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(短編集)

罪人の選択



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【この小説が収録されている参考書籍】
罪人の選択
罪人の選択 (文春文庫)

罪人の選択の評価: 3.77/5点 レビュー 31件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 1~20 1/2ページ
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No.31:
(5pt)

隙間時間にとても適していた

この本は電子書籍で初めて購入したのですが隙間時間に読む機会が多く内容も短編集であることでとても満足感もありました。
罪人の選択Amazon書評・レビュー:罪人の選択より
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No.30:
(2pt)

才能の枯渇を感じてしまった

秋雨物語には久しぶりに良い印象を持ったのだが、こちらは駄目ですね。
SFが多く、特に1話は文章の形容詞も口説く、遠回しで何が言いたいんだ?と訝しむ。
罪人の選択がこの中では1番まともなのだが、それも説明調でクドイ。ネタバレあたりが特にね。
これは読まずに秋雨物語のフーグを読んで欲しいですね。秋雨物語も1話はお粗末です。基本的に女性描写が苦手なんです、貴志先生は。
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No.29:
(2pt)

新鮮味が皆無!

荒唐無稽なSFは好きなんですけど、この作者には向いてないのでは?
例えば田中啓文なんか、臨場感、読後感、ホントに素晴らしいのですが、ここには両方とも皆無。
黒い家の衝撃的な凄さを期待した私がアホでした。
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No.28:
(4pt)

最初以外は面白い

最初の「夜の記憶」は抽象的であまり好きじゃない
他の話、特に赤い雨は長編にしてほしいくらい世界観がしっかりしていて面白かった
罪人の選択Amazon書評・レビュー:罪人の選択より
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No.27:
(4pt)

すべての作品が素晴らしい

4作ともとても読み応えがあり、わくわくしながらページを進めました。
夜の記憶は、主人公の姿は人間でなさそうだけど、一体どの様な生き物なのかとわくわくしながら色々想像しました。そしてなぜこのような姿になったのか?とても興味深い内容で特にお気に入りの作品です。
呪文は、SFとオカルト的なのと人間の怖さとが盛りだくさんでとても楽しめました。新世界よりに通じる感じがしました。
罪人の選択は、同じ場所での時間差と因縁の人間同士の心理とか混ざり合い、描き方が面白くとても楽しめました。読んでて少し雀蜂を思い出しました。
赤い雨は、やはりSF満載でとても楽しく読めました。
どの作品も描写が細かくすっと入ってくる文章が心地良かったです。
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No.26:
(5pt)

ディストピア感溢れるSFなお話が多め

全体的にSFチックです。
いままで貴志先生の作品といえばホラーやサスペンスばかり読んでいたので新鮮でした。

最初に掲載されている「夜の記憶」が抽象的かつ難解なので
少々読み難さを感じましたが、残り3編は作中の状況こそ変わっていますが読みやすいです。

特に最後の「赤い雨」は世界背景までしっかりと描写されており
長編としても耐えうる内容で短編とわかっていながらも
もっと続きが読みたい!と思ってしまうほど。

表題である「罪人の選択」以外はどれもディストピア感があるお話で
この手のジャンルが好きな私には大満足な1冊でした。
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No.25:
(2pt)

ついていけなかった

十三番目、黒い家、天使、クリムゾンの4冊が本箱に並んだ頃、
これからはこの人の本だけ読んでいればはずれはない、
この作家さんに一生ついていこう・・と思ったが
その直後から、え?あれっ?と立ち止まるばかりになっていった
今回も、全然然、何が書いてあるのかわかんなかった
毒のだけは読めたけれど他の3本は途中で挫折し
放り出したわけではないがしばらく寝かせておいて様子見・・ということにした。
それにしてもこのような小品をかき集めなくたって
日経新聞に連載されていた「擁壁の町」とか週刊新潮連載「染着」
長編小説の方を出してほしい。まさか、お蔵入りですか
貴志先生のように打ち立てた金字塔が偉大ぎると
いつまでもいつまでも人が群がってしまうが
もうあの頃の貴志先生はいないのかもしれない。
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No.24:
(4pt)

赤い雨が一番良かった

4つの短編からなる小説です。
夜の記憶・・抽象的でよくわからない。
あまり面白くなかった。

呪文・・気味が悪くてゾクゾクした。

罪人の選択・・表題作。良くできたミステリー

赤い雨・・クリムゾンの迷宮と新世界よりを読んでいるような感覚だった。1番物語の世界にのめり込み、ワクワクしました。続編を書いて頂きたいぐらいです。
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No.23:
(4pt)

暗い海の底から辺境の星まで

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

全四編の作品集ですが,表題作がミステリ風な以外,残りの三編はSFの要素が強く,
難しめには映りますが,実は解りやすい世界設定など,序盤から強く引き込まれます.

