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ジャッカルの日
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ジャッカルの日の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 41~60 3/4ページ
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| 途中でダレることなく緊迫感を維持したまま駆け抜ける面白さ、比類するものが無い娯楽傑作。 翌日が平日だったら、夜に読み始めてはダメです。一気に読まずにはいられません。 黒澤明監督は「ビフテキの上にバターを塗り、さらにウナギの蒲焼を乗せたような映画を作ろう」と、「七人の侍」を撮ったそうですが、小説「ジャッカルの日」も、全く同じ表現が当てはまる、満足感てんこ盛りの作品です。 まあ、あまりベタ褒めでハードルを上げ過ぎるのもこれから読む人にとって逆に不親切かもしれませんが、そのくらい好きな作品です。きちんと時間を取って、腰を据えてじっくりこの世界を楽しんでください。 | ||||
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| 最初に驚いたのは、フィクションでありながらその精緻な描写。記者時代の取材経験を生かしているということだが、そのリアリティ溢れる描写が素晴らしい。そして、淡々と事実を追っていく著述方が、読む手を逆にどんどん引き込んでくれる。あまり語るとネタバレになるのでやめるが、これを読めば誰もがフォーサイスの虜になるだろう。彼の最高傑作であり、この手のジャンルの金字塔といえる。 | ||||
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| 結論から言えば、夜更かしするほどハラハラドキドキできる良い作品でした。 そして結論から言うのは、読み始めに難があるからです。 この小説は、著者がジャーナリスト畑の人間だったからか、描写がやたらと繊密です。 勿論それが暗殺準備の手順や警察側の捜査手段をもっともらしくし、合間合間にある主人公の各地での骨休めの優雅さをありありと眼前に浮かばせ、全体の雰囲気を素晴らしく色彩付けていたことには違いありません。 そういう良い部分はこの文体だからこそでしょう。 しかしそのせいで、まだこの作品に興味が持てていないころ、つまり盛り上がり始めてもいない頃ですね。端役のような登場人物の名前や組織・役職名、それに情景描写などが書かれすぎて、読み進めるのにひどく苦労するのです。 新聞記事を読んでる感覚と言ったら大げさかもしれませんが……。 ーーけれども読み進めるにつれ、中盤に差し掛かるあたりでは、物語が急エンジンで発車し、俄然面白くなってきます。 そうなればもう目を離せなくなり、勢いに任せて最後まで読んでしまうくらい引き込まれます。 評価が5でないのは、この序盤の退屈さです。 他の人にとっては退屈ではないのかもしれませんが、読み返してみてもやはり僕の目にはそう映りました。 そこを勘定に含めても、傑作であるのは間違いないと僕は思います。 | ||||
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| 学生時代、父に勧められて映画を先に観た。冷静沈着、精巧なアンドロイドとも思えるジャッカル。彼が、人間くさく悩んだり迷ったりすることなく、着々と『ドゴール暗殺計画』を遂行していく様がまるでドキュメント映画のように面白かった。それまで知らない世界が、その中に存在した。それから本書を手にしたのだが、一気に読んだ。文庫本が、まるで立方体に見えるほど分厚い作品だが、まるでジャッカルの手数のように無駄なんてどこにもなかった。もちろん映画で省かれていたことがより深くより詳細により緻密に書き込まれており、ほとんど「暗殺計画スケジュール本」のようで不謹慎ながら本当に心躍った。もちろんフィクションであるという前提だが。同時進行に進む、フランス警察側の「暗殺計画阻止」の生々しさも話の展開につれて狂おしいほどの切迫感があり、ルベルとどちらに肩入れをして読み進めていくべきか悩ましかった。初めて読んでからもう四半世紀経ったが、このノベルは、別格の王様だと思う。どのページを開いても、そこからすぐに世界に引き込まれてしまう。 | ||||
