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クスノキの番人
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クスノキの番人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全295件 201~220 11/15ページ
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不思議物語の東野圭吾。クスノキの力そのものについては荒唐無稽なところもある。しかし日本人としては巨木に神性と不思議な力が宿ることは素直に受け入れることができる。その楠を媒介とした祈念(祈祷ではない)とそのやり方。登場人物の背景設定など重たいところもあるのに心温まるお話になっている。主人公たる玲斗も出生、成長、そしてここに至るところまである意味悲惨な生い立ちであるが、これほど素直に育ち人を慮ることができる。悪人が出てこないので読後感ほっこり。 | ||||
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クスノキの番人 と言うタイトルから、どのような物語だろうとワクワクしながら読み進めました。 主人公が、もう少し野心的でも良かったように思います。 ただ、このようなスピリチュアルな現象は、実際にどこかのパワースポットに存在するのかもしれません。 東野圭吾氏のストーリーはさすがだと思います。 登場人物の心理状態等々の描写がたのしくもあり、不思議でもあり・・・楽しく読み終わりました。 | ||||
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Heart-warming story. | ||||
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ナミヤ雑貨店と同様のファンタジー小説ですが 今作は現在だからこそ読んでおきたい一冊でした。 | ||||
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展開が、今までの作品と違っていました。 でも、それなりに良かった。 | ||||
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最近は場所を取るから読み捨てで良いと思って中古本購入する事多いけどAmazonの中古本て非常に良いでも届いたらえっ?と思う物が結構ありますが新品かと思うほど綺麗な物が届きました。やはり気持ち良いですね。 | ||||
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主人公が素直すぎるのがどうかと思いましたが、良い方向に進んでいく点は安心できました。エンディングも理解はできましたが、もっと大きな展開もできたように思います。急病で父親が亡くなる前に娘に祈念する展開とか。誰かも記載されていたように、「ツナグ」を思い起こさせる雰囲気もありました。また「悼む人」も思い出しました。 | ||||
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母を早く亡くした玲斗が、母の姉に厳しい中にも優しさで、玲斗を導いてゆく。最後の2人の会話がぐっときます。 | ||||
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すがすがしい読後感がありました。 殺人などが起きない東野作品もまた、おもむきがあって好きです。 クスノキの正体についても霊的なものかなと思っていましたが、それも予想通りでした。 登場人物の意外な過去も印象的で面白かったです。 つくづく人との絆の深さとを感じられました。 | ||||
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カバーが着いてなくて、びっくりしました。 中古本でカバーがないなら、1円でもいいくらい。表示もされてないし、騙された感じです。 | ||||
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話の内容は気に入ったのだが、一点どうしても許せないところがあった。 233頁の9行目に、 「星は見えなかったが、代わりに眉のような月が浮かんでいた。新月は四日後だ。」 という記述がある。 場所は箱根で、主人公は午後6時半に夕食をとり、桑原なるホテルの従業員と話した後、部屋にある露天風呂に入っている。時刻は午後9時か10時頃だろうか。 だが、そんな時間に、空に月が浮かんでいるはずはないのである。 しつこく言う。 その時間に月が出ているはずがない。 今このレビューを書いている2020年の11月の例を見ると、新月の四日前を大体月齢25として考えると、それに当たるのは、月齢25.3の11月11日で、月の出は1時07分、月の入りは14時21分。 「眉のような月」は下弦の月を表現したものであると考えるにしても無理がありすぎる。 いや、ありえない。 この話は、読んでもらうとわかるが、月の満ち欠けが非常に重要な話の軸になっている。主人公は、クスノキの番人としては新米だが、月の満ち欠けと生活が大いにリンクしているはずで、月を意識して生活せざるを得ない立場である。 村上春樹のような、月が二つある世界の話ならともかく、この話の舞台は現実世界のようである。 月がこんなにも重要な役割を果たしている物語で、これはないだろう。 では、主人公は意識していたとして、作者は?あるいは校閲者は気づかなかったのだろうか。 作者は、私はよく知らないが、理系の出身者のようである。現実に起こり得ないと知っていても、空に月を浮かばせたかったのだろうか。読者は気づかないと思ったとしたら、読者を馬鹿にしている。それはないと信じたい。 そして、知らなかったとしたら、これは伊集院静「受け月」以来の大ポカと言わざるを得ない。 こちらの可能性が高いのではないか。 ここに、この大ポカに対して、謹んで星一つを献上するものである。 | ||||
