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闇という名の娘
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【この小説が収録されている参考書籍】
闇という名の娘: The HULDA TRILOGY #1:DIMMA (小学館文庫)

闇という名の娘の評価: 3.63/5点 レビュー 19件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.63pt
Created with Highcharts 5.0.103件15.79%1件5.26%2件10.53%7件36.84%6件31.58%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

暗く重たい気分を味わいたい時におすすめ(※ネタバレなし)

出だしからどことなく重苦しい展開で、何か嫌な予感だけが増幅されていくミス
テリです。主人公のフルダもいわゆる「難しい」性格で、その内面描写では時折
苛つきも感じますが、読み進めていく内に人物造形の上手さに気付かされます。

それほど長い本ではなく、とても読みやすい文章(翻訳)と構成なのでそういっ
た意味でのストレスは皆無ですが、物語の内容から受けるストレスは中々なので、
手に取るタイミングを間違えると思いがけないダメージを受けるかもしれません。

派手なトリックやアクションといったエンターテインメント性もほぼ皆無です。
それなのに、読むのを止められない。どんどん追い詰められて後戻りが出来なく
なる感覚を主人公と共有し、息を止めてページをめくっているタイプの小説です。

そういった感覚がお好きな方でしたら、この作品もきっと楽しめる(?)こと
でしょう。個人的には大好物でした。
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No.12:
(4pt)

読み応えタップリの内容

本書は、300頁強で、最初は短い章立てが続くことから、展開が読めませんでしたが、複数の挿話が錯綜しながら、話が進められていきます。
主役の65歳の定年間近の警部フルダが定年前に突然解雇されるところからこの話が始まります。謎のシングルマザーが出てきたたり、タイトルの闇という少女も誰のことかは、伏せられています。
後半は、残された時間が少ないフルダとともに慌ただしい展開で一気に最後まで読ませます。人物の描き方や風景描写も秀逸で、読み応えがあります。フルダを通じてジェンダー不平等など、いろいろ考えてさせられる内容が含まれているのも、本書の価値を高めています。
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No.11:
(4pt)

読後に大きなため息の出る作品

(ややネタバレ有り)

三部作の一作目ということで油断した
男社会の中で女性であることが理由で昇進を阻まれ続けたと自己理解している主人公に共感と同情を抱きながら読み進めるうちに、それが主人公のコミニュケーション不全や独善的な行動によるものということが暴かれていく
加えて主人公の不幸な生い立ち、輝かしい結婚生活からの大いなる挫折を経て、カタルシス皆無の結末

でも、面白すぎて読み進めるページをめくる手が止められない

とても不思議な作品だった
読み終えた後のため息はなんだったのか
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No.10:
(4pt)

暗い 寒い

暗くて後味悪いけれど、一気に読了。
最近、途中でoutしてしまう傾向にありましたが、この本は違いましたね。
カルフォルニアが舞台のハードボイルド小説も好きですけど、北国の閉塞したひたすら寒い所も
良い小説が生まれる土壌です。
オススメです。
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No.9:
(4pt)

先を読み進めたくなる一冊です。

ミステリーはあまり読まないのですが、題名に誘われて購入しました。
どんどん先を読み進みたくなるような書き方で、あっという間に読んでしまいましたが、主人公の結末は、同じ女性としてちよっと切ないものでした。
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No.8:
(4pt)

久々に一気読みしました。

地方の書店の店頭で、この作者の作品「喪われた少女」を偶然手に取って、暇つぶしのつもりで購入しました。宿に帰って読み始めたところ、面白さに時間を忘れ一気に読み終えました。解説を読んだところ、こちらの「闇という名の娘」が先に書かれたと知りました。読まずにいられず、早速Amazonに注文しました。
こちらも一気読みでしたが、私にはこの順番で読んだのが、却って正解でした。
この主人公の第3作が訳されるのが待ち遠しくてなりません。
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No.7:
(5pt)

「人生の難破船」よ、何処へ?(ネタバレなし)

