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ノワールをまとう女



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【この小説が収録されている参考書籍】
ノワールをまとう女
ノワールをまとう女 (講談社文庫)

ノワールをまとう女の評価: 2.90/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

「普通に」面白い

最近の乱歩賞受賞作の中では、最も抵抗感なく最後まで読み進められました。「普通に面白かった」という感想です。簡潔で短めの畳みかけるような文体によって、情景やヒロインの心情が過不足なく伝わってきます。作者はプロの作家だそうで、この辺りはさすがということでしょう。最近のミステリー作品の中では、オリジナリティーがあると言えるのではないでしょうか。
ただ、登場人物が皆ステレオタイプ、終盤の展開に意外性が乏しい、エンディングが感傷的過ぎて共感できないなどの欠点があり、星3つというところです。選考委員の意見も分かれたようで、湊かなえ委員は別の作品を強く推しています。そちらも読んでみたいところです。
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974
No.2:
(3pt)

私も、まあまあ。

文章はソツが無くて読みやすいが、物語が、おじいさんかよっ!と突っ込みを入れたくなるほど地味だ。別に奇想天外、波瀾万丈でなくても良いが、謎や展開、謎解きに一切驚きが無いというのは、寂し過ぎる。ミステリーではなく、ハードボイルドなのだというなら、もっと研ぎ澄まされた文体で、突き刺ささるようなことを書いて欲しい。読後、まあまあだな、と思ったら、最初のレビューが「まあまあか」というタイトルで驚いた。きっとこの作品は評価が分かれるということは無く、多くの読者が、まあまあ、という感想を持つのではなかろうか。そしてお決まりの、ドラマ化期待、主演は菜々緒で、と。
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974
No.1:
(3pt)

まあまあか

乱歩賞受賞作としてはギリギリ合格点といったところだろうか。
リーダビリティは高く、ストーリーの転がし方もなかなか達者と見受けられるが、ミステリーとしてみた場合は、正直なところやや工夫が足りないと感じられる。
トータルでいえばまあまあとはいえるが、かなりご高齢の作家でもあり、この後の伸びしろがどの程度あるか。次の2、3作で真価を問われることになるだろう。
ノワールをまとう女Amazon書評・レビュー:ノワールをまとう女より
4065170974

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