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湖の女たち
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湖の女たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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介護施設殺人 刑事2人の恫喝・違法取り調べ。 介護士・佳代へのサドマゾ的執着。 100歳の殺された施設の男性は、何故か? 731部隊の生き残り、 そして薬害エイズ事件へ・・・ 非常に消化不良でした。 映画を観てからの読書でしたが、 平易な文章のわりに気色悪いさくひん。 | ||||
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真犯人は? その動機は? 最後に謎解きがあるものとばかり期待したが、全て不明のまま終了。 被害者は731部隊の医師という背景は無関係。 物的証拠もない自白に追い込むのが得意な刑事は告される。 少し変わった趣向として、犯人に仕立て上げられた介護士の同僚は、突然、担当刑事の言うがままに、その性欲を満たす。 「O嬢の物語」のようなマゾヒズムは、権力の暴力から生じる不安を避けるための自我の防衛メカニズムの一種ではないかと思った。不安にさいなまれ、苦痛に満ちた生より、安楽な死を選ぶ心理を描いているような気がした。 それにしても、何の小説なんだろうか? | ||||
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読後に気づいたのだが、表紙からは考えると濱中と佳代がタテ糸でそのほかはヨコ糸だったのか。 読後直後はこのミステリーに二人の関係は必要だったのかと思ったがそうであればそれで納得する。 だからこそ満州の子供の犯罪と琵琶湖畔の子供の犯罪を結びつける必然性はあるのかとかミステリーとしては腑に落ちないストーリー展開だったのだ。 最後佳代が溺れる女で終わらず幸せの予感を残したところが救いだった。 | ||||
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地元に撮影来てたので映画化を待ちつつ購入してみました。ちょっと大人向けかな? | ||||
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この小説がどこまで脚本化され、どこまで映像化されるのか、ドキドキが止まりません。とにかく早く映画が観たいです。 | ||||
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11月に映画が公開されるのでそれまでにこの原作を読んでおこうかなと思います。 暇だったらね。 湖って琵琶湖かーい | ||||
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琵琶湖の周辺で起きる、介護施設での事件と戦時中の隠された事実が交錯する群像劇。 こちら(読み手)の理解が追いつかないのか、または描く内容が多すぎてかなのかだが、散らかっており消化不良。 悪人、国宝といった長編のほうがおすすめ。 | ||||
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吉田修一らしくないツマラい作品では? | ||||
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『悪人』の時もそうだったけど、読み終えたとき「良かった」とも「悪かった」とも言えないモヤモヤ感がありました。途中で終わっている感覚と言えば良いでしょうか。 | ||||
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エンタメのミステリー小説と思って読むと面食らってしまうかもしれません。 現役の芥川賞選考員が湖の美しさを丹念に描いた純文学作品です。そして、その美しい湖面に映し出される登場人物たちの腹の中……。 その描写力はさすがに圧倒的です。 | ||||
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最高傑作「国宝」を読んで以来、吉田氏の作品の大ファンとなっています。 本作も「湖」と「水」によって、不穏な音が忍び寄るような独特の世界観を描き出すその手法には唸らされてしまいました。 しかし、話の筋自体には非常に荒っぽく無理があるのは事実。それでも、楽しめない作品というわけではありません。 | ||||
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吉田修一さんの本がとにかく好きで、 『悪人』『怒り』を超える愛の衝撃! 吉田修一史上「最悪の罪」と対峙せよ。 という紹介文に、悪人と怒りこえちゃうの?!?と、とにかくワクワクして手に取りました、結局、私的に悪人と怒りを超えることは残念ながらありませんでした、、、。 面白いんですが、期待し過ぎてしまって、うーん感が強いです。 | ||||
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療養介護施設の殺人事件をきっかけに出会う男女が倒錯した関係に落ちて行く様と、殺人事件にまつわる過去の出来事を追う記者のストーリーが絡み合いながら進む。 ちょっとありえないような展開から男女がインモラルな関係へ発展していく様は、自分にはリアリティに欠けるように感じた。吉田修一の作品は、善人であれ悪人であれ、その人生や生き方になにかしら共感を感じる作品が多いのだが、この作品の主人公の男女には正直共感できる部分があまりなかった。また、途中まではミステリー仕立てになっているのだが、その部分も十分に回収されず、消化不良に終わった。 本作は作者が新しい表現方法を探そうした実験的な作品のように思う。 | ||||
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余計な描写が多すぎるとか、話広げすぎかなとかが 気になりましたが普通におもしろかった。 編集者として自社の書籍の販促に徹するのは素晴らしいことだと思います。 ただ、中瀬さんがすごくおもしろいって言うんだからと勝手にかなり期待してしまい 読み終えて少し後悔する感じが続いています。 | ||||
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ひとつひとつのガジェットは魅力的でミステリアスで充分にぞくぞく、わくわくさせてくれるのですが、それらが最後までつながらない。読み終えて、ありゃいったい何だったんだい? てことになりますよね。それと、男女の倒錯した性癖(ていうか精神構造?)にまつわる表現も唸らされるんですが、それもそれだけで完結しちゃってる。そんなこともあって、最後の湖の夜明けを微細に描写した文学的な技巧も持ち重りが過ぎてね、胸に染み込んでこないんです。中途半端で残念。 | ||||
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吉田修一の作品はこれまで数多く読んできましたが、「悪人」「怒り」「さよなら渓谷」のような読後感を期待すると、ちょっと物足らなさを感じます。 本書中盤あたりで突如現れる三つの数字が出た瞬間「おお、そう来たか!これは凄いことになりそうだ」と期待が一気に高まります。 以前「橋を渡る」の最終章で一気に小説の設定が変わり驚かされたことがありますが、本書でもまたして吉田修一、大胆な展開を見せてくれるのかと期待してしまいました。 この三つの数字に絡む事件をその後ぐいぐいと推し進めてくれるとの期待が高まるだけに、その後の展開には、よけいに多くの読者はガッカリしてしまうかもしれません。 本書は琵琶湖周辺を舞台にしていますが、本書の舞台が海辺ではなく湖としているのは、海とは違って閉ざされた湖では結局どこにもたどり着けない、ということを象徴しているのかもしれません。 それは端的に主人公豊田佳代がポツリともらす「もしここが海やったら、このままどっかに行けるんかもしれへんけど、ここ湖やもんな」との言葉に集約されているように思います。 それでもラスト2ページに希望はみられます。 | ||||
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