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白鳥とコウモリ
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白鳥とコウモリの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全251件 101~120 6/13ページ
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| 事件は遡って解決します。 でも、関わる人を傷つける結果になり、自分に降りかかったらと想像すると理不尽かつ恐怖感で心が折れそうになると予想します。 以下、ネタバレになるかもしれません。 帰りの新幹線で二人は無言で座っていますが、たどり着く結論が同じです。 勝手な想像ですが、二人でいなければ帰省もままならなかったのではないかと思っています。 この出会いと過ごした時間がいつかまたともに過ごす時が来ますようにと祈ります。 再読し、「白夜行」も読み返したくなりました。 | ||||
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| 東野圭吾さんの作品はいくつか読んでいますが、かなり心に残った作品でした。 どの立場の登場人物にも感情移入でき、読んだ後は涙が溢れてくるような作品でした。 とても面白かったです。さすが東野圭吾さんです。 | ||||
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| どう保管されていたのか知りませんが、新品?と思うような状態の物が届きました | ||||
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| 東野圭吾の作品は本当にハズレがないと思っていますが、この作品は本当に考えさせられる良い作品でした。 522ページという分厚い内容ですが、いつも通りのわかりやすい登場人物の語りや、一つずつ謎が解けて、ピースが揃っていく、読んでいてとても面白いです。 被害者と加害者の両方の側面を見ることで、同じものでも別のものに見えてくる感覚から、だんだん登場人物に感情移入させられ、最後は胸に込み上げるものがありました。 素晴らしい作品です。おすすめです。 | ||||
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| さすが東野圭吾さん、読みやすく登場人物1人1人の感情移入もしやすかった。ただ1点だけ、これはネタバレになりますが、、30年前の真犯人をメールで打ち明けてしまう辺りのストーリーが急に軽率なものになっていて無理があるように感じました。それが人間というものなんだろうけど。 | ||||
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| 内容についてはまだ読んでいないのでコメントありませんが、商品についてはキズや痛み等もほとんどなく良品でした。またの機会にお願いしたいです。 | ||||
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| これぞ東野圭吾。容疑者Xの献身、手紙、白夜行、それらをすべて一つの作品に押し込んだ、ものすごいストーリーでした。私の文章力では感想すらうまく表現できない。ものすごいものを読まされた。これまで読んできた東野圭吾作品の中で私的には一番です。 | ||||
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| 久しぶりに引き込まれる小説でした。 2つの事件で、登場人物の立場が入れ替わり、「善と悪とは」なんてことを考えさせられました。 罪とは自分が罰せられることではなく、自分の家族が苦しむことという点にはとても共感させられました。 それから、タイトルも。白鳥とコウモリがいつか幸せになってくれることを祈るばかりです。 | ||||
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| 不満は一点だけ。 最後の最後に判明する真犯人、無理やりに「サイコパス」キャラ設定になんてせず、動機は「復讐」だけで良かったのでは? それ以外は完璧。面白かったです! あとはまあ・・・他の方も指摘しているように、重いテーマ&重い展開なのにも関わらず、『白夜行』『悪意』『むかし僕が死んだ家』の頃のような「魂の叫び」的な重厚さが足りないような気がしないでもないです。具体的にどこが?と言われると、答えられないんですけどね。 ということで、星四つとさせていただきたいと思います(実質、星4.5)。 | ||||
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| 新品で購入したはずなのに、表紙の端はすれ、染みもついていた。 すぐ読みたいので返品はしませんでしたが、読み進めるとなにかのカスみたいのが挟まっている箇所もあり。 中古だったかな? | ||||
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| 最初からグッと引き込まれ、どんどん読み進めたくなる展開。 作中に「白鳥とコウモリ」のセリフが出てきた辺りで、これはこの後の展開が楽しみでしかない!と思ったのに、まさかの大失速。 ある意味、そうきたか!という内容でしたが、これはいただけない展開でした。 もっと胸を締め付けられるような止むに止まれぬ理由が欲しかった。 ストーリー的には「赤い指」に似たものがあるけれど、あの作品に描かれた家族の苦悩も描かれず、唐突すぎる展開に期待を裏切られた思いです。 | ||||
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| 梱包も丁寧で配達も記載通り届き 商品も詳細と同じで問題点がなかった。 又良いもの欲しい物がある時はここで お願いしたいです。 | ||||
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| いつも作者の作品を楽しく読ませてもらっています。 このたびも過去に傑作と言われた小説に劣らず、最後まで ハラハラドキドキさせて貰いました。 続きが気になりページをめくるたび、 終わりが近付いてくるのを恨めしく思いました。 土地鑑の有る人形町の隣町が舞台なのも 個人的には嬉しかった。 | ||||
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| まさかの展開はさすがです。 | ||||
