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殺意



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殺意の評価: 2.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころ

ビル・プロンジーニ『殺意』は、名無しのオプ=探偵シリーズの第三弾である。

ジュディス・ペイジからの依頼されたのは、夫ウォルターの素行調査だ。ジュディスは、週末の度に二百マイルも車で走行し、外泊を重ねるウォルターに浮気の疑惑を持っているのだ。探偵が尾行すると、ウォルターは、風光明媚は観光スポット サイプレイス・ベイのコテッジに辿り着く。公園で男性と会った以外、さして目立った行動のないウォルター。しかし、翌日、探偵はコッテジの自室で殺害されているウォルターを発見するのだった ・・・

仕事も私生活もパっとしない探偵が受けたのは、みじめで侘しい仕事。ところが、殺人事件が発生し、探偵が巻き込まれたのは意外な背景を持つ犯罪だったというストーリーだ。

探偵は、サイプレイス・ベイとその近辺で、ウォルターの過去の交流を探り、ジュディスの知らない人物像を確立していく。事件の鍵を握るのは一冊のレアなペーパーバック。ペーパーバック収集家の探偵は、著者ラッセル・ダンサーに会い、事件の真相に迫っていく。その途端、ダンサーの命も狙われるようになって ・・・ と続く。

本作品は、人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころだ。犯人は誰か、ペーパーバックの意味は何なのか。この二つの謎がうまくリンクしているかというと今イチだが、肺癌ノイローゼのショボくれおっさん探偵の地道さはバツグンの安定感である。

なお、ラッセル・ダンサーは、同シリーズの第七弾『脅迫』で再登場する。ダンサーもさしてパッとしない人なんだがなぁ。
殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)Amazon書評・レビュー:殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)より
4102163034
No.1:
(3pt)

人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころ

ビル・プロンジーニ『殺意』は、名無しのオプ=探偵シリーズの第三弾である。

ジュディス・ペイジからの依頼されたのは、夫ウォルターの素行調査だ。ジュディスは、週末の度に二百マイルも車で走行し、外泊を重ねるウォルターに浮気の疑惑を持っているのだ。探偵が尾行すると、ウォルターは、風光明媚は観光スポット サイプレイス・ベイのコテッジに辿り着く。公園で男性と会った以外、さして目立った行動のないウォルター。しかし、翌日、探偵はコッテジの自室で殺害されているウォルターを発見するのだった ・・・

仕事も私生活もパっとしない探偵が受けたのは、みじめで侘しい仕事。ところが、殺人事件が発生し、探偵が巻き込まれたのは意外な背景を持つ犯罪だったというストーリーだ。

探偵は、サイプレイス・ベイとその近辺で、ウォルターの過去の交流を探り、ジュディスの知らない人物像を確立していく。事件の鍵を握るのは一冊のレアなペーパーバック。ペーパーバック収集家の探偵は、著者ラッセル・ダンサーに会い、事件の真相に迫っていく。その途端、ダンサーの命も狙われるようになって ・・・ と続く。

本作品は、人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころだ。犯人は誰か、ペーパーバックの意味は何なのか。この二つの謎がうまくリンクしているかというと今イチだが、肺癌ノイローゼのショボくれおっさん探偵の地道さはバツグンの安定感である。

なお、ラッセル・ダンサーは、同シリーズの第七弾『脅迫』で再登場する。ダンサーもさしてパッとしない人なんだがなぁ。
殺意 (1980年) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:殺意 (1980年) (新潮文庫)より
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