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汚れた雪
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汚れた雪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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イタリアでは大人気とのことで興味をもちました。 読んでみて印象的だったのは、ストーリーよりも、強烈な主人公ロッコの“キャラ”。 都会ローマから左遷されて田舎に来た副警察長。仕事はできるけど、暴言暴力は日常茶飯事、マリファナ煙草を愛用し、陰で怪しい商売までしているとんでもない男。 加えて女性に対しては瞬時にセクハラ視線を向け、ちょっときれいだとすぐ口説きにかかるけど実は内心ではけっこう冷めているところと、見掛け倒しのファッションにこだわるところはイタリア男そのもの。 魅力的といえばそうだけど、控え目な日本人女性である(微笑)私からすると、この暴言暴力はちょっと好めませんでした。 でもそうかと思えば、妻へは本気の愛と繊細なやさしさが…。 このギャップがいいのでしょう。 物語のミステリー度は、驚きはありませんでしたが満足しました。 テンポがよく読みやすかったのと、随所に見られるユーモアとウイットに富んだ文章がおもしろかったです。 翻訳も上手いと思いました。 田舎の無能な部下が多い中、お気に入りを2人見つけ、特にイタロとはいいコンビ。 ロッコの過去や左遷の詳細等については続刊で徐々に明かされていくそうです。 | ||||
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ローマから雪深い北部の警察へ左遷されたちょいワルオヤジ(死語?)が、 オシャレを貫こうとするが、雪に負けていくプロセスが愉快。 ミステリとしてはまずまず整っているし、キャラ立ちは半端ない。 しかし、今一つ主人公に共感できないので★一つ減。 コロナは大丈夫だったかな? | ||||
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イタリア北端の高地の町アオスタの副警察署長ロッコ・スキャヴォーネシリーズの第一作。これまでに長編9冊、短編集2冊出て、イタリアミステリのベストセラーとのこと。英訳、フランス語訳、ドイツ語訳、スペイン語訳もあるそうなので、なかなかのもの。 ロッコは口が悪く、手も荒く、女好きの、ローマっ子。左遷でローマからこの町に来たが、左遷理由は第一作では秘密のまま。部下がイタロで、パワハラされてもロッコファン。 このシリーズが日本で受けるかどうかちょっとわからない。文庫翻訳ミステリー減少のおり、新シリーズの健闘を祈る。 読後感としては、イタリア男はちょっと苦手。どうせ苦手なんだから、もうちょっと派手に暴れてほしい。 事件は一個だけ。スキー場の死体。ミステリとしては古風な設定と謎解き。ネタバレなしで。 | ||||
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