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ジャッカルの日
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ジャッカルの日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 21~40 2/4ページ
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大変良い状態の品が安く手に入りました。原作と並べて速読練習をしています。 | ||||
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20年前ぐらいに読んで面白かった記憶があり再読。話の筋もだいたいわかってるせいか、いま読むと色々と不備なところが目につく。書き手が慣れてないというか視点や人称の使い方が下手だし、いま読むとジャッカルもプロ中のプロという感じがせず、また色々ご都合主義が多くて、ストーリーテーリングに無理を感じる。時間が経ちリアリティが感じられない時代になったからかも知れない。 とはいえ、一応最後まで読めはしたので、やはり当時の時代背景のなかではよく出来たものだったのかも。2017年の今読むとなんだかな、となってしまったけど | ||||
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スパイ冒険小説の大家であるフレデリック・フオーサイスの代表作である。 フランスのド・ゴール大統領を国内反対派組織から暗殺するよう依頼をされたプロフェッショナル、コードネーム「ジャッカル」が当局の追跡を振り払っていかにミッションを遂行するのかが読者の興味をそそり、そらさない。 もちろん史実では大統領は天寿を全うすることは事前の情報として入っているのだが、それでもジャッカルのプロとしてのこだわりや用意周到な計画と水をももらさない実行に大統領護衛チーム(フランス警察ルベル警視)がどう意図を見抜き、ガードするのかが注目の的になってくる。 似たようなシュチェーションの小説は凡百ほどもあれど「ジャッカルの日」はそれらと一線を隔す冒険小説の金字塔なのだ。 | ||||
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先に映画を見る機会がたまたまあった。 その後にこの本を書店で見つけて読んだので、具体的なイメージを描くことができ大変面白く読めた。 特に、ヨーロッパを各国を旅行した後に読むとそのリアリテイ感が実際に感じられて面白さが倍増すると思う。 暴力的な描写も少なく、イギリスの作家コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの伝統の流れの延長にあるストーリィ展開で知的である。 オシャレ感もあり、時間があるときに楽しみながら読む本としては、最適である。 | ||||
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スパイが好きならこれを読め。サスペンス好きにうける本はこれだ。徹夜は覚悟しろ。等々・・・世界中が大絶賛のこの本。はっきり言って・・・面白すぎ!この本を読んで人生が変わったとか、これを読んでスパイや暗殺者になったとか、すごく参考になったから今度試してみるとか、そんな話はもちろん聞かないが(言ってる奴がいたら正直そいつは危ない)それでもこの話に夢中になる男は世界にあふれている(少なくとも現時点では)。今(2014年現在)は暗殺者とかスパイとかがまだいる(らしい)のでこの本を読んで気がついたら朝だったという人が絶えないだろう。(注意:面白すぎるので読むのは明日が休みの日にしてください) | ||||
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ロイター通信の記者時代にどれだけの情報を収集したのか不明だが、いったいどこまでが事実なのか、読み手にはわからない。しかし先が知りたくて知らないうちにページをめくってしまう。こんな凄い小説は久しぶりだ。 プロ中のプロであるジャッカルの暗殺を食い止めるため、完全に秘密裡のうちにヤツを捕まえろという無茶な大統領の意向に振り回される各国、中でもフランスの官僚たちの描写もうまい。 暗殺者と警察の知恵比べでもある本作だが、おそらく多くの読者はジャッカルに感情移入してしまうのではないか。それほど魅力的な敵役なのだ。 犯罪史上稀にみるスリリングな展開を、空調の効いた部屋で楽しめる我々は幸せというほかない。 | ||||
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大変面白く読ませて頂いたが、映画化作品と比べると視覚に訴えるものと文章を読んで理解して読み進めて行くものとの差が出てしまい、ドキュメンタリータッチの映画の方がどうしても面白かった。 何をどうしても状況説明や心情、登場人物の行動原理を書かなければ成立しない本書を、映画と同じ土俵で比べること自体が無謀なのだが、 正直、無理をしてまで読む必要は無いと思う。 5つ星を着けているので決してつまらない作品ではないのだが。 | ||||
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入念に準備をするジャッカル、その工程を延々辿って行く中でいつしかジャッカルに肩入れしてしまう。失敗するとわかっていても先が気になって一気に読んでしまいました。その後映画版も見ましたが小説、映画共に傑作です。 | ||||
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だいぶ前に読んだ本ですが、いまでも最も印象深い本。 描写力が抜群で、何度読み返しても、すごい作品だとわかる。 映画化もされた「ジャッカルの日」は面白かったが、 原作の方がとてつもなく面白い。 | ||||
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フランスのインテリジェンスと大統領と官僚の関係がおもしろかったです。 ちょっと理屈ぽいですが、暗殺者と警察官の心理合戦がおもしろいです。 さて、ジャッカルとは誰でしょうか・・・。 | ||||
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「白い国籍のスパイ」の娯楽性を削除し、リアリティと、サスペンスを加えた感じかな?軍配は「白い国籍のスパイ」 | ||||
