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虚魚



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【この小説が収録されている参考書籍】
虚魚
虚魚 (角川文庫)

虚魚の評価: 3.31/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

ユニークなテーマ

怪談師とか怪談の本質を解明していくというようなテーマの作品で、これまでにない題材の小説でした。
怪談やホラーはよくありますが、怪談とはそもそもなんぞや?ということを解き明かそうという試みでした。なるほどねという感じでした。多少文章に安易なところは感じるものの、それは往年の作家さんと比べてなので、勿論素人が上からいうことではありませんが、それがなんというか違和感になって、面白さを削がれそうになった箇所があったので、そういったのは今後作品を重なるにつれてなくなって、良い作家さんになっていかれるんだと思います。
本自体はとても読みやすくマンガのようにサクッと読めてしまうので、娯楽としてはとても良い本でした。
虚魚 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:虚魚 (角川文庫)より
4041154510
No.7:
(5pt)

怪異を信じない人は

怪異を信じない人は、怪異を信じたがっている人なのかもしれない。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.6:
(5pt)

読みやすく面白かったです。

kindleの朗読機能を使って聴きました。
最後まで裏切られることなく、面白く読めました。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.5:
(4pt)

正体の見えない影だけの怪談

●「釣り上げた人が死んでしまう魚」の怪談をひたすら追いかける物語。情報ばかり集まって来るが
その実体(正体)がなかなか姿を見せない。若干物足りない点もあるが、怪談の影を追いかける過程
が何とも不気味で、高揚感すら覚える。
 悲鳴を上げる程の恐怖ではなく、真綿で首を締められるマイルドな作品でした。ホラー小説などオ
カルトものの着地の仕方は難しいと思う。ストンと納得できる理論でまとめるか、それともオカルト
(神秘的)なままの不安定な状態で恐怖を持続させるか・・・。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.4:
(4pt)

※百合ではないです。読みやすいミステリ。

百合と聞いたので読んだが全然百合じゃなかったので萎えましたが、それさえ抜けば普通に読みやすいミステリです。なので点数はつけます。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.3:
(5pt)

選考委員の言うとおりの良作

第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作ということで、読みました。
選考委員の四氏が、ベタぼめの本作、「ほんとかな〜?」と疑いの眼で、ページを捲り始めました。

…本当でした。
まず、文章がお上手で、読みやすい。受賞作にありがちな素人臭がほとんどなく、洗練されています。
キャラクターに嫌味がなく、変に引っかかりを覚えることがありませんでした。
非常にテンポよく、1日で読めてしまった。

話の質も、しっかり担保されていますので、安心して、最後まで楽しめます。
お見事、という感想でした。
才能のある作者さんだとお見受けしたので、きっと今後活躍される方だと思いました。

難点をあげるとすれば、選考委員で唯一本作にネガティブな反応を示していた、黒川博行氏の評によく表れていると思います。

ホラー要素があるのに、怖くない。怪談がつまらない。話の展開に起伏が乏しく、エンタメに欠ける。というのです。

その通りだと思います。
よって、怖さや刺激をこの作品に求める方は、買わない方が良いです。

しかし、青春小説や、米澤穂信のミステリーが好きな人なんかには、強くオススメしたい。
そんな一作だと感じました。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.2:
(5pt)

怪談の本質

登場人物たちの怪談に対する切実な想いが丁寧に描かれていて、心理を描いた小説として読み応えのある作品になっていると感じた。怪談を求めて次第に上流へ、上流へとのぼっていく様の不気味さもスリリング。
ホラーの醍醐味と、ホラーだからこそ描ける死生観や人生観の考察が魅力だった。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.1:
(5pt)

怪談の根源を探ろうとする人たちの物語

怪談の根源を探ろうとする人たちの物語だと思う。共に苦悩を抱えた三咲とカナちゃんを巡る物語でもある。盛り込まれた要素が多いのでいろいろな読み方ができると思うが、自分としては、穏やかなホラーの味付つけをしたミステリー小説として楽しく読んだ。とくに三咲とカナちゃんの会話が生き生きしている。次作も楽しみである。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859

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