殺意



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    初公開日(参考)1980年01月
    分類

    長編小説

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    殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)

    1980年01月31日 殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)

    ※あらすじは登録されていません



    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    殺意の総合評価:4.33/10点レビュー 6件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    煮え切らない?私立探偵だ

    名無しのオプシリーズの第3作。今回も静かなストーリー展開に終始し、事の真相が明らかになっても、さほどのカタルシスが無いままに終わる。
    前作「失踪」同様に、夫の素行調査という私立探偵ものの王道でスタートした物語は、主人公が監視していたモーテルで監視対象が殺害されるという意外な展開をみせ、さらに被害者の遺留品に古いミステリー小説のペーパーバックがあったことから、名無しのオプの得意分野であるパルプマガジン関連の知識を生かした推理が展開される。
    依頼人の夫の殺人事件とペーパーバック関連の謎という二つの主題が絡み合って、風光明媚なカリフォルニアの豊かな街に秘められた暗部が明らかになっていくプロセスは、それなりに面白いがさほど目新しくもなく、サスペンスも無い。謎解きやサスペンスより、主人公の人間性に重点を置いて読んだ方が面白いだろう。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (2pt)

    名無し探偵という設定の不自然さにイラつく。

    註文してある本が届くまで在庫のなかから手にしたのが本書『殺意』である。
     数ページ読んだところで気が付いたのが著者ビル・ブロンジーニの『死角』を半年ほど前に再読したことを思い出してしまったのでレビューを遡って探して読んでみた。
     『死角』のレビューを確認したら、やはり評者の好みではない作家のようである。
     つい手にして読みだしてしまったので最後まで再読することにした。
     プロットもありきたりであり、私立探偵ものとして物語の山場もなく、だらだらとストーリーが進んでゆく。
     長々とした情景描写と登場する人物すべての服装から手足の動きまで細々と描写するのを読んでいるとページを繰るのが鈍ってくる。
     警察署長のネッド・クォーターメインが名無しの探偵「私」へ「ネッド」と、ファーストネームで呼んでくれと言われる場面があった。
     その後、「私」から署長を「ネッド」と呼びかけることは度々あるのだが、署長が「私」へ呼びかける描写は一切出てこないのである。
     署長のネッドは、きっとファーストネームで「私」を、呼んでいるはずなのだが、「名無し」なのだから著者はそんな場面を描写することを避けることになる。
     こんな些細なことと思いながらも読んでいると、どうしても不自然すぎる描写なので興味が削がれてしまう。
     著者のビル・ブロンジーニを、この作品に登場するペーパーバック・ライターのラッセル・ダンサーではないかと思えば納得してしまった。
     まあ、暇つぶしにはなったし、睡眠導入剤的な効果はあったから星2ヶ進呈しておきます。
    殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)Amazon書評・レビュー:殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)より
    4102163034
    No.4:
    (3pt)

    人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころ

    ビル・プロンジーニ『殺意』は、名無しのオプ=探偵シリーズの第三弾である。

    ジュディス・ペイジからの依頼されたのは、夫ウォルターの素行調査だ。ジュディスは、週末の度に二百マイルも車で走行し、外泊を重ねるウォルターに浮気の疑惑を持っているのだ。探偵が尾行すると、ウォルターは、風光明媚は観光スポット サイプレイス・ベイのコテッジに辿り着く。公園で男性と会った以外、さして目立った行動のないウォルター。しかし、翌日、探偵はコッテジの自室で殺害されているウォルターを発見するのだった ・・・

    仕事も私生活もパっとしない探偵が受けたのは、みじめで侘しい仕事。ところが、殺人事件が発生し、探偵が巻き込まれたのは意外な背景を持つ犯罪だったというストーリーだ。

    探偵は、サイプレイス・ベイとその近辺で、ウォルターの過去の交流を探り、ジュディスの知らない人物像を確立していく。事件の鍵を握るのは一冊のレアなペーパーバック。ペーパーバック収集家の探偵は、著者ラッセル・ダンサーに会い、事件の真相に迫っていく。その途端、ダンサーの命も狙われるようになって ・・・ と続く。

