■スポンサードリンク
三体
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全366件 101~120 6/19ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スケール(空間的にも時間的にも)が大きく楽しませてもらった。一般人にはただの風邪、特定の人には殺人ウイルスとなる段は今どきのはやりウイルスを想起させる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
朗読なので全部男性なんですが、特に違和感なく女性のセリフも入ってきました。活字より名前もスムーズに入ってくるので良いです。 ただ、話が怖いので夜のウォーキングには合いません…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりの本格派SF大河ドラマ、でしょうか。 四百年先に起こるであろう宇宙戦争に備えるという段階。 思想的な背景は1960年代からスタートを切りますが、人類の歴史のあちらこちらをかじりながら話しは展開します。結構読み応えはあります。字面を追ってるだけでは置いてけぼりを食らうかも。 ただ難点を一つ;原作が中国語だからなのですが、読み慣れない漢字が多い。ちょっと疲れる。それから人名。これは何とかならないだろうか。漢字に中国読みのカタカナルビ(当たり前だけど)。しかもルビは毎回ついているわけではない。これだけでも読みづらいですね。 そして、第1巻のタイトルが『三体』のみなのですが、実は『三体II(上下)』、「三体III(上下)』と続く計5巻の大作ですからね。おまけにスピンオフの『三体X』も出るとか。ある程度覚悟して読み始めてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大風呂敷が第一部から広げられましたが、ここからさらに発展して、加速するストーリー。人類と地球外生命体との関係。謎めいた展開から次第に明らかになりはじめた問題の陰影。まだ、未知なるものに出会う旅の序章にすぎない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか読みことができなかったけど、やっと読むことができた。最初想像していたようなSFとは全く違い、壮大でごちゃ混ぜのエンターテイメントSFだった。なんとなく中期の筒井康隆的かもしれない。 続編がこの後『三体Ⅱ』上下と『三体Ⅲ』上下の4冊あるので、登場人物の名前を忘れないうちに一気に読んでしまおう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初の本格SFでしたが、途中中だるみしつつも、中盤以降はのめり込めました。 一時ポピュラー物理学に興味をもって読んでいたのですが、素粒子をこういう風に使って来るのか!と感心しました(言うほど理解はできていませんが)。3部にて、比喩的な物語が語られますが、「ワープする宇宙」の例え話のようだったり、物理学好きだとより楽しめるかと思います。 以下、ややネタバレの危険のある3部全体の感想になります。 設定上も描上写も、非常に知性が高いキャラクターが多く(ほとんどのキャラが世界有数の物理学者か有能な軍人・スパイなので、そうでないと不自然なのですが)、フィクションによくある設定の割に頭の悪い言動をするということもありません。 キャラクター描写が薄めで、キャラクターはあくまで重要なチェスの駒という印象に留まるという点は小説としては若干物足りない感じはあります。 2部が高評価なのは、比較的人間味のある詳細な描かれ方をした2部主人公のせいもあるかなと思います。 個人的には、1部の歴史小説的な部分、2部の頭脳戦的な部分が好きでした。3部は好みからすると少々壮大過ぎたのですが、世界の始まりと終わりと始まりを描けるのがSFの醍醐味なのだとすると、一番正しい姿なのかもしれません。 三体問題に関する部分は少々出落ち的だったのでもう少し広げてほしかったかなと思います。 些末な日常を離れ、つかの間視野が宇宙規模に広がった気にさせてくれる本だと思います。 また物理学の本を読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方のレビューを読んで購入しましたが、期待に違わない大作でした。 途中からハラハラして止められなくなり、だいぶ睡眠を削りました。 続編を進むのがこわくて(内容の進展を知ることであったり、中毒性であったり)とりあえず聞き直しています。 Audibleで聞きましたが、ナレーションが落ち着いた声で三体の世界に自然と引き込まれます。登場人物のイメージもつきやすく感情導入しやすくとても良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アイザックアシモフやA.C.クラークを彷彿とさせる「純粋」なScience Fiction (Fantasyではなく)でした。日本語の小説を朗読で聞くのは初めてだったのですが、ナレーションの進め方もうまく楽しんで聴き入ることができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天体力学の3体問題を基底に、中国、西欧が混然として存在し、中世から天文単位の未来までの時間スケールの展開に圧倒されました。ナノマテリアルを現代技術の中で特に取り上げたことは、この刊の伏線になっていることが最終段で分かりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大作なのは理解できましたが原書で読めたらと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当に面白い本は宣伝で嘘をつく必要が無いから、紹介文にも勢いがあります。 物語の壮大さ、緻密なストーリー、奇抜な発想という、面白い小説に不可欠な要素が全て揃っていて、3つか4つの小説のクライマックスをくっつけたような、Queenのボヘミアンラプソディのような小説です。 