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ノワールをまとう女



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【この小説が収録されている参考書籍】
ノワールをまとう女
ノワールをまとう女 (講談社文庫)

ノワールをまとう女の評価: 2.90/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

独特の文章が癖になります

作者は女性じゃなくて男性ですよ。
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974
No.3:
(4pt)

女性らしいミステリー小説でした

わたしは、男性ですからよくわからない世界があるが、友人が殺人事件に巻き込まれ、死亡する。犯人を検挙できる証拠を上げる。推理小説らしい手順を踏まえた小説で感心しました。女性作家らしいミステリー小説でした。
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974
No.2:
(4pt)

最年長受賞者。起死回生を図った渾身の作か?

一部ネタバレがありますので、未読の方はご注意ください。
 作者の神護氏は58歳で最年長受賞記録だそうだ。現役のプロ作家であり、文章はかなり上手い。簡
潔でかつ緊張感があり、描写も巧みだ。ハードボイルドタッチの文体はスピード感もある。
 商法改正で総会屋が活躍の場を失った中、「企業の闇の部分のトラブル解決する」というの職業は架
空のものだろうが、まずまずの斬新さはある。
 主人公の奈美や恋人の雪江をはじめとしたキャラ立ちも悪くない。また、最新の情報や話題も盛りだ
くさんだ。日韓問題、同性愛、福島の原発廃炉作業、IT等々。
 ただ、「雪江はなぜ死んだのか」という謎に対する答えはちょっと首肯できない。原田が挑発したか
らと言って、雪江がそんなに簡単に命がけの薬を飲むだろうか? この辺りは少しご都合主義か。
 おそらく、プロとして低迷していた作者が、起死回生を図って、目一杯の要素を詰め込んだのだろう
が、そのことが裏目にも出ている面もある。今後、神護氏がこれ以上のものを書けるのかという懸念も
少し残る。それでも、久々に水準に達した受賞作だと思う。星の数はややオマケで4とした。
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974
No.1:
(4pt)

面白かったです

ここ数年はグダグダの乱歩賞だったのであまり期待せずに読みましたが、”闇に香る嘘”以来のらしい作品で面白かったです。確かに主要人物の設定や行動にややリアリティが欠け、ちょっとご都合主義的という指摘もあるとは思いますが、バタバタ人が死ぬ昨今のストーリーとは違い謎をしっかり追っていくという内容は好みでした。
雰囲気的には、”顔にかかる雨”を思い起こさせますが、小道具にSNS, AI, フェイクニュースなど盛り込んでおり、あまり古さを感じさせない出来だと思います。
シリーズ化(難しいですが)も期待です。乱歩賞ファンの皆様いかがでしょうか?
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974

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