また,個人にとって,人類にとって,星々や宇宙にとって,途方もないかと思えば,
わずか一瞬でもあるような,時間の捉え方が印象的で,過去を絡める編もありますが,
どちらかと言えば,現在と未来を並べ,その先へ伸びていくものが多いように感じます.

このほか,捻れつつも繋がっていたり,それまでの状況がぐるりとひっくり返るなど,
話の見せ方が面白く,暗い海の底から辺境の星まで,様々な物語が楽しめる一冊でした.
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No.22:
(1pt)

冗長さが際立っていた

貴志祐介作品は全て読んでいます。
文章や展開の冗長さは新世界の時から感じていましたが、雀蜂あたりから以前感じていたワクワク感や切迫感を感じなくなったように思います。
そしてこの作品ですが、冗長さが(個人的には)悪い意味で目立ってしまっているように感じました。
昔のミステリー、クライムが織り混ざった貴志作品はもう読めないのかもしれないですね。
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No.21:
(4pt)

収録4作品の方向性が違うので評価は分かれるが、「赤い雨」だけのためにでも買う価値はある

貴志祐介作品は全て読破済みです。

4作の短編集となっている構成ですが、それぞれの作品の方向性は違っており、1冊としての評価は難しいです。

「夜の記憶」は、SF作品ですがやや観念的な作品。それだけに読む側に求める部分が大きく、疲れてしまう面もあります。設定としては面白いのですが、分かりやすい盛り上がりには欠ける印象です。

「呪文」もSF作品ですが、舞台設定こそSFとはいえ、寓話的なお話。ストーリー的に大きな意外性はありませんが、星新一のショートショートのような切れ味を感じますね。ただし、実際に星新一の作品にも同じようなモチーフの話はありましたので、若干の既視感は否めません。

「罪人の選択」はSFではありませんが、貴志祐介らしさを感じさせる作品です。骨子だけであればそこまで面白くはないのですが、細かな描写や人物関係等により楽しませてくれるのは流石です。2時間ドラマで実写化してもらいたいですね。

「赤い雨」はSF作品。「新世界より」のような雰囲気をまとった作品で、非常に丁寧に描かれていると思います。モチーフとしても面白く、この続編を読みたいと思われせる内容で、収録された4作品の中では群を抜いて良かったです。

ミステリークロックが恐ろしいほどの駄作だったので心配していましたが、貴志祐介さんはまだ終わっていませんでした。ばらつきがあるので入門作としてはおススメできませんが、過去作を読んで貴志祐介作品が気になっている方は購入されても大丈夫だと思います。
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No.20:
(5pt)

良品

思っていたより綺麗でした
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No.19:
(2pt)

SFばかりでミステリーも期待はずれ

4つの短編集。そのうち3つがSFだ。いずれもかなり難解。最後の「赤い雨」だけはかろうじて意味がわかったけれど。

 残り1編のミステリーが表題作の「罪人の選択」。面白いかと言うと・・・そうでもない。読んで損した!・・・と叫ぶ人もいるかもしれない。

 そもそもこれ、某紙のエンタメレビューを読んで、面白そうだと思って手に取った。結果は失敗。読売さん、勘弁してよ、という感じ。
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No.18:
(4pt)

味わい深いです

丁寧な習作のような作品集です。
大作にはない味わいを堪能できます。
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No.17:
(4pt)

玉石混交 後半の2作品は文句なく素晴らしい

「罪人の選択」には驚かされました。短編ですが、時間の流れも人間の関係性も見事に描きながら、ミステリーの味わいも持ち、貴志祐介さんのストーリーテラーとしての本領発揮ともいえる作品でした。因果応報という言葉が脳裏に浮かんできました。この展開が見事です。

