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八本目の槍
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八本目の槍の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 41~60 3/4ページ
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| 七本槍それぞれが八本目の槍である佐吉こと三成との関係を主軸に話が展開されている統一性と、純朴な青年たちが世の波に揉まれて、若かりし日のそれぞれの思いが想いのままとならない仲に転じてしまうという、ある意味今の時代にも当てはめられる現実性に感情を引き込まれ、目頭を熱くしながらアッという間に読破してしまいました。ホントに面白かったです。NHKあたりで是非ドラマ化してもらいたいです。 | ||||
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| またしても今村翔吾にやられた。読み終わった後のガツンと残る衝動、心の震え、これは彼の持つ哲学、美学からくるものなのだろうか?読了後、常に己の生き方、美学、残せるものは何か?何か考えさせられ、揺さぶられ、でも明日への活力が湧き起こるこの感覚。 石田三成という人物を三百六十度から俯瞰してみると、彼の描いていた日本という国の未来像が見えてくる。それを行うには、賤ヶ岳七本槍の武将たちの眼と生き様を通して行うというアイディアと歴史史実の研究とストーリーテリングの融合が、とにかく素晴らしい。 三成こと佐吉との、秀吉若かりし頃の小姓時代の過去から、大阪城落城までを七人の武将とのやり取りや絆を通して、この日本史稀に見るキレモノの生き様と哲学と本当の意味での壮大な希望の持てる国作りが、読み進めるうちに一つ一つ明らかになっていく。唐入りの戦いの裏にある米と金の戦い。太閤亡き後の対家康への戦略と万が一敗れた後の対応まで。。そしてその後の国の在り方、武士や民の幸せ、佐吉の描いていた未来は果てしなく、その時代を生きていた人々には、理解されにくいほど、スケールが大きかった。その数々の謎が徐々に明らかになっていくミステリー小説のような高揚感と、骨太の歴史小説の重厚感と、知恵と経済を使って相手と対峙していくヒューマン経済ドラマのようなヒリヒリ感が同時に詰まったこの一冊はすごいとしか言いようがない。それこそが、佐吉の才能の大きさを物語っているのかもしれない。今回も、今村翔吾さん、どうもありがとう。あーおもしろかった! 佐吉の才能や賤ヶ岳七本槍との関係などをより知りたい場合は、NHKの歴史探偵の「関ヶ原」でも取り上げられているし、講談社文庫の決戦シリーズ「賤ヶ岳」でも七本槍の人物像が描かれていて、本作にさらに厚みを加える。併せてご覧になると、より楽しめる。 | ||||
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| この本読む前に各武将の幼名を調べた方がいいです。 マニアックでない限り誰の物語を読んでるのかわかりません。 わざと幼名やあだ名で登場させたのはわかりますが何かとわかりにくい。しかも七本槍の糟屋とか兵庫県加古川に住んでなかったら感銘しないし脇坂にしても知ってる人は少なそう。 少し残念です。 | ||||
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| 歴史上の人物を他とは違う目線で捉えた秀作。 | ||||
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| 加藤清正、福島正則が印象深い「賤ヶ岳七本槍」武門一辺倒に伝えられた彼ら一人一人を作者の筆は実に人間味のある男前に描き出している。各々の物語はその幾人かが奇しくも関ヶ原で対立することになる石田三成と云う人物の輪郭を浮かび上がらせる。そして物語は豊臣の末期に至る過程を八本の槍が交差する形で描き出されていく、作者は三成をもう一本の槍として、時代を超えた非凡な天才として描き出す。だがしかしそれ程の天才と云えど時代の流れは思い通りにはならない。 | ||||
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| 面白いとは思いました。 石田三成が超人的に優秀なので、こんなに凄いなら関ヶ原で勝てるでしょう、と思いました。 | ||||
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| 石田三成戦国時代、信長と同等なぐらい物語になりそうな素材の人物をより魅力的に描く | ||||
