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クスノキの番人



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【この小説が収録されている参考書籍】
クスノキの番人
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)

クスノキの番人の評価: 4.16/5点 レビュー 334件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全259件 1~20 1/13ページ
No.259:
(5pt)

クスノキが人を成長させること

私もクスノキに祈念したいです。
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
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No.258:
(5pt)

いつもと違うけれど、やっぱり東野圭吾さん。ファンタジーだけど期待は裏切りません。

何の気なしに入手し、そのまま放置していました。ふと気になり、積ん読本の中から手に取って一読。
 不幸というより不運の中で犯罪に手を出し、どん底に落ちたと思っていた主人公に差し伸べられた手。ぼんやりと無気力に与えられた仕事「クスノキの番人」を務める少年に何が起こったのか。
 これは、人の思いを受けとめ、伝える不思議な木にまつわるファンタジー。東野圭吾さんの違う面を読んだけど、こんなのもいいね。

 ベストセラー嫌いのアマノジャクだけど、楽しめました。(笑)
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
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No.257:
(4pt)

クスノキの1000年生きてきた魔法が描かれる

『クスノキの女神』を先に読んだ。直井玲斗が、クスノキの番人に目覚めていく過程が描かれる。

主人公はクスノキであるはずが、クスノキの番人が主人公となる。
巨木伝説が、日本には多くある。フクシマ県の三春町の瀧ザクラは、樹齢1000年を超え毎年花を咲かせる。ソメイヨシノの寿命は60年と言われ、主に接木で増殖されたクーロンであるが故に、その寿命は短いとされる。また、同じ性質を持つがゆえに、条件が整えば一斉に咲くことになる。遺伝的多様性がないため、特定の病気(てんぐ巣病など)にかかると、地域一帯の個体が一斉に弱るリスクがある。ソメイヨシノは若木のうちに急成長し、華やかに花を咲かせるが、その分、エネルギーを使い果たして細胞の老化が早い傾向がある。

シダレザクラの多くは「エドヒガン」という非常に寿命が長い品種の血を引いている。エドヒガン系は木質が非常に硬く、幹が腐敗しにくい性質を持っている。サクラの寿命を縮める最大の要因は「幹の腐朽」だが、この耐性があることで、千年を超えるような古木になる。

シダレザクラはその垂れ下がる枝の様子から、古来より「亡くなった人の魂が宿る」「執念が形になった」といった、幻想的な伝説が多く語り継がれている。
福島の三春町の瀧ザクラは、日本三大桜の一つとして有名だが、この地には坂上田村麻呂にまつわる伝説がある。田村麻呂が蝦夷征伐の際、この地の豪族の娘と恋に落ちたが、戦いの中で別れざるを得なくなった。娘は彼を待ち続け、その情念が滝のように降り注ぐ桜になったという言い伝えがある。
そんな言い伝えがある瀧桜は、なんとなくその風情を醸し出している。

あれ。クスノキの巨木の話とは、だいぶズレた。クスノキも不老長寿の木とされる。そんなクスノキを題材にした、『クスノキの番人』は、血が歴史をつないでいくという物語とする。
想像力を十分に発揮した物語になっている。そのクスノキの番人は、代々受け継がれる。

柳澤千舟が腹違いの妹の産んだ息子、つまり甥である直井玲斗を月郷神社にある不思議な言い伝えを持つクスノキの「番人」に指名し、伝えたかったのは単なる慣習の維持ではなく、「目に見えない想いを受け取り、次へ繋ぐことの尊さ」である。それは、冷たく接した妹に対する贖罪の意味もあった。

クスノキに預けられる「念」は、善いことばかりではなく、人間の醜さも受け継ぐこととなる。千舟は、それらを先入観なく受け止め、守り続ける「番人」としての姿勢を玲斗に教えようとした。
自分の余命や能力の限界(認知症の予兆)を悟っていた千舟は、寄る辺ない若者だった玲斗に居場所を与えると同時に、自分の生きた証や柳澤家の誇りを彼に託したかった。「大切なことは言葉では伝えきれない」という現実に対し、クスノキを通じて「魂のバトン」を渡す方法を玲斗に示した。

