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まほり
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まほりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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下巻の半分ぐらいまでは期待をさほど裏切らず、ページをめくりつづけてさて、クライマックスか、と思ったのだが、大したクライマックスにはならず、拍子抜けした。最終ページで開示された情報も、上巻の時点で想像がつくし、さほどのインパクトはなかった。うーん残念。小説にちりばめられた古文書、社会学や史学や言語学のうんちくは面白く読んだのだが、プロット自体とあまりうまく嚙んでいない。素材は興味深いし面白いと思うのだが、これを別の書き手に書かせるなら誰がいいだろうかと考えてしまった。(個人的には『鉄鼠の檻』を書いたころの京極夏彦。) | ||||
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さすが話にブレがなく面白いのだが、漢字が難しすぎ。 読むほうはリズムに乗れずちと枢しい。 | ||||
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ただただ好みに合わなかったというだけです。 図書館の魔女の作者ということで期待が大きすぎたというのもあります。図書館の魔女の続きがあまりにも出ないので、それが不満です。 | ||||
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思ったより謎に対してワクワクしないし資料に次ぐ資料で中盤過ぎに冗長だと感じた。謎解きにもあまり爽快感がなくラストも意外性はあったがもう少し丁寧に書いても良かったと思う。 今までの作品に比べればまわりくどすぎることもないように感じるが不必要な要素であるという点から見れば今作品は不必要な部分が多すぎたと思われるので可もなく不可もなくという感想に落ち着いた。 前作のシリーズはまわりくどいが必要なまわりくどさであり全てが解き明かされたときに爽快感に似た良さがあったのだ。 正直他者にお薦めできる作品ではない。 | ||||
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小説としていまひとつ楽しめませんでした。 裕と香織、若いふたりの100%方言での会話が、 (若者の会話だけど、きっとこれ、オヤジが書いてるな) というのが感じられて、作者の年齢を確認したら当たっていました(笑) そこはかとなくオヤジ臭がするんです。 衆愚の一群が、最初と最後に登場。 学問の道を志して大学に残る者と、就職組と、どうしてこう画然と差別して書くんだろう。 作者に意識して差別している気持ちはさらさらないんだろうけれど、 これじゃ就職組がおバカの群れ、って感じがする。 最後はまさに衆愚の群れ、某郷のじいさんたち。 教養ももちろん学問も、一般常識もなにもあったもんじゃない。 限界集落に住むお年寄りに気の毒です。 三人称で書いているのだから、地の文はもう少し一般読者に寄り添うように書いてもいいのではないでしょうか。 たとえば、 別に古文書ではなくても私たちが普通に手に取る本って、全部過去に書かれたものです。 出版された時点で、執筆は過去の行為というのは明瞭です。 そしてその本の内容が、執筆当時よりだいぶ過去の事例をあつかっている、なんてこともざらにあります。 それがこの本にかかると… 「史料を読んでいる現在と、史料が書かれた過去の間に時間差があるばかりではない。もう一つの時間差が史料に内的な問題として含まれている―つまり史料自体が,その書き上げの時期と、言及している事跡の起っている時期との間に、内的な時差を、時代の懸隔を刻んでいる」 なんて表現になります。 これ、学者の卵の裕が口にしたり思考したりしているんなら問題ないと思います。 頭がいいからというより、こういう考え方をするトレーニングを受けているから、こういう言い方になるんです。 でも、三人称で書いている以上、地の文は裕と同じボキャブラリーで七面倒くさい表現をする必要ないと思います。 学者が年を重ねてから小説をものする、という例はありますよね。 エーコも、蓮實氏もそうだけど、小説としてもっとこなれた感じがします。 (ちょっと比較する人たちが…あれですね) そう、小説としてもっとこなれた仕上がりだったらいいのに!ということです。 | ||||
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ある村の因習を探る民俗学ミステリー。物語の設定としてはオーソドックスで分かり易いと思いますが、個人的には、約500頁の長編を読了するのはいささか苦労しました。 文中に実際の古文書が掲載されたり、神社等について詳しく語られたりなど、謎の解明につながるものの、こちらの力量のなさのため、正直その内容の理解については消化不良でした。 それでも、最後の一行の衝撃度は大きいと思います。そこに繋がるのか、と唸らされました。 | ||||
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