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白鳥とコウモリ
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白鳥とコウモリの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 221~240 12/13ページ
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助長すぎる物語、薄い人物造形、とってつけたような幕切れに正直がっかりした。白鳥とコウモリの対比にも違和感しか覚えなかった。 | ||||
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あまり良いタイトルではない。わかりにくいし。評判のいい弁護士が殺された。 犯人はあっさり自白し、35年前の殺人も自分の犯行だと述べる。 事件は解決した形だが、納得のいかない被害者の娘と犯人の息子は独自に調査を始めた。 不自然な証言の矛盾を追ううちに、真相が姿を現す。 文章の上手さと感情移入しやすい人物に惹かれて中断できない。謎が解けていく過程は夢中になった。 犯人の動機が弱い気がする。殺人の罪と罰は作者がこだわってきたテーマだ。 長いわりに過去の力作と比べると、軽い。 | ||||
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結局父親の独りよがりが他人に迷惑かけまくり、 特に自分の息子に対して。 そりゃ父親がガンで余命いくばくもないからいいけど、 息子は「2件の殺人犯」として生きていかなきゃいけない。 しかも父親に拒絶されたという気持ちも持ちながら。 ちょっと有り得ない、父親の心境だと思う。 「父だと思わないでくれ、縁を切ってくれ」 そりゃ父親はそれでいいかもしれないが、 世間はそうは思わない。 「○○の息子」と色眼鏡で見る。 世間は縁を切ってくれない。 息子は偉い迷惑だよねえ。 仕事も異動させられ、いくら父親が殺人容疑では無罪でも、 犯人隠避の疑いは残るわけで、 会社は取材や風評被害を受けており 完全に査定で×がついた。 自分の十字架を降ろしたいというだけで、 息子の未来を全ておじゃんにする、 そんな父親果たしているのだろうか? 様々な工作できる頭がある割には、 また、加害者家族がどう暮らしていくのか分かっている割には、 あまりにも自分の息子の未来に無頓着。 ちょっとちぐはぐな印象を受けるな。 あと、息子が犯人の母親もあまりにも動揺がなさすぎ。 息子を何が何でも守ろうという気概が無い。 愛情が無いのか?? あと、自分なら東京ドームのビールの売り子に確認するな。 開幕戦で客のビールにお札が入るなんて珍事件覚えているよ。 ビールの売り子さんは誰が買ってくれたか覚えていて、 空になった頃を見計らって売りにくることで、 何杯も買わせようとするのだから。 (これは自分の経験談) あと、担当エリアも決まっているからね ビール会社1社につき1~2人で多くても8人くらいだから、 ヒアリングは簡単だ。 東京ドームの件は早々に潰せたと思う。 いろいろ突っ込み処はあるが、父親と母親の思考に?が付くこと以外は 昔の東野作品みたく、どんでん返しを入れようという試みがされていて、 いよいよ復活か?!と思わせる感じがして、良かったと思う。 次回作に大いに期待します! | ||||
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ストーリーや登場人物の人間くささが面白かった。 分厚いながらいっきに読み終えれたし、現実の憂さを忘れさせてくれた時間に感謝。 ドラマ化や映画化するのが容易く想像できるような面白さがある。 ただ、大切な最後が少し詰めが甘く感じた。 それでもトータル読了するまでの楽しさは流石と言わざるを得ない。 | ||||
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マスカレードホテルシリーズ、加賀恭一郎シリーズ以外の長編を待ちわびていたので即買いです。ただ、帯に書かれてあるような「白夜行」「手紙」〜新たな最高傑作・・・のレベルには到達していない気がしました。事件の真相が暴かれるクライマックスの場面があまりにも遅くて、肝心の描写が雑だなぁと感じました。でもやっぱり、重厚感のある読み応えはさすがなので星4つで。日本のミステリー小説史上燦然と輝く「白夜行」、そしてマイベスト小説「手紙」を超える次作に期待します。 | ||||