大切なものは見えない。そして、大切なことは言葉で伝えきれない。そのことをどう教えて、受け継ぐのか?それは、受け継ぐ人の覚悟がいるのだ。

佐治喜久夫は、5年前に、クスノキに祈念した。)と兄(和久):**
喜久夫は才能あるピアニストであったが、挫折して、自分の生きる道を見失い、アルコール依存症となり死んでしまった。そんな喜久夫の弟の寿明は、その祈念を受けつごうとしていた。喜久夫の母親は、喜久夫の才能を認め、積極的に支援していたが、喜久夫が亡くなり、そして母親は認知症になっていた。寿明は、祈念して、喜久夫の曲をクスノキから受け継ごうとする。しかし、その喜久夫の曲を再現しようとするが、うまくいかない。ピアニストの女性に、その仕事を依頼する。

そのピアニストの女性は父親と一緒にいることを目撃した優美は、父親の不倫を疑う。そして、優美は、クスノキの番人である直井玲斗に、クスノキに祈念する父親を、盗聴することを告げる。父親は、クスノキの祈念の時には、鼻歌を歌っているのだった。それは兄の作った曲だった。

喜久夫がクスノキに託した曲を、寿明は、聞くことはできても、再現することができなかった。それを、玲斗のアイデアで、父親の喜久夫が作った曲を鼻歌で、優美に受けつぎさせようとする。彼は、娘の優美がその「念」を受け取ることで、再現できなかった喜久夫の曲を、優美が再現するのだった。

喜久夫(伯父)の未完成の旋律を、寿明(父)がクスノキに預け、それを優美(娘)が預念(受念)することで、時を超えた「三人の共作」が実現した。なぜか、私の身近な人のキクオと優美の関係が暗示されるようだ。

寿明と優美がクスノキで聴いたもの、それは兄・喜久夫が残した「心からの愛と感謝の旋律」だった。
そして、その曲を聴いた喜久夫と寿明の認知症になった母親は、その曲を聴いて、喜久夫の曲だというのだった。喜久夫の母親への深い情愛が、彼女の心に流れ込んで、彼女、母親への深い感謝が伝わったのだ。言葉にならないもの、音楽がそれぞれの想いを込めて伝わるという物語。実に上手いなぁ。

和菓子メーカー「たくみや本舗」の跡取り息子の大場壮貴の複雑な家族の物語も、クスノキを通じて、継承されるのだった。まさに、たくみだ。
クスノキを使って、ここまで作り上げる東野圭吾の創作力に驚くばかりだ。
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
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No.256:
(5pt)

ほっこりする

『ナミヤ雑貨店の奇跡』に通じる、ちょっと不思議な温かいストーリーです。
クスノキの謎に徐々に迫りながら、祈念する人たちの思いや過去も絡んでいって、東野圭吾さんらしい謎解きもありの飽きさせない展開が見事でした。
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4408558036
No.255:
(5pt)

読んで悔いなし

本を読んで泣いたのはいつぶりか。
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036
No.254:
(5pt)

さすが やっぱり 面白い。

はじめから 夢中で読んでいました。何の違和感もなく あっという間に 虜になっていました。さすが 東野圭吾先生 って
改めて 感心しました。また 次々と 読みます、ありがとうございます。
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No.253:
(5pt)

きれい

ご本、とてもきれいでした。ありがとうございます。
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No.252:
(5pt)

次のクスノキ

次のクスノキが読みたくなります。
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4408558036
No.251:
(4pt)

心温まる、また人生を考えさせられる素敵な物語

ネタバレになっちゃうので多くはかけませんが、素敵な物語でした。「クスノキを通して」、というのは小説ならではというファンタジーを感じさせられますが、細かな伏線が散りばめられており、さすが東野さんという面白さを感じることができました。
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No.250:
(5pt)

東野圭吾ファンへおすすめな本

東野圭吾が大好きです。読み始めからとても展開が早く、私のわくわくが止まりません。購入した価値ありです。
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No.249:
(4pt)

本と映画の両方で楽しめる物語

クスノキの謎をめぐり、少年の成長や、さまざまな物語が繋がる面白さがある1冊
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
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No.248:
(4pt)

主人公に年の近い人向けかな?

