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暴虎の牙
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暴虎の牙の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全113件 101~113 6/6ページ
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| 傑作「虎狼の血」で圧倒的な存在感を見せながらも無残に殺害された広島県警の大上章吾に再び出会えるとともに、前作「凶犬の目」で再び呉原東署捜査二課暴力団係に舞い戻った日岡秀一の興味深いその後も描かれます。 いわば、本作はシリーズ中エピソード0とエピソード3を兼ね備えたような作品といえます。 大上が登場する舞台は「虎狼の血」巻末年表には記載のなかった昭和57年。 やくざな父親から苦しめられた不幸な生い立ちから、やくざを憎み暴力団組織の稼ぎをかっぱらう沖虎彦を中心としたグループ呉虎会。ここにひょうひょうと近づく大上との関係の描かれ方が、なんとも痛快です。 ただ、沖の目には希望や野望はない。 あるのはやり場のない怒りだ。その怒りは 「人生の理不尽や不条理といった、己の力ではどうにもできないもの」 に対するものであるがため、 「誰かを恨み、憎み、報復したとしても、それは沖が真に怒りを抱いているものの代替でしかなく、飢えがなくなることはない。むしろ、腹が満たされれば前より飢えが怖くなるように、暗い炎はさらに燃え上がっていく」 大上の沖との接し方は、それを見抜いたからこそのものだ。 一方、生き残る方法を大上から学んだ日岡は、無残に殺された大上の死への怒りが、その後の暴力団抗争阻止に向けての激情となって発露し、なにがなんでも、大上に手を下した暴力団組織を壊滅に追い込むべく、凶暴なまでの怒りを胸に刻み、寝食を忘れて捜査にあたる。 そんな二人の怒りの行きつく先は・・ | ||||
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| 「虎狼の血」の前日譚。 「虎狼の血」と「狂犬の目」の後日譚。 相変わらずに女流作家が描いたとは思えない登場人物たちのギラギラした生き様。 本作「暴虎の牙」前半は五十子会や笹貫組の極道達を相手に暴れる沖虎彦の凶暴さが面白かった。 ただその暴れ方の突然の終わり方がやや肩透かし。 でもまあここまでは面白かった。 平成も半ばになった後半にシャバに出てきた沖と日岡が出会うあたりではまた新たなドラマが始まるのかという期待を抱いた。 ただその期待通りにはならず尻がすぼんだ幕引きとなった。 面白かった3部作の最後がこれではやや寂しい。 日岡と一緒に歳を重ねた一ノ瀬や晶子のことも描かれていて物語のまとめ感はあったが。 まあ、こんなものかな〜。 | ||||
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| 大上が生きてるあいだの話はまだ良かったが、 後半はただショッキングな暴力シーンばかり でうんざりしてきた。 「虎」に哀れをみじんも感じなかった。ただのバカじゃないかと思う。もう少し頭のよさというか クールな主人公なら面白かったのに。 これが最終巻?五十会もなくならないし、なんだか すっきりしない終わり方だった。 | ||||
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| 時は流れても役割を受け継ぐ人がいると言いうこと。 | ||||
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| 今回この新刊を読むにあたり、その前にもう一度「孤狼の血」「凶犬の眼」を読んでからスタートしました。 あくまでも私の感想ですが、孤狼の血の評価が100だとすると、凶犬の眼85、暴虎の牙70、といったところでした。 突然出てきた主人公の愚連隊のヘッドですが、凶犬の眼に出てきた暴力団の頭である国光ような魅力がない。 女には暴力をふるうわ、仲間を凄惨なリンチの上殺害するわ(しかも勘違い)、で赤軍の山岳ベース事件みたいで胸糞悪いです。 このヘッドは最終的に警察も暴力団も敵に回してますが、どっちに捕まるのか死ぬのか逃げおおせるのか解明しないまま終了。 他の謎も解明されないまま、中途半端な終わりになっています。 例えば、凶犬の眼に出てきた祥子と日岡はどうなったの? なぜ大上から暴露ノートもらったのに利用しないままへき地に飛ばされた? 今作でチャンギンは全然出てこないけど、どうなった? 物語は飽きないで、読み通せますが、読後感がイマイチ。 私的には絶賛する人の気持ちがわかりません。 孤狼の血がいかに秀作だったのか再認識しました。 | ||||
