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見知らぬ人



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【この小説が収録されている参考書籍】
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)

見知らぬ人の評価: 2.97/5点 レビュー 29件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

ドキドキしない

最後があっけなく、そうなのって感じでした。もっと攻めて欲しいという感覚です。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.7:
(3pt)

半分読んで犯人が分かった

動機は何にしろ、チャンスと犯人像に当てはまる人はあの人しかいないな、と中盤で半ば確信した。でも犯人探しは別にしても舞台設定や人間関係がドラマチックで楽しめる。ただ警察は感情に囚われすぎだし、捜査の方法にプロフェッショナルが感じられないのにちょっと白けてしまった。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.6:
(3pt)

悪くはないけど

不穏な空気感が全体からよく伝わる。でも、それだけなのかなぁ。ミステリとしては犯人、その動機も普通だし、意外と言うより、肩すかし。3人視点、小説にちなんだ殺人事件も普通だし。悪くはない作品たけど、オススメするにはなにかパンチが足りない。ベースになった架空の巻末の小説も微妙。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.5:
(3pt)

ゴシックホラー的サスペンス

意外性のある犯人という点ではフーダニット作品ではありますが、犯行の動機、登場人物設定からすると純粋なミステリーとしては不自然で納得しがたいものがあり、小説の持つ雰囲気からするとサスペンスという印象が強いです。
3人の女性の視点でストーリーは進んでいきますが、3人共に描き方が希薄で人物像が捉えづらいです。(特に主人公)「魔女」と言われているカレッジの教師は不思議な登場人物ですが、もっとこの女性にフォーカスした方がより複雑で面白い小説になったような気がします。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.4:
(3pt)

現代に19世紀ゴシックロマン風を再現したような小説

主人公クレアはモデルのように背が高い美人の英語教師。離婚してジョージアという10代の娘と、ハーバートという名前の真っ白なプードルと暮らしています。最初から不吉な雰囲気が常に漂っています。これはホラー仕立てのミステリーなのか?という感じを受けました。途中で視点がインド人で同性愛者の女性部長刑事ハービンダーに移ったり、娘のジョージアに移ったりしました。殺人事件の捜査がなかなか進展しないため退屈しました。途中にホラー小説や、クレアの日記が挿入されています。降霊会や白魔女の教師なども怪しさ満載です。後半で犯人は体格の良い男性だとわかります。この時点で犯人は二人に絞られます。ゴシックロマンな雰囲気が好きな人は楽しめる小説でしょう。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.3:
(3pt)

煽られたが期待外れ

いろいろ賞を取っているというし、宣伝の煽りも大傑作を予想させたので、読んでみたが、正直なところ期待外れ。難度の高い犯人当てと言うけれど、この動機ではふつう当てられないし、解決を読んでも納得感より「そんなのありかよ」の感じ。新本格とかを期待してはいけません。
三人の日記形態でストーリーが進むのはいいとして、あまりその手法がミステリ的に活きているとも言えない。
ゴシックロマン風の装いはまあわるくないが、全体としてミステリとしては弱いです。ミステリを素材に女性心理を書きたいんじゃないかな、この作家は。そのへんが男性読者には、なんというか、うざいというか、めんどくさいというか。
まあ好みによって評価は分かれるでしょうが、ミステリ技術的には☆三個。
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No.2:
(3pt)

確かに面白いが‥‥

ミステリーも怪奇も大好きで、ゴシックホラー大好きです。でもこの作品は、ミステリーやホラーというより3人の女性が日記で綴る打ち明け話、という感じです。そういう意味では大変よくできたエンターテインメントで、読み手に本を閉じさせません。それぞれの見地から殺人事件や周りの人々の反応、捜査の進捗具合を描き、すごく面白いのです。女性の本音や内面を描くには日記形式は最高です。電車の中の暇つぶしにはオススメです。でも、本の中に友を探すタイプの読者には勧めません。あ、そうか、心の中の本音を知ってしまったら友達になんかなれないってことね。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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No.1:
(3pt)

間違いなく、意外な犯人。

イギリスの女性作家エミー・グリフィスの日本デビュー作で、2020年のMWA賞最優秀長編賞の受賞作である。
海外翻訳ミステリー苦難の現代日本において、本書は刊行前にすでに重版が決まったらしい。予約が多かったということかな。おめでとうございます。
以下ネタばれないように気をつけてレビューを書きたい。
一、私的感想
〇本書の売りものは、①意外な犯人(つまりフーダニット)、②現代に蘇るゴシックロマン、③三人の女性の視点+α、ということになるだろう。
〇①については、間違いなく、意外な犯人である。そこは褒めたい。ただ、犯人がこの人物であることに説得力があるかについては、ちょっと足りないように思う。特に動機が強引すぎる。伏線も十分でなく、ずるい感も残る。
〇②現代に侵入してくるゴシックロマンは面白い。ホランドの短編「見知らぬ人」もよくできている。
〇③三人の女性の視点は面白いのだが、女性刑事以外の二人の性格が把握しにくい。特に主人公クレア・キャシディの性愛観が分かりにくい。
〇ホロヴィッツと比べると、ちょっと重厚感に乏しい。
二、私的結論
〇他の方がどういうレビューを書かれるか、興味深い。
〇次翻訳作も、ぜひ読ませていただこうと思う。
見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)Amazon書評・レビュー:見知らぬ人 (創元推理文庫 M ク 28-1)より
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