腰巻にある「この読後感のストレスは、なんだ!?」という一文。まんざら大げさでもなかった。最後の章の僅か数ページの「エピローグ」が、そのストレスを増幅させたのは間違いないだろう。ただ、その感覚をストレスという一言で表現していいものだろうか? この悲劇の根はあまりにも深く、想定外の結末を私は未だ受け止めきれずにいる。
本書は、突如上司から退職を迫られた女性警部、フルダ・ヘルマンスドッティルの刑事生活最後の三日間を描いた作品である。解説によると三部作の一作目らしい。驚きである。この衝撃的展開で一作目とは・・・。 
アイスランド語原本のタイトルは『DIMMA』、英語版タイトルが『DARKNESS』。両方とも「闇」という意味だ。そして、日本語版タイトルが『闇という名の娘』。この意味は後半明らかになるのだが、その意味が語られた時点で、フルダの言う「人生の難破船」の最後の舵が切られていたのかもしれない。
残酷描写もなければ、猟奇的な殺人鬼が登場するでもない。展開は至って静かだ。だからかえって怖い。ページを捲る度フルダの焦燥感は増し、それと反比例するかのように、私自身の体温が下がって行く錯覚に囚われる。時折描写されるアイスランドの眩いばかりの絶景。目にした光景が白ければ白いほど、明るければ明るいほど、眩しければ眩しいほど、それが暗転した闇の漆黒度は高い。次のような描写がある。「海は冷酷だ。アイスランドの民に命を吹き込む一方で、恐ろしい代償を求めてくる」。そんなミステリアスな土地柄や風土のイメージが、感覚を必要以上に過敏にさせるのだろうか?
カンの鋭い方なら、事件の「黒幕」を予想できるかもしれない。だが、物語の本質はそこではない。事件の真相が「真相」ではないということだ。シャレではないが、触れるべきは「真相」ではなく「深層」と言うべきか? 最後まで読まれた方は、“ある人物”の心の水底に住み着いた(憑いた?)闇の「深層」にきっと慟哭するに違いない。
「読後感のストレス」を引きずりながら、二作目、三作目を読破してゆくには、それなりの覚悟と我慢が必要だろう。「闇のいいところは影がないことだ」。クライマックスで綴られる実に印象深い一節。この言葉をお守り代わりに、次回作に足を踏み入れてみたいと思う。
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No.6:
(5pt)

人間なんてミスをする生き物なのよ。

ガラスの天井が分厚いのは、日本だけでは無かった。主人公が、あがけばあがくほど、自分で墓穴を掘り続けるのも、人間性のリアル。欠点の無い完璧なヒロイン像など不要。進行形のストーリーに、短く挟まって来る個々のエピソードも、多くを語らず、ラストに向かって全てまとまってしまう。
結末、お見事。
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No.5:
(4pt)

三つのノワールな物語が構成するアイスランドの季節たち

一方の端からもう一方の端へと振れ幅の広さにまず驚く。

 昨年、アイスランドのシグルフィヨルズルという北極に最も近い漁村の警察官アリ・ソウルのシリーズに驚いたぼくは、この人の作品は書かれた順番に読もうと誓っている。なので、アリ・ソウル・シリーズも一作、二作という順に読んで、先に翻訳された五作目はそのまま手元にあるが読まない。この作品はこのシリーズの三作、四作と読んでから取り組むべきなのである。それを感じたのは一作から二作へ渡される作者の想いのようなものだと思う。時間というバトンは決して軽くない。作者はそれだけアリ・ソウルとシグルフィヨルズルの街を丁寧に扱いたいのだと思った。

 さてアリ・ソウルとは遠く離れて、本書はレイキャビークを舞台にした、64歳の女性刑事フルダ・ヘルマンスドッテルをヒロインとしたシリーズ開幕の物語である。若い二十代のアリ・ソウルとまるでできるだけ距離を持とうと企図したかのように、フルダはアイスランド一の、否、唯一の都市で警察人生を今にも終えようとしている定年退職直前の刑事なのである。性別も年齢も、アリ・ソウルからは遠く離れるべく設定したようにしか思えない。そしてこの作品のなんというフィニッシュ!

