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(短編集)
ボーンヤードは語らない
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ボーンヤードは語らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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長編では、シリーズ第1作はアイデアと物語が巧みに融合した面白さを見せたもの、続くシリーズ第2作、第3作では、同工異曲の叙述トリック、作者の頭の中でしか成立しないようなこねくり回したトリックでがっかりさせられた作者の短編集です。 やや長め(60ページから100ページ程度)の4作品が収録されています。どの作品も冒頭から7割くらいはそこそこ面白い物語ですが、トリックや真相の解説パートになるとがっかりします。 明かされる真相は例えばこんな感じです。(本編のストーリーとは異なります) 被害者と思われたAは、実は直前に別の犯罪をしており、それを隠蔽しようとしたところ、別の犯罪をしていたBを目撃したため口封じで殺されたが、誤解したCがAの犯罪を隠そうとして、Aを自殺に見せかけていた、、、といった感じです。 また、ほぼ毎回、”実は。。。”という読者に知らされていない事柄があり、それが真相のキーポイントになります。例えば、田舎から出てきた理由を被害者が話そうとしなかった、、、ということは解決編の前に説明されていますが、その理由が地元で殺人事件を起こしていたから、というのは解決編で唐突に出てきます。(これも本編のストーリーとは異なります) 伏線も何もないところに新しい情報を提示され、込み入った解決を滔々と語られるので、全く驚きも意外性も感じられず、消化不良の感じが残ってしまいます。 | ||||
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