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原書を読んだ初めての本、というかこれを読みたくて英語のペイパーバックへの挑戦を 決めた。超人的な射撃能力だけで暗殺を実行するのではなく(もちろん高い技術は持ち 合わせているが)、暗殺実行までの過程が準備段階から事細かに描かれているところが 本書の魅力。仏警察がジャッカルを追い詰めるもののいつも、あと一歩のところで取り逃す スリリングな展開の結末を知るために、ページをめくり続ける。 | ||||
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この作品は運よく読むことになった本で、 映画化されていたなんていうことは知らずに読んだ本です。 とにかく最後まで飽きずに読める作品です。 それとスリラーにつき物である「バイオレンス」表現も ジャッカルの視点が非常に静かなせいか、さほど苦なく 読むことができました。 ある意味で私の「スリラー拒否症」を看破してくれた本ともいえます。 もちろんお勧めの視点は 冷静そのもののジャッカルの視点。 さすがは「プロの殺し屋」です。 その行動一つ一つがまるで機械のごとく「正確」なのでありますから。 そして時折出てくる 「色」のシーンも彼らしさをより一層 ひきたててくれています。 一方、彼を追う側も もちろん必死になっています。 終盤、彼の尻尾をつかみ始めたときの たたみかけはまさに「ハラハラドキドキ」とさせられるはず。 この作品に結末は多くはありません。 表現もどのようにも取れます。 だけれども不満はないのです。 きちんと読者に解答を与えているのですから… | ||||
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読んだのは30年近く前ですがいまだに面白い。フォーサイスは世界最高のストーリーテーラーと言っても過言ではないと思います。フレデリックフォーサイス読まずしていったい何を読む?これは世紀に残る金字塔でしょう。 | ||||
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※削除申請(1件)
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リアリティがあるのは分かるけど、 全然面白くありません。 ありきたりなストーリーに 平凡な文章。 これでは読書の楽しみを味わえません。 この作家さんには想像力が欠けていると思います。 本当につまらない小説ですね。 | ||||
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きっちりとした取材をしたうえでの、 構成というのが窺えます。 ストーリーといい、人物描写といい 良くできた作品だですね。 欲を言えば、もう少し意外性があったほうが 楽しめたかな、と思いましたが、 それでも読者を惹きつける技量は さすがだと思います。 | ||||
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途中でダレることなく緊迫感を維持したまま駆け抜ける面白さ、比類するものが無い娯楽傑作。 翌日が平日だったら、夜に読み始めてはダメです。一気に読まずにはいられません。 黒澤明監督は「ビフテキの上にバターを塗り、さらにウナギの蒲焼を乗せたような映画を作ろう」と、「七人の侍」を撮ったそうですが、小説「ジャッカルの日」も、全く同じ表現が当てはまる、満足感てんこ盛りの作品です。 まあ、あまりベタ褒めでハードルを上げ過ぎるのもこれから読む人にとって逆に不親切かもしれませんが、そのくらい好きな作品です。きちんと時間を取って、腰を据えてじっくりこの世界を楽しんでください。 | ||||
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最初に驚いたのは、フィクションでありながらその精緻な描写。記者時代の取材経験を生かしているということだが、そのリアリティ溢れる描写が素晴らしい。そして、淡々と事実を追っていく著述方が、読む手を逆にどんどん引き込んでくれる。あまり語るとネタバレになるのでやめるが、これを読めば誰もがフォーサイスの虜になるだろう。彼の最高傑作であり、この手のジャンルの金字塔といえる。 | ||||
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結論から言えば、夜更かしするほどハラハラドキドキできる良い作品でした。 そして結論から言うのは、読み始めに難があるからです。 この小説は、著者がジャーナリスト畑の人間だったからか、描写がやたらと繊密です。 勿論それが暗殺準備の手順や警察側の捜査手段をもっともらしくし、合間合間にある主人公の各地での骨休めの優雅さをありありと眼前に浮かばせ、全体の雰囲気を素晴らしく色彩付けていたことには違いありません。 そういう良い部分はこの文体だからこそでしょう。 しかしそのせいで、まだこの作品に興味が持てていないころ、つまり盛り上がり始めてもいない頃ですね。端役のような登場人物の名前や組織・役職名、それに情景描写などが書かれすぎて、読み進めるのにひどく苦労するのです。 新聞記事を読んでる感覚と言ったら大げさかもしれませんが……。 ーーけれども読み進めるにつれ、中盤に差し掛かるあたりでは、物語が急エンジンで発車し、俄然面白くなってきます。 そうなればもう目を離せなくなり、勢いに任せて最後まで読んでしまうくらい引き込まれます。 評価が5でないのは、この序盤の退屈さです。 他の人にとっては退屈ではないのかもしれませんが、読み返してみてもやはり僕の目にはそう映りました。 そこを勘定に含めても、傑作であるのは間違いないと僕は思います。 | ||||
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学生時代、父に勧められて映画を先に観た。冷静沈着、精巧なアンドロイドとも思えるジャッカル。彼が、人間くさく悩んだり迷ったりすることなく、着々と『ドゴール暗殺計画』を遂行していく様がまるでドキュメント映画のように面白かった。それまで知らない世界が、その中に存在した。それから本書を手にしたのだが、一気に読んだ。文庫本が、まるで立方体に見えるほど分厚い作品だが、まるでジャッカルの手数のように無駄なんてどこにもなかった。もちろん映画で省かれていたことがより深くより詳細により緻密に書き込まれており、ほとんど「暗殺計画スケジュール本」のようで不謹慎ながら本当に心躍った。もちろんフィクションであるという前提だが。同時進行に進む、フランス警察側の「暗殺計画阻止」の生々しさも話の展開につれて狂おしいほどの切迫感があり、ルベルとどちらに肩入れをして読み進めていくべきか悩ましかった。初めて読んでからもう四半世紀経ったが、このノベルは、別格の王様だと思う。どのページを開いても、そこからすぐに世界に引き込まれてしまう。 | ||||
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