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わたしが消える
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わたしが消えるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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高齢の認知症予備軍にハードボイルは可能なのかという点では、十分とは言えないが大きな破綻はないように思いました。随所にニヤリとするような箇所があり、楽しみながら読みすすめていくことができます。 青年中年のような激しいアクションや動きこそ少ないですが、ハードボイルドに必要な条件は揃っており、個人的には、ちょっとしたゆとりと言うか、マイルドさを味わいながら楽しむことができました。 | ||||
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初版本も読み良かったので、単行本も出版されたので購入したら、最後におまけの続き短編が書いてあり面白く感動しました。この単行本は知人にプレゼントすます。 | ||||
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軽い認知症がある元刑事が介護施設の門前で放置された身元不明の老人の正体を追う。 真相に迫るにつれ、身の危険が迫ってくることに。 世の中のはびこる利権を描き、社会に一石を投じている。 消えゆく記憶を残すのはノートに書き留めるのではないこと。 大切なひとと話しをして聞いてもらうことだと力説している。 | ||||
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非常に面白く読みました。近年の乱歩賞では秀逸な作品である⁉️ | ||||
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前半の文章が、うまいとうなされてしまう。これが小説だと思います。上質海外ミステリーみたい。 | ||||
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娘の頼みで養護老人ホームに遺棄されていた認知症老人の過去を探ることになった元刑事。 主人公が少しずつ過去を掘り起こしていく過程が丁寧に描かれ、それが予期せぬ過去の事実に繋がる、というのは予想通りの展開だし、今の日本で正体不明というとこれ位しかないという意味でも真相は早くから想像がつく。 またラスト近くの話の収め方もちょっと粗さが目立つ。 しかし、この作品が印象に残るのは、読み易い短い文章で己も認知症に向かっている主人公の心情、そして娘との再会をしっかり描き込めている点にある。 さほどアクションがあるわけでもないが、過去、そして残りの人生に対する主人公の矜持、そして家族の再生がテーマとして実に上手く描きこまれているために一級のハードボイルト小説となっている。 | ||||
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第66回江戸川乱歩賞受賞作。介護施設の門前に置き去りにされた老人の身元を、元刑事が探るうちに隠蔽された謀略が暴き出される社会派ハードボイルド。 キャラクターの境遇に認知症というテーマを上手く使っていると思いましたし、また文章にもこなれている感がありましたが、なるほど既に松本清張賞受賞歴のある作家の方でした。 謎の設定はオーソドックスであると思いますが、適度な緊張感で飽きることなくテンポ良く読み進められます。 タイトルと本体の書き方の関係には選考委員の選評を読んで気付かされました。 | ||||
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レビューが良くないので期待せずに読みました。だから逆に楽しめたのかも。 凡人が巨悪に立ち向かう感じでしょうか。 文章がこなれてて安心して読めます。 『テロリストのパラソル』、とか、『行きずりの街』のような読後感。逆に言えば既視感はあり。 ミステリ好きよりハードボイルド好きにお勧めします。主人公は渋すぎます。 以下、ネタバレ。 。 。 。 。 。 。 。 ところどころわからないところがありました。 分譲マンションですよね。なのにオーナーがいる、オーナーがいるのに、修繕費を住民が心配する? 肝心のクライマックス。クライマックスで一気に安っぽくなっちゃった印象。 ドンパチ、とか必要かなあ。惜しいなあ。ヒロイン(娘)の危険とか、別に要らんよなあ。 クライマックスさえなけりゃなあ。。。 最後の病院のシーンからはまた硬質に戻って良かったです。 あと、一人称が全く出て来ない、これが題名の伏線回収になってるところはすごい。 | ||||
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軽度の認知症を患う元刑事に持ち込まれた、身元不明の老人の特定の仕事。 渋々ながらも仕事をこなしていくうちに、その老人に絡む過去の陰謀の匂いが。 男は認知症を乗り越え、真相に辿り着くことができるのか、というストーリー。 途中でそれなりのどんでん返しもあるし、最後まで飽きずに読ませるストーリー展開は評価できます。 オチはちょっと・・、という感じもしますが、エピローグもなかなか良かったですし、総じて楽しめました。 13階段のようなハラハラ感はないですが、お勧めできます。 | ||||
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