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八本目の槍
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八本目の槍の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 61~67 4/4ページ
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| 八人の新しい実像に出会えたのはよかったです。 | ||||
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| 江戸時代の新庄藩火消の活躍を描いたデビュー作「羽州ぼろ鳶組」が大ヒットシリーズとなった、歴史小説家・今村翔吾氏の新作である。 本作は、「本能寺の変」後、「賤ヶ岳の戦い」で柴田勝家を打ち破った秀吉軍で活躍し、後に「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれる者たちが一人ずつ物語る形で、一人の男の生き様を描いている。 小姓時代に共に学び語らった同級生とも言える仲間のうち、ただ一人だけ「槍」と呼ばれることのなかった男がいた。 その男は、雪合戦に滅法強かった仲間を「戦の才能がある」と見抜き、兄の悲愴な死から槍を振るえなくなった仲間に「民を守る純然たる武士だけが残る世にしたい」と語り、惚れた女のために生きることを願う仲間に「才能が有れば国の政を執る女がいてもいい」と説き、大望を持たぬよう戒めてきた仲間に「豊臣家を残す道」を託し、変わり者と呼ばれた仲間に「共に夢を語らえる仲間が欲しかった」と吐露し、出世できなかった仲間に「学ぶことを止めたからではないのか、夢を叶えろ、俺も夢を追う」と諭す。 やがて彼らは、それぞれ道が分かれていく。そして仲間の一人が、「槍」になれなかった男の徳川に仕掛けた恐るべき策の正体を追う。 「七本槍」一人一人の回想が、小姓時代、豊臣黄金期、無謀な唐入り、秀吉の死、関ヶ原の戦いと、豊臣という大木の年輪を見るが如く語られ、やがてそれらは大きな物語として紡がれる。 これまで冷血な官僚的イメージで語られることが多かったその男が、本作を読むうちに豊臣を守り残すという己が使命を果たす為に、不得手な武を捨て流すことのなかった汗と、歓喜のときも悔しさに満ちたときも決してこぼさなかった涙でできた氷柱の中に、熱い想いを封じていたのではと思わされ、一槍ごとに削られた最後に現れる「八本目の槍」のあまりにも美しすぎる真の姿を見たときに、魂が揺さぶられた。 今村氏の歴史造詣の深さと豊かな創作力が生み出した、現代社会にも繋がる新しい石田三成像を描いた歴史小説の傑作である。 これは新潮社さんへの私んお勝手な思いですが、この作品は、連載中から注目して読んでいた作品で、毎回、はぎのたえこさんの挿画を見ることで、七人の槍の物語の情景が深まり、楽しめました。 単行本では活字だけですが、槍ごとに、あの絵を入れてくれたら、または巻末にまとめて入れてくれたらと思ってしまいます。 | ||||
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| 小説として読むならば、面白い。しかし、時代小説として読むならば、現代的な視点と解釈が鼻につく。もっとも、現代的な視点と解釈は章に一つぐらいのものでしかないが。京極夏彦氏の作品でも昭和30年代設定なのに、現在のLGBTに配慮しすぎた様なところがあったりするのでこんなものなのかもしれないが、どっかの国の妄想的な歴史観と共通する様な感じがして、気持ちわるい。 | ||||
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| 七本槍という輝かしい栄光を手にした男たちが、守ろうとしたものはそれぞれ違った。 豊臣秀吉カンパニーで部長職についた8人が、それぞれ営業所を任され、 得手不得手関係なく、算術や武術、家族を守るため日中夜努力している様は、 現代にも通じるところがある。その努力が誰でも報われる社会を望んだ、 石田三成はこの時代では異質だったのかもしれない。 | ||||
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| 秀吉の配下となり、「賤ケ岳の七本槍」と呼ばれた男たちと、たった一人で豊臣家を守るだけ最後まで戦い続けた石田治部少こと佐吉の壮大な物語。 本書は、七本槍の男たちが一人ずつ語り手となって描かれていく。 それぞれの出自から秀吉に仕えることになった経緯、出世して大名になり、その後関ヶ原の戦いを迎えるまでの隠された想いや、ほかの七本槍との軋轢、そして佐吉との確執が明らかになっていく。 不愛想で口も悪く本心を明かさない佐吉だが、誰よりも賤ケ岳の七本槍と呼ばれた男たちとの関係を大切にし、彼らの幸せを願い、八本目の槍として豊臣家を守ってきた。 佐吉自身が語る章はないが、ほかの七本槍たちの言葉から、佐吉の隠された想いが伝わってきて、その想いに胸が熱くなった。 史実とは異なる部分もあるのだろうが、こんな物語があってもよいと思う。 歴史小説として最後まで楽しめた。 | ||||
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| 一気に読み終わりました。 史実とは違うかもしれませんが、グイグイ引きつけられて読み終えます。 | ||||
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| こんなに三成は先を見通せてたのかってなるぐらいの、三成が凄すぎで・・・若干ヒキます(笑) 清正や正則ら七本槍と謳われた武将らの目を通して石田三成をクールに描く構成であり、またのっけから物語のキーとなる伏線が散りばめてあるので、読み進む度に興奮が増します。 “米と金”ですか・・・成程ね・・・理を理解するのにおバカな私は小難しかったですが、三成を含めた八人の友情・嫉妬に裏切り等、歴史小説の醍醐味は味わえました。 | ||||
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