    本作品は、人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころだ。犯人は誰か、ペーパーバックの意味は何なのか。この二つの謎がうまくリンクしているかというと今イチだが、肺癌ノイローゼのショボくれおっさん探偵の地道さはバツグンの安定感である。

    なお、ラッセル・ダンサーは、同シリーズの第七弾『脅迫』で再登場する。ダンサーもさしてパッとしない人なんだがなぁ。
    殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)Amazon書評・レビュー:殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)より
    4102163034
    No.3:
    (3pt)

    人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころ

    ビル・プロンジーニ『殺意』は、名無しのオプ=探偵シリーズの第三弾である。

    ジュディス・ペイジからの依頼されたのは、夫ウォルターの素行調査だ。ジュディスは、週末の度に二百マイルも車で走行し、外泊を重ねるウォルターに浮気の疑惑を持っているのだ。探偵が尾行すると、ウォルターは、風光明媚は観光スポット サイプレイス・ベイのコテッジに辿り着く。公園で男性と会った以外、さして目立った行動のないウォルター。しかし、翌日、探偵はコッテジの自室で殺害されているウォルターを発見するのだった ・・・

    仕事も私生活もパっとしない探偵が受けたのは、みじめで侘しい仕事。ところが、殺人事件が発生し、探偵が巻き込まれたのは意外な背景を持つ犯罪だったというストーリーだ。

    探偵は、サイプレイス・ベイとその近辺で、ウォルターの過去の交流を探り、ジュディスの知らない人物像を確立していく。事件の鍵を握るのは一冊のレアなペーパーバック。ペーパーバック収集家の探偵は、著者ラッセル・ダンサーに会い、事件の真相に迫っていく。その途端、ダンサーの命も狙われるようになって ・・・ と続く。

    本作品は、人間の隠された本質を剥き出しにする捜査活動が見どころだ。犯人は誰か、ペーパーバックの意味は何なのか。この二つの謎がうまくリンクしているかというと今イチだが、肺癌ノイローゼのショボくれおっさん探偵の地道さはバツグンの安定感である。

    なお、ラッセル・ダンサーは、同シリーズの第七弾『脅迫』で再登場する。ダンサーもさしてパッとしない人なんだがなぁ。
    殺意 (1980年) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:殺意 (1980年) (新潮文庫)より
    B000J8AGFM
    No.2:
    (1pt)

    燃やしてしまいたい

     ファンには申し訳ないが、私の読書暦の中で、読後「燃やしてしまいたい」と思ったのはこの作品が唯一。文字通り「殺意」を抱いた作品。 何が気に入らなかったかと言えば、後半この探偵は警察とともに捜査を進めるが、そこには私立探偵としての誇りのかけらも無く、警察の捜査の「リポート」をするだけ。私立探偵物と警察物の魅力を見事なまでに「兼ね備えない」、私の中の輝くワースト・ワンである。
    殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)Amazon書評・レビュー:殺意 (新潮文庫 フ 12-3 名無しの探偵シリーズ)より
    4102163034
    No.1:
    (1pt)

    燃やしてしまいたい

    ファンには申し訳ないが、私の読書暦の中で、読後「燃やしてしま
    いたい」と思ったのはこの作品が唯一。文字通り「殺意」を抱いた作
    品。
     何が気に入らなかったかと言えば、後半この探偵は警察とともに捜
    査を進めるが、そこには私立探偵としての誇りのかけらも無く、警察
    の捜査の「リポート」をするだけ。私立探偵物と警察物の魅力を見事
    なまでに「兼ね備えない」、私の中の輝くワースト・ワンである。
    殺意 (1980年) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:殺意 (1980年) (新潮文庫)より
    B000J8AGFM



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