 どう見ても単独作品に見える本書は、実のところ三部作のスタートに当たる物語である。十代の頃に読んだ安部公房の『終わり道の標べに』の印象的な冒頭の文章を想い出す。

 「終わった所から始めた旅に、終わりはない。墓の中の誕生から語られねばならぬ。何故に人間はかく在らねばならぬのか?」

 何故なら本書は、フルダ64歳。定年退職を目の前に、自分の人生を振り返りつつ、未解決事件い挑もうとすう冒頭。しっかり描き切れてはいない未来設計。人生の終わらせ方を思いつつ、現役生活と仕事に未練を残す。そして古い古い過去の経緯。誰の物語かわからない断章が、現在のフルダの捜査の合間に二つほど語られてゆく。何が、いつの時代に、誰によって進行しているのか? その断章が現在の退職間際の事件捜査にどのように関わってゆくのか?

 未解決事件の謎と、フルダの謎と、それらとは別の物語らしきものも次第に明らかになってゆくという、たまらなく意味深な構成によって引っ張られてゆくその牽引パワーが物凄い。ラストは何となく想像できはしなかったものの、何ともノワールな作りに驚く。

 思えばアリ・ソウルのシリーズの方も十分ノワールの空気感に満ちているのだが、『湿地』その他のエーレンデュル警部シリーズシリーズで独特な世界観を描き出すアーナルデュル・インドリダソンの凄みのことも思うと、殺人事件が年に一回あるかないかという平和な小国アイスランドには、見た目以上に深い闇の奥行が齧られるし、何よりもそれを描き切る作家の上質さには、驚愕を覚えるばかりだ。

 相当優秀な作品で商業的にも売れないものであればまずアイスランド語で書かれた作品は英訳されず、世界に旅立つことができないし、英訳を日本語訳している現状から言えばこの作家はいくつもの言語的ハンディを背負ってこの物語を紡いでいる。そうした逆境だからこそ、この高いレベルでしかぼくらは読むことがない類の作品群なのである。何だかぞくぞくする。

 本シリーズは衝撃の結末を迎えるが、実は三部作の初篇ということで、二作目はフルダの50代、三作目は40代が遡るように描かれているのだそうである。その伏線らしきものを捜しつつ、眼をすがめて読んだ読書経験も、これまたとても不思議なものであった。次作への興味を繋ぐ深い深いエンディングに不思議感と期待感と二つ、我にあり、といった心境である。
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No.4:
(5pt)

面白くて一気に読了。最後の展開が衝撃でした。

面白くて、一気に読みました!私好みの小説です。
が、最後の展開がねー
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No.3:
(5pt)

結末にびっくり!

帯タイトルに書いてあったとおり、結末にびっくりしました。
主人公の来し方、人生を振り返るとこれも仕方ないのかとも思いました。
映画になるようですので、楽しみです。
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No.2:
(5pt)

孤独な人の人生が心に沁みる上質のエンターテインメント

たしかにこの展開は予想できず、読み終えて変な声が出ましたが、作品自体は孤独な人の人生を描きつつも最後まで飽きさせないよくできたエンターテインメントです。64歳、退職間近でさらに無情な肩叩きにあう主人公フルダが最後の事件を追っていくのですが、事件が真相に近づいていくとともに少しずつ明らかにされてくフルダの人生と心の内側、それに途中挿しはさまれていく過去ともうひとつのパートの構成が巧みで、手を止める暇もなく読み終えていました。社会の建前とその裏で傷つく心、押しつぶされる人生。アメリカで映画化が決まっているとのことですが、島国アイスランドの小ぢんまりとした地理的設定やフルダの出世を阻んできたガラスの天井具合など、日本に置き換えて映画化してもぴったり合いそうに思いました。登る山もありますし。続編があるとのこと、期待しています。
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No.1:
(5pt)

三部作の一作目にして…

結末に驚き。そして最後だけではなく、事件の捜査と並行して語られるストーリーもストレスフル。2作目以降、ここから時間をさかのぼって、どんな物語になるのか、このストレスを払しょくできるのか、読むまで許せない気分です。というわけで、三部作のつかみにつかまりました。
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