読書録「クスノキの番人」4

著者 東野圭吾
出版 実業之日本社文庫

p251より引用
“「自分たちが食べたいと思ったものを、
お客様に召し上がっていただく。つまり
自分がしてほしいと思うことをお客様に
してさしあげる、それがサービスの基本だ
と改めて思い知ったのです。以後、迷った
時には、それを第一に考えるようになりま
した」”

 苦労が多く、いまいち上手く行かない
人生を歩んできた青年を主人公とした、
長編現代ファンタジー。
同社刊行作文庫版。
 夜中、訪ねてきた男性を決められた手順
で案内する、主人公・玲斗。
神社の隅の目的の場所へと男性が向かうの
を見届け、儀式の終わりを待つのに座ろう
としたその時…。

 上記の引用は、主人公をクスノキの番人
として雇った伯母・柳澤千舟による、ホテル
経営に関する台詞。
自分の中に基準がしっかりとあると、何か
を決める時んと考えを進めるのに役立つ
ものなのでしょう。サービスにおいて、自分
とその他に好みの差が大きい時は、判断が
難しいことにはなりそうです。
出来るだけ多くの人に好まれるというのは、
少しずつ物足りなさを感じてしまいそうな
気もしますし。その辺を自分で補って満足
出来るような、良いお客に選ばれるような、
そんなホテルに滞在できたら旅は良いもの
になるのでしょうね。
 多分ヒロインポジションであろう、佐治
優美という人物がいますが、人の領域で
決まり事を破らせて押し通そうとする所が、
あまり愉快ではありませんでした。
鳥居で懸垂したりする、観光客を思い出し
てしまいました。
しかし、最後まで読むと、上手くまともな
人っぽく描かれて好印象で終わるのが、
著者の力量なのですね。
 主人公・玲斗も、女性で失敗するエピ
ソードもあるのに、割と間を空けずに女性
に気が動くところが、懲りない性分である
と思わざるを得ませんでした。
しかしこちらも、物語の最後には何だか
ちゃんとした人物となって、全体として
良い物語として終わります。
 冒頭の主人公の行動から追っていくと、
その成長と変化の大きさが同一人物とは
思えないくらいでした。
「男子三日会わざれば、刮目して見よ」を、
小説にしましたと言った感じです。
何だか変わり過ぎじゃないか?と、いまいち
受け止めきれない感覚があるのは、私が
年を取っているからでしょう。
小説は、主人公と年齢が近い作品の方が
楽しめるのかもしれません。
「小説には、読むのに相応しい年代がある」
とは、「超整理法」の野口悠紀夫氏が著作
で書かれていたように記憶しています。
最近になって、ああそうなのかもしれない
なと、思えるようになりました。
そういう点で見ると、この作品は年寄り
には少し遅すぎる作品、と言った感を受け
ます。
 著者初のアニメ映画化作品とのことで、
読んで見ました。
映画の上映時間が大体二時間だとすると、
原作内容を描き切るには、時間が足りず、
急ぎすぎる事になるのでは?
連続シリーズにして、しっかりと時間を
使って描いて欲しい作品です。

ーーーーー
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No.247:
(5pt)

クスノキノの存在

やっぱり原作読んでいると今回のアニメ化が実現した喜びを味わえます
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036
No.246:
(5pt)

期待通り

対応が早く
きれいでした
ありがとうございます
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No.245:
(5pt)

とても綺麗な状態

とても綺麗な状態で届きました!
映画化して、上映の前に読もうと思い…。
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4408558036
No.244:
(4pt)

あっというまに

いまさらではあるが、5年前に購入した本を再度読み返した。
読みやすい本で、気付いたら読み終えてた。
活字が苦手な人でもさくっと、かつ、夢中になれる本かも。
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036
No.243:
(5pt)

面白い

クスノキの番人が誕生する最初の1巻。面白い!
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036
No.242:
(5pt)

平和なミステリーです

東野さんには珍しくどなたも亡くなりません。
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036
No.241:
(5pt)

推理の面白さ、体験しよう

一気に読み終えました!
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036
No.240:
(4pt)

人を想う気持ちが伝わる作品でした♪

著者作品全般は、人々の想いからなる殺意に行き着く作品が多く、好みではありませんでしたが、本作品は人々の想いからの駆け引きや人情が絡み、人を想う気持ちが伝わる作品で読み入りやすかったです.続編は文庫本出版待ちで楽しみにしてます♪
クスノキの番人 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:クスノキの番人 (実業之日本社文庫)より
4408558036

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