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| 新潮社 今村翔吾 著『八本目の槍』のレビュー。 一本槍:虎之介(加藤清正)1562年生~1611年没 二本槍:助右衛門(糟谷武則)1562年生~没年不明(本作では関ヶ原で戦死) 三本槍:甚内(脇坂安治)1554年生~1626年没 四本槍:助作(片桐且元)1556年生~1615年没 五本槍:孫六(加藤嘉明)1563年生~1631年没 六本槍:権平(平野長泰)1559年生~1628年没 七本槍:市松(福島正則)1561年生~1624年没 [八本槍]佐吉(石田三成)1560年生~1600年没 彼らが「賤ケ岳の七本槍」の名声を得た1583年時、最も若い孫六が20歳、最年長の甚内で29歳だった。 新興大名であり、織田家において明智光秀と並ぶ勢いのある羽柴秀吉の元に集った彼らは、それぞれが夢を持ち、また悩みを抱えつつ成長してゆく。 その様は、戦国青春群像劇としても読める。 佐吉が、まるで近代(明治後半ぐらいかな)の中等教育を受けて戦国時代にタイムスリップしてきた超先進的かつ深謀遠慮の権化のように描かれているが、新しい石田三成像を提示したという点で、決して不快ではない。 何しろ彼は、戦国時代に「大一大万大吉」という現代にも通じる旗を高々と掲げた男なのだから・・・ 関ヶ原の戦い前夜における「三成vs福島正則・加藤清正」といった関係も、積年の恨みという単純な構図にはなっていない。 結果的には関ヶ原の戦い後に佐吉は斬首され、彼が支えようとした豊臣家は大坂の役で滅びるわけだが、そこに至る経緯や思惑は、これまで我々が知っているそれとは大きく異なる。 “歴史は勝者によってつくられる”と言うが、本書では、敗者たる佐吉および彼と青春を共にした7人、さらには淀殿の乳母を務めた大蔵卿局なども加わり、“歴史”には描かれない戦国時代の終焉までが想像力豊かに展開されている。 司馬遼太郎の名作『関ヶ原』のラスト、縄をかけられ大津城城門に座らされた三成の前に、福島正則、黒田長政、細川忠興、小早川秀秋がやってくる場面がある。 『八本目の槍』にも同様の場面がある。 読み比べると、本作品の斬新さが、より浮かび上がってくることだろう。 ところで、先に本書を「青春群像劇」と書いた。 これは、ドラマや映画と親和性がある。 戦国時代を描く映像作品においては、三英傑(信長・秀吉・家康)、信玄・謙信・毛利・伊達・真田一族など、主役級が出尽くした感があるように思う。 そうすると今後は、これまであまり描かれなかった人物にスポットが当たるだろうが、本書のような秀吉の小姓たち(大谷吉継らも含む)の青春群像劇は、けっこう面白くなる予感がする。 主役は三成でも清正でも、最も長命した孫六でも良い。ただし、他の主な小姓も個性豊かな主役級として描かれる。 人気若手俳優を揃え、新しい“センゴクもの”として幅広い視聴者を引き付ける、かも♪ 2022年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』(主演:小栗旬)、2023年は『どうする家康』(主演:松本潤)。 という流れからすると、2025年ぐらいの大河ドラマでどうでしょう?(^^) | ||||
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| タイトルに惹かれて何気なく購入していましたが、素晴らしい作品です。亡くなった父に読ませてあげたいと、強く願った今日は、父の日でした。 | ||||
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| 三成中心に書かれていて、楽しく読めた | ||||
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| 今村氏の作品は、どれも素敵です。 すべての人々が人生を謳歌する世界観が ある。 | ||||
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| 賤ヶ岳七本槍それぞれの章で石田三成との関わりが描かれて展開していく物語。これほど好感が持てる治部は初めてかも?最終的に7人&治部の思いが繋がっていくのが感動的!じんかん と甲乙つけがたい傑作!! | ||||
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| 石田三成を小姓時代の仲間の視点からそれぞれ見ているのが新鮮に感じた。 | ||||
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| 賤ケ岳の7本槍はあまりにも有名な話すだが、その7本の槍の人物像や出自、その後などは描かれたことが少なかった。是非ともお勧めしたい。 | ||||
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| 「賤ヶ岳七本槍」各人の視点から石田三成を描くという構成の妙を、ぐいぐい読ませる筆力で最後まで飽きさせない。 今村作品中、おそらくは随一の読み応え。おススメ。 | ||||
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| 今までにない 石田三成の描写に引き込まれていった こんな歴史考察があったのかと自称歴史マニアとして 感動すら覚えた 素晴らしい作品だった 又、作品を読み終えてから 知り合いであったことに驚いた 著者のダンス時代の笑顔を思い出す 福井のフェニック通りで 足の骨を折りながら神輿の上から声をかけてくれた事を。 彼が 歴史作家になってたなんて。 以前、面白いと思った作品の 童の神を読んだ時は 気づかなかった 今後の活躍を期待してる | ||||