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| 私が読み所有している「ジャッカルの日」はS50年2月版で、今の表紙と大分かけ離れています だけど中身は一緒。コードネームはジャッカル、指令はフランス:ドゴール大統領暗殺・・結果どのようになったかは歴史で分かりますが、どうしてこの様な結果になったのかが一番重要な処で・・・男が重要な仕事を片付けようとする刻やっぱり・・・が欲しいの分かります。小説も映画も最高ですが2番戦時の映画はダメですね・・・ | ||||
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| たまたま関係する本でお勧めとして上がってきたので、懐かしく思いました。フォーサイスの文庫版になったものはその他にも読んでおり、落合信彦を読む前に世界情勢、サスペンスとして読んだ記憶があります。 事実としてとらえたので臨場感を持って読み進めたように思います。 当時の角川文庫も外国ものは割と少なかったため、どうしても文庫紹介で載っているため、気になるため買ったのが始まりで、決して世界の暗躍に興味を持ったわけではなかったのですが、この本から実は世界の裏ではこのような暗躍がひしめいているということに興味を持つようになりました。 今でこそ北朝鮮等の動きがクローズアップされますが、9・11以前の世界でもいろいろな工作活動はあったのだと理解させていただいたものでした。 以前の表紙は、赤の背景に銃を構えた男がいるような渋いものだったような気がします。 | ||||
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| 映画にもなりヒットした、“ドキュメンタリー・サスペンスの大家”フレデリック・フォーサイスの小説デビュー作。アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’72年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)受賞作でもある。 反ドゴール派の秘密軍事組織OASは、度重なるドゴール大統領暗殺の失敗に、最後の切り札として、‘ジャッカル’というコードネームを持つプロの殺し屋を高額の報酬をもって雇う。対する官憲側も、この情報をキャッチして‘ジャッカル’の暗殺阻止に司法警察刑事部のルベル警視を起用する。 一見風采の上がらないルベル警視が全力を挙げて、まるで雲をつかむような正体不明の殺し屋に迫ってゆく警察力は凄まじいものがある。一方‘ジャッカル’も内通者を通した情報からルベルの動きを察知して、あと一歩のところで姿をくらます。4回も身分を変え、邪魔者を排除しながら、暗殺の準備を整える‘ジャッカル’と、イギリスをはじめ各国の協力の下、この正体不明の殺し屋の身元を突き止めんとするルベル側との息詰まる迫真の攻防は本書のメインストーリーであり、かつ最大の読みどころである。 ドゴールが暗殺されず天寿を全うしたことは史実であり、暗殺が失敗することは誰でも知ってはいるものの、読者は「もしかしたらこんなことが実際にあったかもしれない」と思いながら、ページを捲る手を止められない。本書は、ラストまで、どこまでがフィクションでどこまでが事実かと手に汗握りながら読ませる、エンターテインメント小説の世界に“ドキュメンタリー・スリラー”という分野を生み出した傑作である。 | ||||
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| 絶対間違いのないストーリーというのがあるとすれば、この「ジャッカルの日」は間違いなくそのジャンルにはいるだろう。 当時フランス大統領だったシャルル・ドゴールを暗殺するために、やとわれた殺し屋「ジャッカル」と、それを追い詰めるフランス警察。 ジャッカルが、筋肉質長身のブロンドのハンサムで、グルメで女たらしであるのに対し、フランス警察の警視のルベールは、カミさんの尻にしかれたサエない小男。ところが、このルベールの「コツコツ」とした性格が、着実にジャッカルの足跡を探り当てる。数年前の足跡が、数日前となり、数時間前となる。 一方ジャッカルは、精密機械のような用意周到な計画と変装技術により、自分に危機が迫るのを知りながら、プロフェッショナルとして、仕事を完遂することにすべてを賭ける。これだけだと、まるでゴルゴ13みたいなのだけれど、ジャッカルのおもしろいのは、仕事の合間に、おいしいディナーを楽しんだりと、とてもセレブなライフスタイルを持っているところだ。 | ||||