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クスノキに祈念すると何が起こるのかがメインテーマとなっているファンタジー小説。 住居侵入や窃盗未遂などの罪状を不起訴にしてもらう約束で、突然、クスノキの番人をすることになった玲斗。 その生い立ちは同情すべき点があるが、本人は特に気にせず将来の展望もないまま気ままに生きている。 そんな玲斗が、伯母の千舟に叱られながら一人の人間として成長していく物語としても楽しむことができた。 クスノキの秘密自体は途中から何となく想像がついてしまうが、クスノキに祈念する人たちと、番人をしている玲斗、そしてクスノキの番人の役割や大手グループ顧問からも身を引こうとしている千舟など、様々な人間関係が交錯しながら、穏やかに展開されていく。 途中、大きな転換や難題もなく終始穏やかなのは著者の小説としては物足りなさを感じるが、無邪気で人を思いやることができる玲斗の人柄には好感がもてた。 | ||||
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最後がうまくまとまっていましたが、 文中のワクワクや登場人物の隠し事や 背景を想像する楽しさが欠けているのが つまらなかったです。 いつもの推理小説の方が楽しい。 ナミヤ雑貨店はこれと比べ物にならない程面白い小説です。 | ||||
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急に任された”クスノキの見張り”をになうことで、人間として成長していくある青年の話。真剣にいのることで何かが変わると教えてくれる。 | ||||
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小さめの文字でびっしり長編でしたが、中だるみすることなく、 楽しく読みました。 やっぱ東野圭吾さんは、おもしろいですね。 | ||||
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東野圭吾さんの大ファンで全作品を今迄読んで来ました。 ナミヤ雑貨店や秘密と比べると個人的見解ですが、2段階位評価が低い内容だと思いました。しかし読了後は清々しい気分になりました。 読んでいる途中、主人公の生い立ちに色々とあってひょっとしたら初老の女性が主人公の実の母親では無いかと思っていましたが、そこは私の考え過ぎで外れましたが、たまにはこのような作品も良いですね。 次回の東野圭吾さんの作品に期待して、星3つとしました。 因みにナミヤ雑貨店の奇蹟は星6つで断トツに大好きな作品です。まだの方は必読の1冊ですよ。 | ||||
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この本が、東野さんの書ではなかったら手に取る読者は少なかろうと思います。 内容としても取り立てて面白いかといわれるとちょっと疑問でした。 さらに、作中主人公の見識不足が挙げられていますが、その彼に似つかわしくない 言葉の使い方等もありました。 作者自身の見識が深ければ深いほど、『未熟な若者』を書くときには注意して いただきたいなと感じました。 | ||||
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以前はたくさん古本屋さんがあったので、自分で探していたけど、ネットで初めて選んだら、大変納得いく買い物が出来ました。ありがとうございました。 | ||||
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過去の人気作品に比べ紆余曲折もなく地味なストーリー。本筋とは別のストーリーが組み込まれているが、それも盛り上がりにかける話で感動には至らない。映像化したとしても厳しい評価になりそう。 | ||||
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初期の頃から東野圭吾作品を読み続けています。50作以上は確実に読んできました。ファンだと言っても良いでしょう。本書も文章の巧みさがベテランの味わいを醸し出していました。 とはいえ、東野圭吾の掌の上で持て遊ばれているように感じながら読了しました。東野圭吾の才能をもってすれば、これぐらいの展開は楽に書けると思います。読みやすく、次はどうなるのか、というワクワク感をもたらしますが、肝心のストーリー展開に違和感を覚えました。 クスノキの番人という設定自体がファンタジーそのものです。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のようなプロットを積み上げ、時系列的な面白さを醸し出すわけもなく、ただただクスノキの不思議な力に支えられたストーリーでしたから。 主人公の人物描写も適当ですね。賢いのか無知なのか判然としません。また肝心のネタ晴らしまでダラダラとした展開の遅さにイライラとさせられました。余分なエピソードが多いのにも閉口しました。人間関係の設定も微妙です。登場人物が皆、不自然な関係の連続でしたから。 ある登場人物の音感の描写に対しても違和感があります。長らく音楽に関わってきた者ですから、聴音の能力の困難さをかくも簡単に乗り越えるなんて・・・・。 ファンタジーだからどんな展開になってもいいですよ、という作者と読者のお約束事としてストーリーが展開しても仕方がないということも理解しています。それでも、その設定には無理があるのでは、という気分に包まれることがあります。最初は誰もクスノキの不思議な力を話さないのは理解しています。それが、途中からべらべらとしゃべるというのはストーリーの展開上必要かもしれませんが不自然でした。 人気作家ゆえ、常に傑作を期待してしまうのです。売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、東野圭吾にはそうならないように願っています。 我々は多作でなくともよいので、東野圭吾でなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。何十作と読んできた東野ファンですので、辛口で書きました。これからも素敵な作品を書いて欲しいものですから。 | ||||
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