「赤い雨」も近未来の姿を描きながら、環境破壊の恐ろしさが伝わってくる作品でした。格差社会の行き着く先のような未来でもありますし、人間の営みを壊すものの存在の恐ろしさも十二分に感じ取れました。

「呪文」も考えさせられる内容でした。SFですが、見事に現代の一面を置きかえていました。
一方「夜の記憶」は今から30年以上前の作者のデビュー以前の作品でした。貴志祐介さんらしさは垣間見えますが、若書きのイメージがストレートに伝わってきます。

いずれの作品にも共通していますが、SFの場合、その世界観を読者がストレートに受け入れられるかどうかが読後感を左右します。
本作の場合、それぞれの風合いは異なるにせよ、4本の短編が織りなす雰囲気がいいよなあ、という感想をもたらすことでしょう。
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No.16:
(5pt)

危険】この本は霊夢を見ます、内容と関係なく。

読むと人にスピリチャル的なスイッチを入れてしまう本というが稀にあります。
例えば美内すずえの「天河神霊記」や手塚治虫「火の鳥」山岸涼子の「日出所の天子」など。
これもそうです。
貴志雄介さんはそうした精神世界SFなどとは無縁の作家で内容もまさにサイエンスフィクション以外の何物でもないんだけれど、
読書中ではなく読後に不思議な心理体験をする人が多いでしょう。
私の場合は霊夢でした。
普通霊夢といえば予知夢とか預言とか或いはたまに並行宇宙といった夢が多いと思いますが、この本を読んだ人が夜見る夢はもしかしたら過去のカルマや人生のトラウマに関するものかもしれません。
日頃見てる奇想天外な夢の内容にあの世から(或いは宇宙から)ちょっと手を加えられる感じです。
この感想は、誰にでも当て嵌まるものじゃありませんのでご注意。
ただ、霊感のあり過ぎる人は読んでる途中で怖くなり、
もっと霊感が欲しいと思ってる人は、是非読んだ方がいいです。
作風そのもので最初にフィルタリンがかかるかも、これまでの著者のスタイルとは違うので、数ページ読んだだけですぐに飽きる人もいるでしょう。
私はどちらかといえば書店で立ち読みをしてから買う事をお薦めします。
その上で気にったという人には★5点でしょう。
或いは電子書籍で買うにしても同様です。
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No.15:
(4pt)

一気読みでした。

個人的に表題作が好き。演技の上手な俳優で映像化したら迫力ある作品になりそう。その他3作はSFです。貴志さんのSF作品を読んでいて(クリムゾンの迷宮等)自分に合っていると思える方は楽しめると思います。ただ、SF作品は結末に捻りがあったらもっと嬉しかったです。
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No.14:
(2pt)

Audible で聴きたい

貴志祐介さんの本は、Audible から知りましたが、説明の多い文章なども、耳からだとすんなり入ってきますが、活字だと疲れますね。

途中で疲れてしまいました。
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No.13:
(4pt)

「罪人の選択」と「赤い雨」がおもしろかった

「夜の記憶」、「呪文」、「罪人の選択」、「赤い雨」という発表年度がバラバラの4つの短編集。

個人的には、「夜の記憶」以外は引き込まれて一気に読んだ。

その中でも、「罪人の選択」と「赤い雨」がおもしろかった。

「罪人の選択」は、終戦後の1946年と、東京オリンピックが開催される直前の1964年とで、同じシチュエーションで罪人がどんな選択をするのかが、交互に描かれていて最期まで読み応えがあった。

「赤い雨」は、チミドロという新生物に支配された人間社会のドームとスラムの確執や、チミドロに恐怖する人間の生き様が描かれていた。特に終盤の追訴委員会の身勝手な意見や駆け引きが楽しめた。
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No.12:
(2pt)

貴志祐介にしてはイマイチ

他の人の作品なら星4だったかもしれない。
決して面白くないわけではない。
ただ、貴志祐介の作品だと思うとすごく期待して手に取ってしまっていたので…
クリムゾンの迷宮、新世界より、悪の教典…
寡作な作家なので出版されたものは全て読んでいる。
寝る時間が惜しくなるほどの興奮とワクワク感は正直なかった。
でも次作にはまた期待したい。
罪人の選択Amazon書評・レビュー:罪人の選択より
4163911820

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