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(短編集)
汚れた手をそこで拭かない
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汚れた手をそこで拭かないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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| オール讀物に掲載された4篇と書き下ろし1篇の計5編の短編集。 小学校教諭が仕事上のミスを糊塗していくうちに追い詰められ、最後に待ち受ける罠が意外な「埋め合わせ」や、人の気持ちを察せられず、自己保身から墓穴を掘る映画監督の「お蔵入り」の出来栄えが秀逸でした。特に「お蔵入り」は過去のエピソードの使い方が上手いと感じました。 冒頭の「ただ、運が悪かっただけ」が一番ミステリーらしいけれど、テーマは夫婦愛と感じ哀しくも温かな余韻が残りました。 | ||||
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| 「ただ、運が悪かっただけ」「埋め合わせ」「忘却」「お蔵入り」「ミモザ」の五篇。 どの作品も削りに削って、そして磨きに磨いて、行きつくところまで行きついた、それくらいにまで洗練され、完成されている。 それぞれに違う世界観だが、読みだすとすぐにその世界に入り込んでしまう出だしの描写が素晴らしい。 ほんの少しの失敗、行き違いで何気ない日常が変容していく様が本当にクセになる。 個人的には「埋め合わせ」が一番好き。 ブラックというよりユーモアを感じさせるミステリーで、五木田というダメ教師がすごくいい。 オチは主人公の教師としては堪らないだろうが、思いきり笑ってしまった。 ここまですべての作品のレベルが高い短編集というのは、なかなかお目にかかれるものではないと思う。 | ||||
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| 『汚れた手をそこで拭かない』 「ただ、運が悪かっただけ」「埋め合わせ」「忘却」「お蔵入り」「ミモザ」の5篇収録。 表題作はない。 表題の『汚れた手をそこで拭かない』の意味は、登場人物の手を共通して汚しているであろうは罪。罪をこっそり拭おうとするが、汚れがかえって広がってしまうように事態は悪化していく様子が、想像しやすい様に書かれていく。 | ||||
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| ホラーとかではないのですが…人間が誰もが持っている恐さをこれでもかというほど味わえるミステリーでした。めちゃくちゃ恐い。ただし、不思議と読後感は悪くなく、むしろ爽快。ちょっとほろっと来るのもあります。 ここまで短編全編の完成度が高い一冊は近年なかなかないと思います。何気なく書いているようで、実は職人のめちゃくちゃ手の込んだ料理を食べたような、そんな満足感がありました。 | ||||
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