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虚魚



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【この小説が収録されている参考書籍】
虚魚
虚魚 (角川文庫)

虚魚の評価: 3.31/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

色々と惜しい

第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作。
しかし過去の受賞作のクオリティを期待して読むと肩すかしを食らうかもしれない。
「体験した人が死ぬ怪談」を求める主人公たちが、怪談のなかに潜む謎を追っていくストーリー。
怪談とミステリー両方が楽しめるような構成で、アイデアはとても面白い。
しかし本文を読むと惜しいなと思う部分が多い。
まず、伏線などが甘く先の展開を読みやすい。そのためにミステリーとしては中途半端だったなという印象が強く残ってしまった。
ホラーとしても、終始静かな印象で怖さは控え目。
キャラクターもストーリーに引っ張られ、所々都合の良いように動かされていると思った。
キャラクターの葛藤や、それを突き抜けるための要素もややパンチに欠けた。
最後まで読みやすく、決してつまらないということは無い。が、惜しいなと思ってしまう。
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.2:
(3pt)

ヒロイン二人は良かった

ただ、ミステリもホラーも弱い印象がある
ミステリーに関しては、現代の陰謀論的なものを反映していて良いと思った
女の子なのに、真剣に考えすぎではないか?
JD設定にして、ふらふら怪異に近づく危なっかしいヒロイン二人の方が、コミカルさもあって良いのではないか
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859
No.1:
(3pt)

可もなく不可もなく

帯にあると多り、確かにホラー作品としては巧妙にできている作品。上質さと至る所に飾られたトリックが上手くマッチしていて、描写に過不足がなくちょうど良かったです。

ただ文章が巧みかと言われれば曖昧なもので、読みやすさに重要視しすぎているせいか短文が多く、区切りが良すぎて逆にだるい。評価の通り物語の起伏が乏しいために、序盤はかなり退屈さも見受けられた。読んでいて疲れるということは無いが、全体的なカタルシスや面白さを感じ取れなかったので、それに慣れている人やじわじわくるよう怖さが好きであればおすすめなのかなと思いました。

一度読むことに対しては問題ないのですが、二度読みたいと言われたら、そうでも無いかな……。それから、この内容で1800円は高いと感じました。

ぶっちゃけ、選考委員の感想や選考内容に見る価値があります。消去法で選んだ感が否めないかな
虚魚Amazon書評・レビュー:虚魚より
4041118859

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