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| もう40年以上も前に書かれた小説なのに未だに色あせない。どこまでかが実話で、あるところからフォ−サイスのフィクションですが読み応え充分でした。映画は2時間に詰め込まないといけない反面、小説だと背景の説明などたっぷりあってとてもリアリティを感じました。一国の元首を暗殺する本をよく出せたなというのも驚きです。最後までジャッカルの正体は分からない。彼は一体何人で国籍は? この本をきっかけにフォーサイスの本を読み始めました。 | ||||
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| 一回目に読んだときは、(ふ〜ん。まあそこそこ面白かったかな)という程度でした。 しばらく置いて、二回目に読み返したら、(あれ、これって、こんなに面白い内容だったっけ?)と思いました。 そして三回目、さすがに内容は覚えてるのに、何故か読み終わるまでドキドキしていました。 不思議な本です。 | ||||
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| 映画化された作品を観られた方も多くいるかと思いますが、 是非原作も読んでいただきたい作品です。映画同様、一気に 引き込まれます。 映画との対比でいえば、当然かもしれませんが各々の個人や 組織の背景が、丁寧に描かれています。 米国のクライム・ノベル、警察小説や犯罪小説に食傷気味の 方にオススメ。 主人公のジャッカルは単独犯ではありますが、本作の構成は 組織対組織のお話。個人の狂気や怨念・復讐とは無縁なだけに 安心して読めます。ハンバーガーを食べ飽きた方はどうぞ…。 ボブ・リー・スワガーとはもちろん違うスナイパーの物語です。 | ||||
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| 終盤に行くに従ってどんどんと高まるサスペンス。その緊張感が物凄い迫力を生む。確かに傑作スリラーだ。身元が全く不明の男ジャッカル。プロフェショナルな暗殺者とはここまで凄い人物なのか。さいとうたかおの劇画「ゴルゴ13」は、おそらくこのジャッカルをモチーフにしているのではないかと思う。 追う者と追われる者の相克。サスペンス小説の最も普遍的なテーマだ。 | ||||
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| フォーサイスがこの小説を書いた当時と現在とでは、多くの事が異なっている。現在は、例の9・11後であるし、小説執筆当時は冷戦構造が強靭だった時代である。この小説がやはり名作であるのは、登場人物がとる行動の動機が、人間心理の不条理と合理性の両方から描出されていることだと思う。執筆当時、作者が持つ制度についての知識や情報量に「そんなことまで知っているフォーサイスって凄いな」と圧倒された読者も多いだろうが、本作品の素晴らしさはそれだけではない。ドラマの登場人物の行動には「そんなことするヤツァいないだろ」とツッコミたくなるものが多いのだが、本作品の登場人物にはそういう人や行動は少ない。極めて少ない。フォーサイスの「人間とはこういうものだ」という視座と主張がシッカリしているのだと思う。 | ||||
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| フォーサイスの処女作にして、情報謀略小説の金字塔であり、最高傑作である。 というより情報謀略小説というジャンル自体が本作によって生まれたといっても 過言ではない。記録的なベストセラーとして名作の列に名を連ねることになった のみならず、その登場以前と以後とでは、スパイ・冒険小説の表現世界は大きく 変わったといってよい。以前はただの小説であり、文学であったものが、新たに "リアリティ"が求められるようになったのである。実際に本書は、歴史的事実を 背景に語られていて、どこまでが事実で、どこまでがフィクションなのか曖昧な ところにその魅力がある。そして圧倒的に面白く、読者を夢中にさせるスリルが ある。発刊から三十年以上たった今でもその輝きはまったく失われていない。 高名な評者による無数の書評がある本書に、私のような素人の御託は無用だ ろう。とにかく面白い小説が読みたい人には、是非ひもといていただきたい。 | ||||
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| 主人に借りて読みましたが、一気に読んでしまいました。 海外物のスリラー小説は、今まで読んだことがなく、 とっつきにくいのでは、と(旧版の表紙のデザインもかなりハードな印象だったので) 敬遠していましたが、次から次へと舞台と立場を変えてすすむ臨場感のある世界に、 見事に引き込まれてしまいました。 冒頭の解説で、暗殺が失敗に終わることは(史実上も)明言されているのですが、 そんなことを意識させない、ストーリーテリングの見事さは、 フォーサイスの手腕の見事さだけでなく翻訳者の翻訳もほめたたえたい。 | ||||