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| この本の「二本槍」の「腰抜け助右衛門」が私の先祖です。 420年~450年ほど前を生きた「武則」のことをいろいろ聞かされてきました。 一族内でも助右衛門を研究・調査して冊子にしている人もいます。 でもこの本が一番納得できます。 「腰抜け」でよかったと思います。 | ||||
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| 七本槍の武士一人ひとりの生き様が、生き生きと描写されています。 今の時代を生きる人間にも共感が得られると思います。 章ごとに、完結していながら、三成の人柄が多角的に語られる作品です。 | ||||
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| 本作は、実質的には関ヶ原の戦を扱う作品を定型化した司馬遼太郎の『関ヶ原』をオマージュしながら覆そうとする野心作、背表紙のタイトルだけを見ると一瞬『八日目の蝉』と錯覚しがちだが、誘拐ものではなく、「下克上」作品だ。 一見、石田三成の汚名返上を目的とした作品と思われがちだが、読み進めてみると三成というより、賤ヶ岳の戦で武勲を挙げ、七本槍と謳われたにもかかわらず、虎之助(加藤清正)が武官と文官を兼任していたことがあまり知られていないことや、助作(片桐且元)が大阪の陣で貧乏くじを引かされていたことなどでパブリックイメージが偏りがちな7人への偏見を覆す物語と言った方がいい。7人だけでなく本作にも登場する大蔵卿局もそこに加えてもいいだろう。 現に本作で三成自身の知能がさらにパワーアップされたことで、もはや人知を超えてしまったとはいえ、腕力がなかったり、「人心が解らぬところがあるから助けてやれ」などと言われるところはこれまでの三成像と同じでその点は特に変わり映えはない。 これまで(特に西軍視点)の作品では、佐吉(三成)が頭が良過ぎて「人心が解らぬ」ものだから、それをスーパンマンみたいなともだち(大谷吉継)やらベテラン軍師(島左近)やらが人知れずカバーしていたことを今度は7人がそれを肩代わりしているのが、本作の真新しさだ。もちろん史実を変えるわけではなく個人的な下支えに過ぎないが。 だからあの『関ヶ原』ではあれほど大活躍していた主要人物はほとんど表に出ない。それは吉継や左近だけでなく、本多正信もせっかく一向一揆の話が出てもそこに関連付けすらされないのはあえてなのかもしれない。 ただ欠点はあるにしろ、本作ではあまりにもハイスペック過ぎて今までの三成像よりもさらにとっつきにくいのではないかと逆に危惧してしまう。非力ではあるもののあそこまで軍略があれば、ともだちやベテラン軍師が不要になるのも無理はないし、だからこそこれまで著しく不仲と描かれていた彼らとの関係を浮かび上がらせたのかもしれない。確かに3英傑の中では小姓に課題を与えられそうなのは譜代家臣がいない秀吉くらいだし、課題を提出できなければ佐吉に泣きつくしかないのはありそうなことなので、角付き合わせる方がかえって不自然だ。 ただ三成像として美化され過ぎていることは紛れもない話で、戦国時代に1人の人間が現代のような共和制や立憲君主制しいてはジェンダー論まで思いつき発展させるなど、これではリアリティを感じないといわれても仕方がない。 本作ではむしろこれまで学習漫画ですらいつも無教養な乱暴ものと描かれ「割り算も出来ない」などと読者にも著者らにも馬鹿にされていた市松(福島正則)の方がはるかに魅力的に見えた。 本作が成功に繋がったのは、トップバッターを虎之助に、アンカーを市松にしたことだ。特に有名なシーン、大津城で交わした「罵り合い」をクライマックスに据えたのは秀逸だ。市松はここで自分が馬鹿だと思われていることを逆手に取る。 このシーンでの登場人物たちは市松を含めて一見『関ヶ原』と同じようなことをするのだが、それを鮮やかにひっくりかえすところにカタルシスさえ感じる。 年齢を考えると著者がリアルタイムで司馬遼太郎原作TBS版『関ヶ原』を鑑賞することは物理的に不可能だが、この作品においては今は比較的簡単に鑑賞することが出来る。だから著者が本作を書き終えるためにこの「罵り合い」のシーンを眼を暮らしながら観ていたことは眼に浮かぶ。 それは著者にも評者にも幸運なひとときだったのだ。 | ||||
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| 賤ヶ岳の七本槍と呼ばれた豊臣家臣の武将。 功名をあげた7人それぞれがアプローチし、佐吉(石田三成)の人物像を語っていく。 その8人は小姓時代の仲間だった。 友情に結ばれた熱い絆が伺われる。 理でもって予見し、才知みなぎる三成のすがた。 三成の友情の思いやり。 7本の槍は東西に分かれども意志はひとつ。 利権ではなく、三成の自我を捨てて世の中を変えていこうという姿勢。 歴史は変えられないが、もし三成が天下を取っていたら社会は激変したのかも。 時代はいち早く封建社会を脱皮しデモクラシーに向けて加速していたはず。 あたたかさにこころ打たれる。 | ||||
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