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良くも悪くも安定の東野作品です。 内容は警察やら探偵やらのいつものパターンです。 知識、文章力は流石ですが、もう自分は東野作品はいいかなっと思った一冊でした。 ネタバレにならない程度に。 ストーリー、登場人物など何もかもが軽い。 主要な登場人物でさえ感情移入というかストーリーや登場人物&登場人物同士の心理描写が個人的に軽く無理矢理感などを感じる為、きっとこんな感じの人なんだろう...のようなモノが想像出来にくい。 白夜行に代表されるような東野圭吾の初期の作品とはこの辺りが圧倒的に違う。今回も軽すぎる。 これが東野圭吾じゃなかったなら、それなりにいいと思いますが... 東野作品初期の白夜行やら手紙が好きで〜って方は買わなくていいと思います。 | ||||
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東野圭吾さんの作品はほとんど読んでいますが、その中でも秀逸ではないでしょうか。物語の展開が意外ではあるが、設定に問題がなく練り込まれています。章が終わる毎に次の展開が気になり、3日で一気に読んでしまいました。最後に何とも言えない虚しさと悲しさが残る作品でした。 | ||||
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ストーリーの展開のしかたなどは、まだ、東野圭吾様の読者になりたてに近いですので、 ほかのと、比べてどうだったということはわからないのですが、終わりかたがとてもすてきでした。 『適度な距離』(東京ー名古屋)『行ってみたい街』(乗りたい首都圏の地下鉄の路線)を同じ人、違う人(刑事さん)が何度も往復します。地方在住なので、脳内でシュミレーションするのが楽しかったです。 読み始めは、情景がうまくうかばないのと、もう殺人事件の物語はいや、これでサスペンスを読むのをやめよう…とすら思っていましたが、後半で白鳥と蝙蝠が逆転したとき(499ページ)の付近から胸の奥にじん…とくるものがありました。(東野圭吾様作品読者の新参者ですので、ふつつかなことを書いてしまうご無礼をどうぞ御赦しください)ネットで「嫌な思い」をなさったことが皆無なかたは、現在はほとんどいらっしゃらないような気がします。そういうかたへの「応援」にもおもえます。それと、実生活に役立つ知識がたくさんちりばめられ、盛り込まれて為になりました。ありがとうございました。 | ||||
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手紙と白夜行に連なるような作品と謳う帯に惹かれて購入しましたが両作品が好きだったため過剰に期待しすぎました 物語は冗長で本格的に話が動くのは半分を過ぎてから、しかも犯人の動機がそれだけ引っ張っておいてなんとも読者への説得力が弱いというか皆無に近い タイトルを今一度見てああ成程とは思ったものの正直ハードカバーで買うほどでは無かったかと思います 同氏のまだ読んで無い文庫を数冊買うほうがよほど楽しめたかと これから購入されるなら文庫化されてからでよいと思います | ||||
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現代日本の抱える問題点を、これでもかというくらいに盛り込んでいる。裁判員制度、被害者参加制度、自白中心の捜査、SNSによる誹謗中傷、などなど。作者がどの程度事実を参考にしたかはわからないが、おそらく、このように、被害者家族や加害者家族のことなど無視して裁判が進む可能性は十分にありうると思える。 検察官も弁護士も、そして裁判官も、何のために裁判があるのかを忘れている可能性がある。自分のポイントを上げることだけに集中しているのではないのか。たぶん、極端な形で表現しているだろうから、これがそのまま現実とは思わないが、少しでもそうした思いを持って裁判に臨んでいるならば怖いことだ。 「殺人のための殺人」というのは、実際にそうした事件が世間を騒がせたことがあるので、この部分は作り事っぽいとは思わない。ただ、こうした、現代社会の病巣とも言える事件を扱うなら、湊かなえの『少女』くらいの描写量がほしかった。また、次々と被疑者の証言と矛盾する事実が判明しているのに、警察や検察をはじめとする司法組織が、まった無視してしまうということが起こりうるだろうか。もし事実に近いというならば、この國は恐ろしい國になってしまったと言える。 | ||||
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白鳥とコウモリ 光と影 因果応報 なるほど。被告人と加害者の立場が入れ替わりクロスする。 重い人間模様。 冒頭の弁護士のいつもとは違う様子にヒントが隠されていたな。お見事、東野ワールド。 最後のシーンで胸に熱いものが込み上げてくるのを隠せなかった。 | ||||
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登場人物に感情移入しやすく、さすが東野圭吾さんです。 フィクションの推理小説では素人探偵が活躍することはよくあることです。素人がここまで捜査するのはおかしいと思う人は推理小説を読まないことをお勧めします。 | ||||