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| 暗殺が失敗に終わるのは分かっていながらも,最後の5ページ付近まで「成功するのでは」と思わせる展開。 物語の中盤まで万事順調に進む暗殺計画。詰め将棋を解くような醍醐味。他人になりすますための準備に下見。彼は優雅に着々と事を進める。一方,計画を察知してからの仏官憲側の迅速な動き。風采の上がらない一人の男が地道かつ冷静に活躍。終盤になるにつれ,ジャッカルとその男は互いの能力を認め合いつつ,近付いてゆく・・・ 情景描写も素晴らしい。ある時はベルギーの寂れた港町,ある時は霧に煙るロンドン,またある時はパリのど真ん中で,ギリギリの戦いが繰り広げられる。どこまでが真実か,なんて考えるのも読後の楽しみだ。 | ||||
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| 昔々勤めていた会社に組合の図書館があって昼休みに本を借りることが出来た。何気なく借りたこの「ジャッカルの日」は金曜日の夜から読み出して、結局読み終わるまで寝ずに読んでしまった。どこまで真実でどこからがフィクションか分からないのがこの作者の真骨頂でありますが、多分ドゴール暗殺に関する噂はいっぱいあったのだろうと思います。第一線にいた作者はその辺の話をくっつけてさも本当のような小説を書いたのではないだろうかと私は思っております。結構、長い本ですが、意外と疲れないで読めました。プロットの設定の仕方が上手くダレない工夫が散りばめられているような気がします。映画もありますが、原作も映画も両方ともいいというのは稀です。是非ご覧になってください。これは、本から映画、映画から本、どちらでも楽しめると思います。 | ||||
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| フォーサースの処女作にして最高傑作。ストーリーは他の方が書かれているので繰り返さないが、史実とフィクションがミックスされたスリリングな展開は冒険小説における最高傑作と言っても過言ではない。 米ソの冷戦構造が崩れた現在では、スパイ小説はしらけ気味の感があるが、本書は久々に読み返しても新鮮さを失わない。 因みにフォーサイス作品のおすすめは本書とオデッサファイルの2冊。 | ||||
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| フランスの極右組織に雇われた正体不明の暗殺者。コードネームは「ジャッカル」。彼の標的はフランス大統領ドゴール。だが暗殺計画が当局の知るところとなり、追う者と追われる者の息もつかせぬ攻防が始まる。そしてラストの思いもかけないどんでん返し。後にフレッド・ジンネマン監督によって映画化もされた、フレデリック・フォーサイスの処女作。というよりも、ミステリー小説の最高峰と言っても過言ではない。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションなのかわからないフォーサイス独特の作風。単に国際情勢に詳しいだけでなく、その裏の世界にも精通した彼ならではの作品。簡潔明瞭で、決して感情過多に陥らない語り口は、大人が読んでも十分楽しめる。一度読み始めたら止められなくなる小説の最右翼。私もこれを読んでいた間は、ほとんど睡眠をとらなかった。 | ||||
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| 手にとるとズシりとくるぶ厚さだが、読み始めるととまらない。メシを食う時間も惜しく、徹夜で一気に読了した。 ドゴールが実名で登場するが、ドゴールが暗殺されなかったのはだれでも知っている周知の事実なのだから、ジャッカルが暗殺に失敗することは読む前からわかっている。なのに、読みだすと引きずりこまれてしまう。スピーディーな展開、背後にせまる捜査の手を、何度も危機一髪のタイミングでかわすジャッカル。読みながら手が汗ばんでくる・・・、そしてクライマックス・・・。 後日、かなりたってから映画も見たが、ジャッカル役の男優(エドワード・フォックス)が本を読んでイメージしていたジャッカルとかなりピッタリだったので驚いた。本と映画を比べてみるのも一興。 篠原慎の訳も申し分ない。間違いなくスパイ小説の最高峰。 | ||||
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