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白鳥とコウモリ
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白鳥とコウモリの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全251件 141~160 8/13ページ
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| 「小説幻冬」に4年かけて書き綴られた7作品の連作を元に加筆した長編でした。 活字中毒ですから、分厚さは好むところですが、肝心のストーリーの薄さと展開の遅さに愕然としました。東野圭吾の名が廃ると思いました。残念ですが。 初期のころから東野圭吾を読み続けています。これまで50作以上読んできました。愛読していると言っても過言ではありません。本書も文章の巧みさがベテランの味わいを醸し出していました。なんでも如何様にも書けるから、大ベストセラー作家になっているわけですが。 帯の大層なうたい文句に惹かれたわけではありませんが、期待したのは事実です。今回こそ、昔の名作の様な緊張感あふれる作品と対峙できるのではという期待からですが。 500ページ以上の分量を読了した今、東野圭吾の掌の上で持て遊ばれているように感じました。東野圭吾の才能をもってすれば、これぐらいの展開は楽に書けると思います。読みやすく、次はどうなるのか、という期待を持たせる技術は流石ですが、如何せん長すぎます。内容が薄くなるのは否めません。そしてミステリのキモともいうべきストーリー展開に違和感を覚えました。 未読の方の読後感を損なってもいけませんので、これ以上は踏み込みませんが、ありえない展開でも小説になりうると思われているようです。 ご都合主義は仕方がないとしても、犯人や動機などを示された結末にはフーンとしか言いようがありません。その展開と設定には無理があるのでは、という気分に包まれるのは仕方がないのでしょうか。ファンとしては残念な気持ちに包まれました。 人気作家ゆえ、常に傑作を期待してしまうのです。売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、東野圭吾にはそうならないように願っています。 我々は多作でなくともよいので、東野圭吾でなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。それだけの素晴らしい作品群を世に問うてきた作家なのは間違いありませんから。 何十作と読んできた東野ファンですので、辛口で書きました。これからも素敵な作品を書いて欲しいものです。 | ||||
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| 一人の男が、現在捜査中の弁護士殺人事件の罪を認めるとともに、33年前に発生し時効を迎えている事件についても自分が犯人だと名乗り出る。 弁護士殺人事件の被疑者が語る内容に納得していない加害者と被害者の家族。 不自然な点はいくつかあるものの、被疑者が嘘をついているという決定打が見当たらない。 33年前に発生した「東岡崎駅前金融業者殺人事件」に遡って調査していく被害者と加害者が、隠された過去の真実を明らかにしていく。 ストーリーとしてはよく考えられていて読み応えがあった。 ただ、殺人事件の捜査だという緊迫感や、被害者の遺族と加害者の家族という特殊な関係性の異常さの描写にいまひとつ迫力がなかった。 白鳥とコウモリの対比にしては、違和感がなさすぎて、あっさり協力してしまう関係性に物足りなさを感じた。 東野圭吾さんは「白夜行」や「幻夜」、「手紙」などの素晴らしい作品が多数あるので、『新たなる過去最高傑作』と言われてしまうと、どうしても読む側の期待値も上がってしまった。 | ||||
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| 本作も悪くはありませんが、最近の東野作品、特に人情系推理物は構成がパターン化してきたる気がします。 | ||||
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| みなさんのレビューにもあるように、初期作品が素晴らしすぎて、ここ最近の東野さんの小説なら素人の私でも書けそうです。 本当に残念。なので、今の新刊出てますが、買いません。これからも買いません。 違う作家さん探します。 東野さんは、殺人の門でどハマりして、単行本も1番持っている作家さんだけに残念です。 | ||||
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| 子供の夏休みの読書感想分ように購入しました。私はまだ読んでませんが、子供は面白いって夢中で読んでました。 | ||||
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| 東野さんの作品はほとんど読んでいます。 この作品は、なんというか、村上春樹だったら騎士団長殺しみたいな感じだなと思いました。トリックや動機(誰かを庇う)は容疑者Xの献身。過去の犯罪を隠すことで人生が狂うところは白夜行や麒麟の翼、過去の罪の贖罪から罪とは罰とは何かを問うのは虚ろな十字架。加害者息子と被害者娘の密かな交流は白夜行を彷彿とさせるし、加害者の家族に対する視点は手紙で掘り下げられている。東野さんがテーマにしてきた日本の司法制度に対する問題提起(未成年の被告人→さまよえる刃、死刑制度→虚ろな十字架)もさらりと顔を出していて、東野作品のモチーフ集大成な感じです。 ひとつひとつは、やっぱりそれぞれの本家?の作品の方が読み応えがあったなーというのが率直な感想です。例えば、容疑者Xの献身のラストシーンの石神の慟哭のときの震えるような感動はなかった。 とはいえ、十分、ひきこまれるストーリーで、一気に読みました。白鳥とコウモリの最後のエピソードは蛇足という意見も多いみたいだけど、私はそこが一番感動しました。 | ||||
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| 終盤までは謎解きのワクワク感があるのだが、クライマックスは「うーん…弱いな」という印象だった。 真犯人についての情報が少ない、真犯人の周辺人物の描写が足りないので、最後は感情移入出来なかった。 門前仲町が舞台なので、その周辺に縁がある人は地理を想像できて楽しいと思います。 | ||||
