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ノワールをまとう女
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ノワールをまとう女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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最近の乱歩賞受賞作の中では、最も抵抗感なく最後まで読み進められました。「普通に面白かった」という感想です。簡潔で短めの畳みかけるような文体によって、情景やヒロインの心情が過不足なく伝わってきます。作者はプロの作家だそうで、この辺りはさすがということでしょう。最近のミステリー作品の中では、オリジナリティーがあると言えるのではないでしょうか。 ただ、登場人物が皆ステレオタイプ、終盤の展開に意外性が乏しい、エンディングが感傷的過ぎて共感できないなどの欠点があり、星3つというところです。選考委員の意見も分かれたようで、湊かなえ委員は別の作品を強く推しています。そちらも読んでみたいところです。 | ||||
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文章はソツが無くて読みやすいが、物語が、おじいさんかよっ!と突っ込みを入れたくなるほど地味だ。別に奇想天外、波瀾万丈でなくても良いが、謎や展開、謎解きに一切驚きが無いというのは、寂し過ぎる。ミステリーではなく、ハードボイルドなのだというなら、もっと研ぎ澄まされた文体で、突き刺ささるようなことを書いて欲しい。読後、まあまあだな、と思ったら、最初のレビューが「まあまあか」というタイトルで驚いた。きっとこの作品は評価が分かれるということは無く、多くの読者が、まあまあ、という感想を持つのではなかろうか。そしてお決まりの、ドラマ化期待、主演は菜々緒で、と。 | ||||
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乱歩賞受賞作としてはギリギリ合格点といったところだろうか。 リーダビリティは高く、ストーリーの転がし方もなかなか達者と見受けられるが、ミステリーとしてみた場合は、正直なところやや工夫が足りないと感じられる。 トータルでいえばまあまあとはいえるが、かなりご高齢の作家でもあり、この後の伸びしろがどの程度あるか。次の2、3作で真価を問われることになるだろう。 | ||||
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