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異形のものたち
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異形のものたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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ホラーというより不思議な話という感じ ゾフィーの手袋や日影歯科医院なんかは特に怖さを感じなかった 唯一ゾッとしたのは山荘奇譚かな | ||||
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掲載順に感想などを簡単に。 「面」☆3 「面」とは「めん」です。白昼に出会った女は何故か般若の面を被っていた。そこから思い出したものとは・・・。 「森の奥の家」☆3 私はすでに死んでいた。作者のテーマの一つです。 「日影歯科医院」☆3 何年も前に廃院した歯科医院で歯の治療をしてもらう。もう少し歯科医の家族の悲しみが描写されても良かった。 「ゾフィーの手袋」☆2 夫に片思いをしていた女が身に付けていた手袋が・・・。外人というのが若干リアルさに欠ける。 「山荘奇譚」☆4 立ち入るべきではない場所に立ち入ってしまった女。怨霊の様子が怖い。 「緋色の窓」☆4 美しいお妾さんの無念さや悲しみが伝わる。その寂しげな儚さに義兄は惹かれてしまったのかもしれない。 | ||||
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普段ミステリーやSFばかり読む者としては、風景や季節の細やかな描写の巧みさは驚くばかりでした。 同じ理由で、ストーリーにもう一捻り欲しい感は有りましたが、モヤッとした結末は実話感を持たせるために意図した部分かもしれません。 巻末の解説で東雅夫氏が、”作者の母が霊感体質で エピソード等参考にしているらしい” とあり 作者自身にその体質は無いとのことですが このリアルな怖さに合点がいきました。 作品全体としては、話の長さや個々のバランスも丁度良く、じんわり来る怖さは読み返すとさらに細部の恐怖が伝わってきます。(再読を意識したかのような作品 ”森の奥の家” 等々…) 著者の作品は「平成怪奇小説傑作集」の“命日” を読んだだけでしたが、これからは注目していきたいと思います。 | ||||
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6つの短編、どれもが面白かった。特に、1つを挙げるとするなら、私は、「山荘奇譚」が特に面白かった。物語の冒頭、恩師の大学教授の通夜に行く主人公に関わる話だ。自分にも大いに同感できる話だった。怖い話以上に、あらためて不思議に思うことは、男どおしの関わりを、女性作家が心のひだに分け入り、描写する能力だ。今の私なりの結論は、男女の別なく、観察力の有無、その深さが作家の能力だ、ということだ。 | ||||
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大便中に読むとついつい止まりません。私の時間を返してください。 | ||||
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一作一作、読み終わるのが、もったいないような読後感を味わった。小池氏の怪奇幻想作品群については、ずっと四六判の単行本で読むようにしているが、この「異形のものたち」は、最高傑作ではないかと読後感に酔ってしまった。選ばれ語彙に文章にも嫉妬するくらいにセンテンスがたまらない。ちなみに怪奇幻想に憑かれて、七十年になる傘寿の活字中毒。だいたい深夜の寝床で読んでいるが。 | ||||
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やはりうまい作者だなあとおもいました、あっというまに読んでしまいました。 結論が喜劇でもなく、悲劇でもなく、余韻の残るところがとてもいいです。 中身はここで言いたくありません。読んでのお楽しみ。 | ||||
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