)

真実ノンフィクションを、フィクションでリアルに表現

島田教授、タイムリーな作品をありがとうございます!
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No.5:
(4pt)

夢のない革命物語

島田氏の世の中に対するうっぷんが強く伝わってくる作品。

 エンタメというより、今の日本でまともに、短期間で世直しをするには、どういう若者が集まり、どういう組織を動かして政治を変えるためのテロを起こすかの、島田氏なりのリアルなシミュレーション小説となっている。
 小説だからご都合主義的な部分もあるが、30年間も成長できず、アメリカ利権の属国となり果てた身動きの取れない日本の政治を変えるひとつの方法を提示したものと受け取った。

 メディアでは、理想や希望をのたまう論者が多いが、今の政治を考えれば、小説にあるように革命でも起こさない限り日本は次の30年も変わらないだろうと正直絶望的な気分だ。
できれば、島田氏には、次に平和的民主的な方法で、若者政党が日本を変える小説を書いてほしいと願う。
パンとサーカスAmazon書評・レビュー:パンとサーカスより
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No.4:
(5pt)

人々が気付いてくれれば。

東京新聞朝刊連載で読みましたが、読みごたえがありました。

 CIAを手玉にとった世直し。仮想空間やメディアの仲間と共に、日米合同会議等の売国行為を表に出し、政権交代を実現した人々。暗殺を使ったのはどうかと思いますが、仮想空間でのホームレスのつぶやきが、人々を動かしたというのはお見事。

 挿絵が「コントラ・ムンディ」という仲間たちが交替で書いていたこと、初めて知りました。
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No.3:
(2pt)

政治を裏側から教えてくれる、稀有な小説です。

この社会の裏面が、克明に描かれていて、勉強になりました。
尊敬する前川喜平さんも、講演会で約2分ほど触れて推奨していました。
東京新聞の連載の時よりも、加筆されていて分かり易くなっています。
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No.2:
(5pt)

「米国依存性」という病の最中にあって何もしようとしない日本人

島田雅彦を読むのは「絶望キャラメル」(2018年8月)以来になりますが、「パンとサーカス」(島田雅彦 講談社)を読み終えました。大部のエスピオナージュですが、「米国依存性」という病の最中にあって、平和ボケを謳歌しながら決して何もしようとしない日本人たちに向けての&lt;啓発>の書として、リーダビリティの高い作品に仕上がっています。
 ストーリーを追うことはやめたいとは思いますが、4人の主要人物たちが、大胆な世直しを目論むことになります。
 東大法学部卒、CIAエージェント、寵児。
 広域暴力団・火箱組の後継、空也。
 空也の異母妹、ソープ嬢から介護ヘルパーに転身したマリア。
 ホームレス詩人、元警察官の黄昏太郎。
 監視され、コントロールされる政権。政権の保身に協力すると見せかけて仕掛けられた「任務」とはいったい何?
 彼らが、CIA東アジア担当、寵児の上司・グレイスカイ、日本国首相・犬養を敵に回して(ということは、日米を敵に回して)、畳み掛けるようにして策謀を巡らし、実行し、そして繰り返し諦めることなく突き進んでいきます。理由は、緻密な現実認識に裏付けられたこの国の「現在」を修正したい、変えたい、変革したいという熱の中に存在しています。
 12種類の「元型」をリフレクトして、4人のキャラクターにそれぞれ埋め込まれた「思想」が、私たちの、或いは私の中に渦を巻くように流れ出し、そうしたくともできない「思想」へと到達しているようにすら思えます。その爽快なイメージと彩られたリアリティ。

 軍備、核と向き合いながらも、戦争を回避しながら中立の国を目指そうとする時、何が必要なのか?或いは不要なのか?「納屋を焼いたり、パン屋を襲撃するくらいが関の山」(pp.381-382)のこの国の知識人に求められるものもまた、ここには貪欲に描き尽くされているような気がします。
パンとサーカスAmazon書評・レビュー:パンとサーカスより
4065268745
No.1:
(1pt)

阿部和重氏の『オーガ(ニ)ズム』(2019)をおすすめします。

プロの作家は、たいていの場合、新人賞を通過し、ここで、筆力というものが問われる。しかし、この島田氏の場合、コネで文芸誌に載り、それが、拍手喝采注目され、しかも、篠田一士という大御所に気に入られたものだから、イケメン(還暦すぎた最近では、腹も出てきたようであるが(笑))ということもあり、今日までなんとか「人気作家」(?)として、なんとか作家として生活してこられたと思う。しかし、篠田一士も、ボルヘスの訳(たとえ夫人の専門分野の、英訳から?が、疑われるとはいえ)はなかなか読ませるものの、こと詩の読解(詩に関する本を何冊か出している)に関してはイマイチである。
 島田氏の場合、ちゃんとした文章修行をしてこなかったので、文章は、三十年以上前のまんま、ストーリー展開も、一般人で教養のない人々が尊敬する(笑)ような用語や、知識を披露しているだけで、本書など、聖書のパクリか、アレゴリーか知らんが、ちりばめているだけである。
 ぐだぐだと陳腐なことを並べているだけで、これで長編小説になっているのは、新聞小説だったからである。ネタ本かどうか知らないが、ここに描かれる場面などは、以下の「参考資料」などが想像される(笑)。

1,『パンとサーカスのなんたら』(二十年以上前の勁草書房の単行本)
2,『CIAはなにをしていた』(新潮文庫、映画『シリアナ』の原作)

なお、「パンとサーカス」とは、詩人ユウェナリス(西暦60年 - 130年)が古代ローマ社会の世相を批判して詩篇中で使用した表現。権力者から無償で与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した。パンと見世物ともいう(wikipediaより)
こんな本を読むなら、ちゃんとした小説になっている、阿部和重氏の、日本人とCIAに関する物語、『オーガ(ニ)ズム』(2019)をおすすめします。阿部和重氏は、群像新人賞よりデビューしています。島田氏との筆力の差は、歴然としたものがあります。
パンとサーカスAmazon書評・レビュー:パンとサーカスより
4065268745

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