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サマータイム・ブルース
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サマータイム・ブルースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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以前から知っている女性探偵といえば三人 コーデリアはドラマで観た事があるしや キンジーミルホーンは泥棒のFだけを読んだ事がある 。 ウォーショースキーは 短編を読んだ事があった。 大昔の話だ。 Kindleアンリミテッドで本作を読めるという事で懐かしさも手伝って読み始めた。 まず驚いたのがこの小説が出版されたのが1982年今から40年以上も前 歳をとるわけだ。イヤになる(笑) 古き良き時代のハードボイルド小説という感じで手軽に読めた。 いかにも女性読者が喜びそうなヒロインという感じ 彼女のアニーやジルに対する気遣いある 慰めや励ましの言葉には暖かい気持ちにさせられた。 探偵というのは特にウォーショースキー の様なハードボイルドで武闘派の探偵 の場合 拉致られて拷問を受ける羽目に陥る事が 非常によくある展開。 探偵が男の場合はしこたまぶん殴られても決して折れずにその場を切り抜け事件を 解決していく事で漢気を魅せ読者を魅了していく。 しかし女性が探偵の場合は拉致られて 殴られてオシマイとは現実的になり難い。 特に今作で事件から手を引かせる為に彼女が拉致られ痛めつけられたがリアルな世界ではもっと悲惨な事になっていただろう。 この探偵が極めて醜悪であったりした場合は兎も角だが文中を見れば決してそうでは無いむしろ魅力的な女として描かれている。 ではこの悪漢達がそういう行動様式を持っていないかといえばそうでも無い。ジルを殺す前にレイプすると脅しているからだ。 ジルには手を出すがウォーショースキー にはそういう言動は全くとられていない のは話の筋が通らずいささかご都合主義 であると思った。 特にこのギャングがウォーショースキー 痛めつけてまで事件から手を引かせようとしているのならなおさらだ。 ウォーショースキーが拉致られた時に 殴られるだけでは済まないはずだがそうはならない。 こういう所に女性探偵の特に武闘派ハードボイルドの女性探偵の立ち位置の難しさがあると感じる。 作家はその辺りをキチンと対応しないと 小説のグレードが少し落ちてしまう事になりかねない。 しかしながら今作が一作目でシリーズ は現在も未だに続いているというから 驚かされる。 彼女に魅了された多くの読者がいればこそだろう。 今後、ヴィクがどの様な成長、変遷をしていくのかと思うと気になる所ではある。 | ||||
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この小説は女性主人公の容姿に関する説明・描写がほとんどありません。これは非常に珍しい。身長も目の色もわからないまま。表紙の絵が金髪なんで金髪かなーって思いますが・・。出会ったその日に男と寝る場面はいかがなものか。そういう女がいても全くかまいませんが、この物語の基調とはズレ過ぎでしょう。 | ||||
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楽しく読みました。登場人物を全部記憶しながらの筋を追うのは大変だったが面白かった。翻訳らしくおかしな日本語も楽しかったです。 | ||||
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主人公が魅力的なのでとりあえず最後まで読んだ。まあこんなものだろうと思った。惰性で2作目のレイクサイドストーリーにも手を出し、なかなか読み進まないが読了するつもりはある。 表紙から受ける印象のようなさわやかさはない。もっと重く湿った雰囲気である。一番の欠点はなかなか登場人物の区別がつかないこと。人物一覧のページを何度見たことか。翻訳物にはありがちだが、ちょっと頻度が高すぎる。要は、人物造形が中途半端なのである。東野圭吾ほど悲惨ではないが。 もっと最近の作品では上達してるのだろうか。 | ||||
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