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(短編集)

影踏亭の怪談



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【この小説が収録されている参考書籍】
影踏亭の怪談
影踏亭の怪談 (創元推理文庫)

影踏亭の怪談の評価: 3.62/5点 レビュー 26件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

怖くはないが、楽しめます。

昨年出版された同じ著者の『赤虫村の怪談』に対し星1つでこき下ろしたので、こちらも余り期待はしなかったものの、「連作短篇集のようだし、ハズレでもまぁいいか」程度の感覚で手に取った。『赤虫村』では “主人公の名前がふざけ過ぎ(呻木叫子(うめききょうこ))” というのも減点対象にしたけれど、本作を読むとペンネームの由来をちゃんと説明していた。なんだ、そういうことだったの。こちらを初めに読んでいたらよかったんだね。失礼しました。
収録されている4篇はいずれも、一見この世の者ならざる怪異がもたらしたおぞましい惨劇を装いつつ、実はしっかり人間様の仕業でした、というストーリー。事件現場の様相も用いられるトリックも、およそ本格ホラー、本格ミステリとは呼べないが、それが “呻木叫子シリーズ” のスタイルと馴染んでしまえば、まずまず楽しめる。本格モノを期待せず、呻木叫子のキャラクターを楽しむライトノベルと割り切ってしまえばよいのだ。なので、星3つ。
影踏亭の怪談Amazon書評・レビュー:影踏亭の怪談より
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