迷路



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1987年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,317回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    迷路 (徳間文庫―名無しの探偵シリーズ)

    1987年10月31日 迷路 (徳間文庫―名無しの探偵シリーズ)

    私は中年の独身男、サンフランシスコのしがない私立探偵だ。恋人はいるが、結婚まではほど遠い。日々悩める私に、ある日たてつづけに3件も依頼が。宝石の警備、尾行、上流婦人の居所の確認。どれも楽な仕事だ。ようやく運が向きかけてきたか。ところが、3件が3件とも信じられない具合にねじれ、探偵免許さえ取り上げられそうになってしまった。好評“名無しの探偵”シリーズ注目の最新作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    迷路の総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    三つの難事件を解決する探偵の推理力が見所

    『迷路』は名無しのオプ=探偵シリーズの第7弾である。

    本作品の、50過ぎのおっさん探偵は、恋人ケリーとの仲が上手くいかず、私生活面ではかなりカッコが悪い。ケリーの交友関係ににやきもちを焼いてうじうじするというみじめったらしさ。プロポーズが不発におわり、挙句、ケリーの父親とは結婚をめぐって言い争いになるという始末。でぶっちょの身体に鞭打ってジョギングに勤しむ姿には、初期作品の頃の肺癌ノイローゼの暗さはないが、かわりに悲哀に似た滑稽さが滲み出ている。

    仕事の方はというと、三つの難事件に巻き込まれて大ピンチ。警察上層部に疎まれ、ライセンス失効寸前の状況だ。

    ミステリとしては、7作品中でいちばん面白い。ありふれた尾行と、警備、行方不明人の捜索の依頼から、二つの殺人事件と一つの窃盗事件に発展し、いずれも探偵の責任を問われてしまうのだ。それぞれの事件が難解で、切羽詰まった探偵の推理力が見所である。

    全く別々の事件であるから、三つの短編をひとつにまとめたような作品だ。どたばたと、とっちらかった感は否めないが、スリリングな展開はそれを凌駕していると言えるだろう。足で捜査する探偵の行動に沿って、じっくり読み進めるシリーズではあるが、本作品はスピード感こそ魅力。

    活躍すればするほど、探偵の評判が上がれば上がるほど、警察上層部はお気に召さない。ケリーとの別れの予感が忍びこみ、”苦難の時よ、こんにちは ・・・・” と続いていく。
    迷路 (徳間文庫―名無しの探偵シリーズ)Amazon書評・レビュー:迷路 (徳間文庫―名無しの探偵シリーズ)より
    4195984068



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク