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見知らぬ人



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【この小説が収録されている参考書籍】
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)

見知らぬ人の評価: 2.97/5点 レビュー 29件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(1pt)

物足りない

中年女性の赤裸々な生態は興味深かったが、ミステリー小説としては迫力なし。期待した分残念。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.10:
(1pt)

★つけらんない

アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長編賞受賞 これにつられて発売直後に購入。
賞を取ったから面白いだろうと思った私がバカでした。
レビューかくのが遅くなったのは、思い出したくないから。

1.登場人物に魅力がない。1ミリも感情移入できない。
2.本ネタのホラー小説がくだらない
3.ちゃんと捜査してればすぐにわかる犯人。指紋採取とか事情聴取とかちゃんとしろ。
4.よくこれで賞取れたもんだわ、翻訳物ってある程度担保がある(版権買って翻訳する手間とお金)
ので外れないと思っていたけど、これほど予想外のは中々ない。

唯一、装画のチカツタケオさんの絵が素晴らしかった。これ手書きです。
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No.9:
(2pt)

MWA賞の名折れ?

翻訳・・・日本人作家でも使う人がいるが縦書きの文章でのコロンは嫌い。
内容・・・賞を獲ったというから期待したのだけれど、なんだかまどろっこしいし、下敷きとなるホラー小説とやらも怖くないしで、肩透かし感が強かった。
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No.8:
(2pt)

凝りすぎて意図不明

物語構成がすごく凝ってる割には、楽しめませんでした。
現在の殺人と過去の"事故“と過去に書かれたホラー小説が交互に描写され、しかも現在の事件は三人の語り手の視点でこれまた交互に、同じ場面を三度ずつ繰り返しつつ進行するという、すごくまだるっこしい展開で、それでもそれ等が綺麗に絡み合ってくれていればいいのですが、どうも下手くそな綾取りを見ているようで、次第に苛々して来ます。
おまけに物語そのものが中途半端な印象を受けます。ホラー小説が絡んでいるのでホラーかと思えば、全然怖くありません。
本格ファンから見れば、これは本格とは言えないでしょ、唯のサイコサスペンスじゃないの、って感じです。
と言って、サイコファンからは多分、サスペンス色薄い、むしろ謎解き物じゃないか、と言われそうです。
作中にジョージェット・ヘイヤーの名前が何度も出てくるところからすると、案外作者は、ミステリー仕立てのロマンス小説を書きたかったのかも知れませんね。
三人の女性が交互に独白する形で話を進めているのは、そういう意図だったのかも、でも全然上手くいってませんけど。
なんせ三人が三人共、自意識過剰な人なので、一人目の話はまあ面白く読めても、三人目ともなると、あんた達一体、何様のつもり?! と言いたくなってしまいます。
いずれにせよ、どのジャンルのファンにも薦められる物になっていないのは確かです。
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No.7:
(2pt)

なんだかガッカリ

すごく期待を持たされる帯の紹介文でやられた気分です。途中まではとてもハラハラして楽しく読み進められましたが、真相が分かってガッカリです。以下少しネタバレです。
意外な真犯人はミステリーの醍醐味だとは思いますが‥今回の場合は「やられた」という嬉しい高揚感はありませんでした。むしろ拍子抜けしました。
登場人物の中に、この人が犯人だったほうが、ずっと面白かったんじゃない?というキャラが何人か居たように思います。
動機も後付けで無理矢理感が否めません‥。
定価で買ったらガッカリだったと思います。
自分は中古購入です。
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No.6:
(2pt)

ミステリーという括りではないかも。括りではないかも。

2時間ドラマにありがちな事件です。3人の視点で描かれていますが、文章が幼稚な気がしました。そしてわかりづらい。。。
ミステリー要素はゼロです。7割くらいまで退屈です。最後一気に話が進みますが、どなたかが書かれていたように半分くらい読んだところから犯人は分かりました。
動機も犯人の口から普通にわかる(世に言う後出しじゃんけん)感じで、正直これと言って何も面白くありませんでした。
2作目に期待。
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No.5:
(1pt)

CWAじゃなくてMWA、で推して知るべきだった

被害者は美人教師。1章の語り手は別人の、これまた美人教師。2章の語り手は敏腕女刑事、3章のは美少女。かたや登場する男性たちは、「身勝手」「本当のクズ」「だらしない」。これを女性作家がお書きになる(著者名から女性なんだと思います多分)。古本屋で110円じゃなくて270円で買ってしまったのが勿体なくて最後まで読んだ。1章の語り手が腹立つ女で、それがミステリーの煙幕として機能はしていた。2章の語り手が犯人なんていう力量はこの作者には無いなと。メリケンが賞を与えるミステリーって本当に好みに合わない。まあ購入を控える材料にはなるかな・・・。多視点のミステリーで思い出して「街への鍵」(ルース・レンデル)を少し読み返したらとても良かったです。各視点で年齢性別も社会的地位も思考もよく書き分けられて、再読も楽しい。
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No.4:
(2pt)

当たっちゃってガッカリ

帯のコピーに誘われて読みましたが、丹念に読んでいけばこの人しかいないじゃん、となって、その通りの結末。再読せずに人に貸しました。ミステリとしては今一つ。
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No.3:
(1pt)

不眠症の方におすすめ

あまりに面白くなくて読後はむなしいだけ。意外な犯人も何もほとんど伏線ありませんでしたよね。
それなら誰でも犯人に出来るでしょ。

だから不眠症の方にお勧めです。
全体を通じてあまりの面白く無さにすぐに寝付けますよ。
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No.2:
(2pt)

犯人当て?

感じの悪い3名の女性視点(日記含む)から構成されていますが
冗長で退屈です。犯人も「日記への書き込みができる人物」を考えると
簡単に絞り込めてしまい、動機も「狂気」で片づけられてしまうので拍子抜けでした。

作中作も面白くなく「架空の著者の娘(?)」に関する謎も序盤でネタバレめいた
記述があり、最後まで引っ張る意味が分かりませんでした。

思うに「ゴシックロマンと現代小説の融合」が主目的で、ミステリ要素は
添え物程度の作品として書かれたのではないかと・・・・・・
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No.1:
(2pt)

"多視点・多語り口"趣向は失敗している上に、明かされる動機程度の理由で連続殺人を犯すとは既に狂気の域で、意外な犯人と言うよりは作者の手前勝手な無茶な犯人と言って良い駄作

「犯人を絶対に当てられない」というキャッチ・コピーのミステリ。勿論、当てる気満々の気合いで読んだ。「見知らぬ人」という書物(怪談)を執筆した作家ホランド(故人)のかつての邸宅であるタルガースという中等学校を舞台に、ホランド研究者で英語教師のクレアがホランドに纏わる謎を追いながら同僚エラの殺害事件に巻き込まれる姿を描いた作品。まず、ホランドが妻のアリスを殺害したという噂があり、アリスの亡霊がタルガース校に現れるという設定があって怪談作家に相応しい雰囲気を醸し出している。

物語は日記という形式のクレアの一人称で進み(一人称の記述主体が犯人という古典ネタへのミス・リードか?)、作中には「見知らぬ人」の内容そのものの作中作が挿入され、実際の事件の進行はその作中作に則している(即ち、作中作に伏線が潜んでいる可能性がある)。また、日記は必ずしも時系列に沿っておらず(回想シーンもあるのである程度止むを得ないが)、警察の捜査過程の記述も重複している(即ち、途中で三人称に切り替わったという事だが、それでは、それまでのクレアの日記は何だったのかという疑問が膨らむ。客観的事実と照合せよという示唆?)し、女性刑事のカーが実はレズ(邦訳ではゲイ)であるという確かに錯綜した創り。更に、カーがタルガース校出身で、カーのかつての(男性の)恋人が現在はタルガース校の教師という風に眩惑要素を散りばめている。続いて、クレアの娘のジョージアの一人称で幾つかの人間関係が紹介される。それに、クレアの一人称が続き、"多視点・多語り口"趣向という事か。そして、ホランド研究者の大学教授ヘンリーとクレアのデートの夜、2人はリックの死体を発見し、今度はカーの一人称が始まる...。

全体として、(イギリスの)戯曲・小説を中心とした衒学趣味が目立って(特に日本人には)読み難い上に、サスペンスが盛り上がるのは終盤数十頁だけとあっては、幾ら意外な犯人が目的とは言え、"多視点・多語り口"趣向は失敗していると思う。犯人は確かに意外だが、明かされる動機程度の理由で連続殺人を犯すとは既に狂気の域で、意外な犯人と言うよりは作者の手前勝手な無茶な犯人と言って良く、キャッチ・コピーが虚しい駄作だと思った。
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