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| ところどころツッコミたくなるところはありましたが、それはフィクションとしてご愛嬌という感じで合格点。裁判に関わる人たちのリアルな(?)感じが描かれており、引き込まれました。傑作ではないですが、読んで損はない作品です。ありがとうございました。 | ||||
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| 読みやすかった。 | ||||
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| 最近は当たり外れの激しい東野作品。本作は間違いなく当たりでしょう。過去と現在、さらにはラストで提示される未来。久しぶりにこの著者らしい、濃厚な人間ドラマを味わうことが出来ました。 ストーリーも設定も構成も何もかも良い。私としては文句の付け所がありませんでした。登場人物が全て生き生きとしているのはもちろん、主人公の中年男性にもすぐに感情移入出来ました。 これ、絶対に映像化して欲しいですね。私がそう思うくらいですから、きっとテレビや映画の関係者は黙っていないでしょう。大ヒット間違いなし! 大いに期待しています! | ||||
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| プレゼントしたもので読んでないのでわかりません | ||||
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| 途中まではグイグイと物語に引き込まれ、これはすごい!と没入してしまいますが、他の方も言ってるように、最後が「え~!?それはちょっとないやろう」とつっこみたくなる真相です。その突っ込みを予想してか、とって付けたような犯人像の解説もあって、よけい残念。おしい。 | ||||
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| とても面白く読ませてもらいました。 よく考えられたプロット、東野圭吾さんらしいミステリーだと思いました。 (ここからはネタバレです。) でも、全ては493頁にあると思います。 「倉木氏は白石さんが立派に成功していることを喜びつつ、あの事件のことをどう受け止めているのか知りたくなり、思い切って電話をかけた。」 ここです。何で電話なんかしたのか。 悪気はないにしてもこれは酷い仕打ち。 逃がしておいて、30年後に「犯人だよね」 と迫る。逃がしたなら、そのままそっとしておくべきでした。 倉木さん、貴方はいい人なのですか? それとも極悪非道の鬼ですか? | ||||
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| 素晴らしい本です。感激しました。 | ||||
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| 面白い本 | ||||
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| 白夜行よりはマイルドな話でしたが、よくできた話です。さすが東野圭吾さん作品。 読みごたえがあり、やはり一気読みしてしまいますね。ただ、読了後のモヤモヤ感も残る嫌な部分もあり…、考えさせられます。好みは分かれるかもしれません。私は犯人の動機に背景を感じられず、ちょっと胸くそでした。 | ||||
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| 2日で一気見してしまいました。 東野圭吾さんが今書ける最高傑作と謳っているだけあり、構成がとんでもないです。 加害者側、被害者側、警察と3つの話が複雑に重なりながらも最後は伏線をしっかり回収しスッキリ納得いく結末でした。これだけ分厚い内容なので、途中で、ラストの結末が納得いかなかったら困るぞっと思ってましたが、すべて回収してくるあたり、さすが東野圭吾さんです。多少頭を使いながら読むことになりますので、片手間では読めませんが、休日に没頭して読みたい方はすごくおすすめします!この方の頭の中はどうなっているのか開けて見てみたいです笑 素晴らしい!! | ||||
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| 白夜行等に続く最高傑作と評されており、東野さん自体がこれを超える事が今後の目標と言っている為、かなり期待して見てしまいました。しかしその期待値は超えては来ませんでした。この言葉を発するのはどうかと思いました。白夜行は最高傑作ですから、それに並ぶようなものではありません。その事に東野さん自体が気づいていないのなら、やはり白夜行を超えるようなものはもう生まれないのだろうと思います。書き上げた達成感のあるその日の夜に署名したんですかね? 事実は小説より奇なりですから、もしかしたらこういう事もあるのかもしれませんが、私は加害者家族と被害者家族の関係に共感が全く出来ませんでした。まあ、少年時代に殺人を犯した人と結婚するような人もいる世の中ですから、これぐらいの事はあるかもしれませんが、あくまで私的な意見です。私にだけはまらなかった設定なだけかもしれません。 また、残念な事に少しご都合主義的な部分が入っていたり、蛇足と思われる部分があったりします。特に引っ越しの日と事件の日が一緒だったという事には全然違和感を覚えませんでした。 とはいえ、フラットな目で見てつまらなかったかと言われれば、まあまあとは言える作品ではあると思いいます。ハードルを上げ切って出した割にはという感じですかね。 余談 きっと映画化されるんでしょうけど、佐久間梓さんは女優の奈緒さんのイメージで読んでいたので奈緒さんがいいかな。 | ||||
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| 商品は綺麗。内容もさすが。 | ||||
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| 最後に明かされる真犯人。確かに意外性はあるのですが、動機に説得力が欠けます。これをやってしまうと、何でもありになってしまいます。 | ||||
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