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4.86/5点 レビュー 7件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全8件 1〜8 1/1ページ
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あせったトッドハンターは、自分が犯人であることを証明しようと奮闘するのだが、やることなすこと裏目に出てしまう。ついに犯罪研究科アンブローズ・チタウィックに、有罪の証拠を集めるように依頼するのだ。この自分を絞首刑にするために、探偵を雇うという逆転の発想が本作品の面白いところ。
ジーンによろめきを覚えてしまうなど、決して清廉潔白と言えないトッドハンターの心理描写がすばらしい。変化するトッドハンターの心の動きを追っていくと、混乱に陥ってしまうだろう。丁々発止の法廷シーンもあって、ユーモラスでシニカルなストーリー展開に、見所はしっかり用意されている。果たして真相は如何に?トッドハンターは、念願どおり絞首刑になることができるだろうか?
『毒入りチョコレート事件』にも登場したチタウィックは、いたって地味な男である。しかし、サプライズが用意された(予想はつくのだけれど)ラストにはしっかりと存在感を見せてくれる。
なお、本作品は、5部構成で、悪漢小説風、安芝居風、推理小説風、新聞小説風、怪奇小説風というタイトルがついている。それぞれの内容はタイトルにそったかたちになっていて、バークリーの遊び心を堪能できる。