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最初の被疑者が誰かを庇ってるだろうということは、最初から想像できたが、最後のどんでん返しは見事。さすが東野圭吾! 軽い作品も多いが、重厚なミステリーが好きな方はぜひ一読を。 | ||||
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まずの分厚さに驚きました。 ですが2日かからず読み終えました。 東野圭吾さんらしく一度読み始めたら止まらない描き方は本当に素晴らしい。 読んでいく中でどうなるんだろう、きっとこうだろうと想像しながら読み進め毎回良い意味で裏切られます。 今回の話は麒麟の翼に似た部分がありました。良かれと思った行動が思いがけない方向へと進み、贖罪、後悔、償い、これをどのような方法で成そうとするか、被害者家族、加害者家族にふりかかる運命、悲しくもあり、考えさせられるものがこの一冊に込められています。 登場人物全員が物語の軸になりそれぞれの視点で物語が進む描き方は東野圭吾さんならではだと思います。 | ||||
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2000年代の頭の頃「殺人の門」「幻夜」「さまよう刃」等を発表していた頃のような重厚な作品が読めて、満足しています。 ここ最近の作品は私の中ではどれも消化不良というか、イマイチ満足していませんでした。 この作品は最初に読み始めた時から、「うん これぞ東野だなぁ」とページをめくる手が止まらない感覚になりました。 因果応報というか、人が生きていくこと自体が罪深いという事を感じさせる作品でした。 1980年代に新刊屋さんで「放課後」という作品名に惹かれて手に取ってから30数年。 作品数も100近いのかな? これだけの数の作品を世に送り出し、読者(もちろんワタクシも)はいつも勝手だから、これはつまらないとか、今回のはイマイチとか言うけれど、これだけのクオリティを保ちながら作品を発表するのはやはり天賦の才の持ち主なんだなぁと思います | ||||
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東野圭吾さんの作品はガリレオシリーズ以外 すべて読んでいます。(化学は苦手・・) 大好きな刑事ものなのですごく期待しました。 最初はこれは面白い!と思ったのですが 刑事ではなく素人が謎解きをしていくという所に 現実味がなくつまらなくなってきました。 この物語では刑事は誰でも良かった感が残念です。 | ||||
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こんな素晴らしい作品に出会えて幸せです。 なぜなぜと言う疑問が、最後に全てつながっていく気持ち良さと、人間の運命、縁というものを感じさせてくれたこの作品に感謝したいです。 | ||||
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500ページ超えの長編。 怒涛の展開という風ではなく、ゆっくりゆっくり、しずかな流れに任せて真実に近づいていく、とても心地よい極上の読書時間でした。半分以上を読み進めたときに、あぁ、終わりたくないなと思い、時々本を置いたり、でも続きが気になってまた読んでを繰り返しました。考えさせられる重いテーマだけど、軽やかに、希望はしっかりと感じさせる東野作品でした。 | ||||
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終章までズドーンと重く、かつさしたる進展もなく物語が延々と続いていきます。 つい残りのページ数を確認して「早く終わらないかな」と感じてしまう始末。 肝心の真犯人についてはもう論外。出番少ないし。 登場人物もインパクトに欠ける人物や無能な刑事や、やたらキーキー煩い女性でウンザリ。 東野圭吾の法律モノは好きになれない。実際は無いだろうけど刑事が被害者家族とコンタクト取って内密の情報をさりげなく気づかせようとしたり。 刑事達の作戦会議の場が料亭で料理をつつきながら、が多すぎるのも違和感。 緊迫感もないし、加害者家族と被害者家族がワケはあっても打ち解けちゃう流れだし。 東野圭吾のネームバリューのみの作品でした。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は頭に映像が浮かび、「次はどうなる?」の連続で一気に読了する作品が多いのですが、本作品もそのような展開でした。久々に読み応えのある作品で、楽しませていただきました。 細かいところで気になったのは(違和感あったのは)、スマホを持っているのに時刻表で列車の時間を調べているところや今やIC乗車券があるのに駅で切符を買っているところでした。そのように書けない何かしらの理由があるのかなとも思いましたが。 | ||||
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