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ジャッカルの日
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ジャッカルの日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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もともとは厚手ではあったが1巻の文庫で、1,000円を切っていた。そしてKindleの場合上下巻に分ける意味もない。 この作品自体はまさに寝る間も惜しんで一気読みするほどの面白さで、読書の面白さという意味でも一人でも多くの人に手にとって欲しい傑作だが、こうして減価償却した傑作にも寄生する「商人」のお陰で本書を手に取る人は少し減るのだろう。「七人の侍」のDVDもボッタクリ価格だったが、これも同じ。SNSだけが原因ではない、文化を食い潰しているのは誰か。 星2つはあくまで本書の価格に対する評価なので、誤解なきよう。作品自体は星7つくらいです。 | ||||
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フレデリック・フォーサイスの作品には長らく品切れ状態になっているものが多い。あからさまに絶版としないまでも、恐らくもう増刷されることはないのだろう。扱うテーマの時事性が強過ぎるのだ。例えば、『悪魔の選択』や『第四の核』で旧ソ連の謀略を、『神の拳』でサダム・フセイン独裁下のイラクにおける秘密工作を描いたわけだけれど、今読んでも “賞味期限切れ” と感じるのがオチである。そんななか、唯一長篇処女作である『ジャッカルの日』のみは版を重ねてきた。仏・ドゴール大統領暗殺計画という優に半世紀以前の出来事を扱っていながら、全く驚くべきことと言わねばならない。正に不朽の名作と呼ぶに相応しい。 それは結構なのだが、今回の「改版」にはおおいに不満がある。普通文庫の改版というと、活字の組み直しを行い “目に優しい” 大きめの活字に変えることがままあり、当然頁数も増えるため、それまでの1巻本を2分冊にすることも少なくない。“活字を大きくして読み易く” なら価格改定にも納得するものの、本書は違う。なんと活字の大きさは旧版のまま、1巻本で済んでいたのをわざわざ薄っぺらな上・下巻に分けているのだ。改版に際して手嶋龍一氏による「解説」を新規に加えてはいても、それすらほんの5頁。とても2分冊する大義名分にはならないだろう。改版にかこつけた値上げが狙いだったとしか考えられない。それにしても酷い。旧版が924円(税込)のところ、改版は上・下各1,144円(同)で〆て2,288円だ。いきなり2.5倍だぞ? あまりにアコギじゃないか。最早文庫本の価格ではないだろう。それでなくてもフォーサイスものの近作は単価が高過ぎる(版権契約が法外な金額にでもなっているのだろうか)。こんなことなら「愛蔵版」とでも銘打ってハードカバー版を再刊する方がよっぽど気が利いていると思う。 なお、文庫カバーに載っているフォーサイスの作品リストから、今回の改版に際して『キル・リスト』より前の作品が全て削除されている。これはいよいよ絶版が正式決定したのか…。大概の作品は仕方ないにしても、『オデッサ・ファイル』だけは復活できないものか。ナチの残党を追って孤独な闘いを続ける新聞記者ペーター・ミラーを主人公とするスリリングな話で、欧州各地で跳梁するネオナチの威勢を思えば(ウクライナ紛争でもその名が挙がるほど)、今日でも一読の価値ある作品だろう。むしろ『ジャッカルの日』すら凌ぐ傑作と言えるかも知れない。ついでに、『ビアフラ物語』も文庫で復刊してくれるとなお嬉しい。 最後に、星2つはあくまで本書の価格に対する評価なので、誤解なきよう。 | ||||
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駄作の中の駄作。 何々があった。これが起きたそれがこうだった。 作文? | ||||
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※削除申請(1件)
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リアリティがあるのは分かるけど、 全然面白くありません。 ありきたりなストーリーに 平凡な文章。 これでは読書の楽しみを味わえません。 この作家さんには想像力が欠けていると思います。 本当につまらない小説ですね。 | ||||
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