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| 東京で白石という弁護士が殺された。周囲の人間は「あの先生が殺されるとは考えられない」と言う。 警察が調べていくうちに、倉木達郎という愛知県に住んでいる人物が浮かび上がってくる。この倉木が行っていた東京の料理屋の店主、浅羽洋子(あさばようこ)は、夫を警察のせいで亡くしていた。 殺人事件の容疑者で、留置場で首を吊ったのだ。1984年に灰谷という金融業をしていた男が殺された。容疑者として逮捕されたのが洋子の夫、福間淳二(ふくまじゅんじ)である。それから4日後、福間は自殺した。 2つの事件の犯人は案外簡単に分かる。しかし、そんなにあっさりと話が終わるわけがない。容疑者が自白した内容の裏が取れないのだ。 そして、殺された白石弁護士の家族は被害者参加制度を利用して真相を知ろうとする。 メッセージ性の強い小説である。時効になった事件はもうなくなったとみなしてもいいのか。今の司法制度はそのままでいいのか。裁判で争わない点でも、もっとしっかり調べて関係者が納得できるような結果にすべきではないのか。2人殺したら死刑になるのに、1人だと死刑にならないのはおかしくないか。かつての警察の高圧的な取り調べの問題も含まれている。 この本に織り交ぜられている問題は、すぐに答えが出るようなものではない。読者一人ひとりが考え、自分なりの解答を出していくしかないのだろう。 ミステリーとしても十分楽しめる内容だ。いろいろ考えさせられる小説であった。 | ||||
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| プレゼントの品なので、好評を聞いています。 | ||||
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| この作品は帯にもあり、他のレビューでも賞賛されている通り構成、グイグイ引き込んでいく筆致、ストーリーどれも素晴らしかった。しかし、途中小料理屋の70歳代女将を『ばあさん』と呼び、その娘の40代の女性を66歳の重要人物(男性)の恋の相手としての設定するのは古臭くないか。(水商売の女性は年配の男性に惹かれる、という)細かいところだけれどもこういう点は年配の男性が描く夢のカップル像なんだなあと最後まで引っかかってしまい物語の面白さが半減。故に星3つ。 | ||||
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| 悲しい内容です。 | ||||
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| 520ページの長編で2つの時間を絡めた内容。まどろっこしいストーリー展開と、犯人はモブキャラという東野圭吾らしい落ちで全体的に話が長く残念な印象。 | ||||
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| 裁判の過程において、加害者家族と被害者家族が交わることは厳禁と言われる。ところが、事実がつまびらかになっていないような状況や時系列が複雑に入り組んでいる場合など特殊なケースでは、加害者家族と被害者家族が直接コミュニケーションを取ることで真相により早く近づくということもあるのではないかな。警察も、検察も、裁判所も、弁護士も、裁判の勝ち負けや量刑の軽減ばかりに意識が行って、自らのプライドにこだわるがゆえ本質を見失ってしまうということも、ひょっとしたらあるのではないかな。そんなことを感じたりもした。 --- 本書の登場人物のほとんどが「良い人」。「良い人」であるがゆえに悩み、「良い人」であるがゆえに口をつぐみ、「良い人」であるがゆえに法を犯してしまう。そしてその行為を見た「良い人」も悩み、沈黙し、別の法を犯してしまう。不条理といえば不条理。それでもそれも現実。思うに良い人の一番の敵は「時間」かもしれない。その時はそれで納得できているのだが、時間とともに関わる人が増え、また人の気持ちも変わり、さらに自分の心の中で蓋をしていたものが徐々にほころびはじめる。やがて、それが本当に正しかったのかどうか、自問自答を始める。後悔の念が襲ってくる。苦しくなる。 そんな多くの「良い人」の中に、本当の「クズ」がいる。ここに登場する、弱者に投資を唆し不当に仲介収入を得ていた男がそう。ただ、もう一歩踏み込んで考えてみるに、この男も子供の頃からこのような「クズ」であったとは思えない。この男の生い立ちがどのような経緯で、大人になっていく間にどんな境遇であったのか。その「クズ」を取り巻くすべてのものが彼にどのような影響を与えたか。そこに、この「クズ」をクズたらしめる要因があったのではないか、、、とか、考えてしまうのだ。 むしろ、この「クズ」より怖いと思ったのが「人を殺してみたい」「殺人に興味がある」という動機で行われた殺人事件の加害者。ホントにそれらが殺害の主たる動機ならばこれは怖い。ただ、そう思うのと実際に行動するのには大きなハードルがある。そのハードルを越えるきっかけが「復讐」だったりするのか。いやむしろ、「復讐」は一つの言い訳だったり、思いを遂げるための「きっかけ」を探していたということであれば、それはそれで怖い。 『白鳥とコウモリ』というタイトル。いろいろな解釈ができると思うが私はこう思う。 『白鳥』とは、ここに登場する「良い人」すべてだ。したがって、被害者家族も加害者家族も皆『白鳥』なのだ。たまたま、そういう境遇が自分の身近に起こっただけなのだ。 そして憎むべきなのは、例えば、「交通事故を起こしたことを会社に報告したことで会社内の査定に響いてしまうという事実」とか、「殺人事件の加害者の家族ということで社会からさまざまな形で非難を浴びてしまう事実」とか。このような「社会的制裁」や「忖度」「同調圧力」みたいなところだ。そして、この「社会的制裁」や「忖度」「同調圧力」みたいなのが、まさに『コウモリ』なのだ。この『コウモリ』は、黒でもなければ白でもない。一言でいえばグレー。そして、動物でもなければ鳥でもない。時と場合によって、様々な形に変えて襲ってくる。 人間が集まって社会を形成し生活をしていると、ふとした拍子に、どこかで何かの形で、目の前に現れてくる。実に嫌な奴。そして、この『コウモリ』のタネは自分自身の心の底に常に抱えているのかもしれない、ということも含めて。 「実に東野圭吾らしいな」というのが、読後の最初の感想。 ただ、なんとなく既視感のようなものが否めない。それは、ストーリー的に『容疑者xの献身』を彷彿させるし、シチュエーションが『手紙』のようでもある。さらに、隅田川や人形町などが出てくると加賀恭一郎シリーズが嫌でも頭をよぎる。 それでも良く練られている。面白かった。一気に読むこともできたが、いろいろと考えながら、行きつ戻りつしながら読んだので今回は時間がかかってしまった。 読んだあとに、本のカバーを外して、そこでまた驚かされた。 | ||||
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