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帝国の弔砲
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帝国の弔砲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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1895年、日本人移民の子として極東ロシアに生まれ育った主人公が、ロシア帝国軍に徴兵され、第一次大戦を戦い、後に革命に翻弄される話。 よくある意外な場所で日本人が活躍していた設定の歴史物だろうと思って読み出したら、ある程度読み進んだあたりで、歴史改変された異世界物だぞと気が付かされる。これは日露戦争で日本が負ける世界の話。主人公たちにそれが伝わったときは、ロシア側の情報操作なのかと思ったが、読み進めるうちに、それがこの世界の史実なのだと分かる。しかし、その史実がこの物語の進行に直接は絡んでこないので、作者の意図を測りかねたまま読み進めることとなる。 が、日本は革命後のシベリア出兵にはきちんと参加する。うーん。 しかしラスト30頁の怒涛の展開にはやられた。作者はもしかしてこの部分を書きたいがために、この物語を作り出したのかも? この本を読んで得たこと。 シベリア出兵に興味が湧いて、こちら側の世界の史実を少し調べた。 なかなか惨いことしてたんだね、我が軍も…。 | ||||
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