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| ネタバレ注意 ガミさんは、帰ってこなくて よかったんじゃないかと思う。 日岡かわいそう。 | ||||
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| 孤狼の血は大上というマル暴刑事の生き方を描いた作品だが大上の生前に関わった事件で、一人の男の人生を描き出した力作である。 | ||||
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| 昭和57年広島。愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦はヤクザも恐れぬ凄しい暴力で勢力を拡大して行く。沖の暴走を止めようと奔走するガミさん。『孤狼の血』を読んだ時の興奮再び!さらに20年後、懲役を終え出所した沖が広島で再び暴走を!それを阻止しようと立ちはだかるのは、ガミさんの薫陶を受けたあの日岡。『凶犬の眼』を読んだ時の興奮再び!一粒で二度美味しい『孤狼の血』シリーズ第三部、完結篇!やはり、このシリーズ大好きです!沖虎彦の暴走ぶりは、『仁義なき戦い 広島死闘編』で千葉真一が演じた、“大友勝利”を彷彿とさせた | ||||
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| 暴力団を相手に半ぐれ集団が対抗できるはずもなく・・ちょっと無理があるのかなと思った。 | ||||
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| 第3弾です。昭和から平成にかけてヤクザではない暴力的な男が仲間と暴れまくっているだけのお話です。基本こういう何の生産性もないような暴力的な話は苦手なのですが、このシリーズだけは前めりになって読んでいます。登場人物たちに魅力があり、広島弁含めかっこいいとすら思えてくるから不思議です。 ただ個人的には平成の日岡よりも昭和の大上さんの話が好みかな…。大上さんが出てくるとやっぱり面白さが違うと感じてしまいますので、本作では大上さんの昭和パートの方が多かったのはうれしかったです。 | ||||
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| ラストが面白い❗ 映画化が予定されてるみたいですが。大上刑事役が、この作品のポイントと思われます。新人の抜擢を望みます。 | ||||
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| 「孤狼の血」シリーズ・完結編、「暴虎の牙」(柚月裕子 角川書店)を読みました。昭和57年、愚連隊「呉寅会」を率いる暴虎・沖虎彦のファナティックな「広島やくざ」との闘争。「孤狼の血」、マル暴刑事・大上が搦め手で煽り、宥め、そして守る。平成16年(暴対法施行以後)大上に代わる「凶犬の眼」、呉原東署・暴力団係・日岡の登場シーンを境に物語は切れ味よく転調します。(言い換えましょう。ジッポで咥えたばこに火をつける日岡の登場に何故か泣けた(笑))「凶犬の眼」は、「小料理屋・志乃」の晶子を含む女たちがよく描かれていましたが、今回もまた節目節目で登場する女たちがとてもいとおしい。 そして、「やくざ」小説でありながら、スリラーでもある本書は、誰が”エス”なのか?という暗示的な問いかけを含むことでそのサスペンスを複合的に盛り立てているのだと思います。 私的にはこのシリーズと笠原和夫+深作欣二のあのシリーズとの比較は無意味だと言い続けていましたが、(姿は異なるとは言え)今回の正真正銘の「暴虎」を見るに及び、やはり「仁義なき戦い 広島死闘篇」の<山中正治>を思わずにはいられませんでした。 極端から極端に疾走する犯罪者たち。それを追う「鮫」のように清濁併せ飲む極端な刑事たち。<法>の内側にいようと外側にいようと、「カタギ」には手を出さない、出させない。それはこの世の花、もう一つの「仁義」。 | ||||
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| 唯一無二の大上章吾という存在を映画「仁義なき戦い」の調べにのせ強烈な仕掛けで魅せた名作「孤狼の血」、その世界観の継承を目指すも受け止めきれなかった続編「凶犬の眼」。孤狼が発したあの熱には二度と触れることはできないのだと残念に思っていたのですが、一人の「暴虎」が孤狼も世界観も蘇らせてくれました。柚月作品の新たな金字塔が誕生しました。 | ||||
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