文化革命から始まり衝撃的なラストまで、ダレるところがありません。 本作は図書館で借りようとすれば半年待ちなので、借りる場合は早めの予約を。もしくは、購入後は転売するのもありかもしれません。あまり値段が落ちてないので。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、中国自体が無茶苦茶な国。絶対にあり得ないようなことが現実に起きてる。それが歴史になっている。 いったいどんな思考をすれば、「科学者を殺せ!!」っていう発想になるのか。 科学を否定し、無茶苦茶に山を掘り返し、自然を破壊し、全てを破壊した紅衛兵。 そんな信じられないような現実があるからこそ、信じられないようなSFをリアルに描くことが出来るのだろう。 ショッキングな物理学の法則の破壊から始まって、殺人事件や陰謀、どう繋がっていくのか。目が離せない展開。ページ数も残り少なくなっていくのに、疑問ばかりが増えていく。 どうやって締めくくるのか。続編に続くのか。と思っていたら、本作で提起した課題はちゃんと解消されている。このまま終わっても満足の内容。 ラストの見せ場の持って行き方がスゴイ。大きな山場から、一気に謎解きをしていくからね。 ラストシーンも、説得力がある。 僕は、コンピューターの仕組みの基礎の勉強をしたことがあるんだけど、人力コンピューターには衝撃を受けた。確かに、二進法はマスゲームに変換できる。 三体人が、ものすごく早く動けるとか、いろいろ条件もあるんだけど、想像すると面白い。 その他にも、かなり専門的な科学や物理の講義みたいな話が延々と続くシーンも多い。特に三体問題が予測不能って言うのが全然分からん。知識が有れば「なるほどなるほど」と楽しめるのだろう。 僕はオーディブルで聞いてたんだけど、ほとんど聞き逃してた…。 星新一賞に短編小説書いて出そうと思ってたんだけど、自信なくしたわ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のレビューでは触れられていないから、みんなそこまで気にしてないのかな? ・結局、三体人の外貌ってどんなんやったん?水分を絞り出して乾燥できるというとこまではわかる。頭が二つなのか、足が5本なのか、さっぱりわからん。 ・脳みその人、三体人に捕獲された後、どうやって人間の体になったん?この辺、スピンオフやドラマ化の時点ではっきりさせてほしいわ。 ・二部で地球だしゅつした宇宙船、結局は他の星系に行きついて生き延びることになったんだけど、そのへんもスピンオフになりそうだ。 ・四次元に出てきた宇宙人や、宇宙を二次元化した連中、一体なんやったん?はるかに進んだ宇宙人なのはわかったが、謎すぎてすっかりしないわ。 ・三体人の星は早々と消滅、「三体」ってタイトルがむなしくなるくらい、あとは全然出てこなくなっちゃった。最後に脳みそ君と主人公を引き合わせたわけだけど... ・三体艦隊はどこいったん?どっかの星系で生き延びたんだろうけど、その後がよくわからん。 ・プロローグで東ローマ帝国の滅亡シーンを登場させ、どんなものにも終わりはあるということを冒頭でドカンと持ってきたのであるが、最後に宇宙そのものが滅びてしまう。で、新しい宇宙が再生して、主人公とその夫はそこでのアダムとイブになる?みたいなラストなんだけど、「え?そういう終わり?」」で、結局スッキリしないままで、シンエヴァのラストで「胸の大きないい女」ということで、宇部市のラブホの看板が映っちゃった終わり方みたいで、モヤモヤが残ってしまった。 伏線に伏線を張り巡らせた最高傑作の暗黒森林で終わらせて(最後に監視人が出てきたのはびっくり、たぶん、あの監視人は原発のエンジニアだった作者本人がモデルナのではないか?)、その後の三体人のエピローグ的な中編を出した方が、よほどすっきりしたのではないかと思う。 ってか、Netflixでドラマになるんだったら、全部スッキリするのだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の頭の中が知りたくなった。こんなストーリーを考えつくなんて、どうなってるんだろう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1冊読み終わったら本屋さんに行ってました、の巻 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ただただ 単純におもしろい 途中でなげだすことがない面白さがある 退屈しない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中国人作家による世界的なSF大作ということで、前代未聞だ。中国の近代史に関する描写が大変現実的で、中国人を理解するのに参考になり、最新の科学技術の描写もとても興味深かった。それに比べ、出て来る地球の古代人もどきの宇宙人が、浅はか過ぎる。いきなり漫画になってる。作家の世界史に関する理解の乏しさが、酷い。それにあんな厳しい条件下の惑星では、文明の発生はおろか発展も非現実的過ぎる。現実的な地球人と、超マンガみたいにあり得ない単純思考な宇宙人とで、作品は大変ちぐはぐな感じをくれた。登場する宇宙人も、作者が現代地球の中国人民に与えたような深みで描くべきである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤は史実的で、少し退屈でした。 世界史の知識がなかったので、よくわからず。 中盤からは序盤の前振りが効いてどんどん面白くなります。 SFってあんまり読まないですが、この本を読めてよかったと思っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古典SFのありったけを詰め込んだSF満貫全席。まさに中国という民族によってしか描かれ得ない壮大なスケールの物語です。 無駄や加飾を削ぐ日本料理でもなく、コッテリと積み上げた二郎ラーメンでもなく、単一の物量と濃さで圧倒するアメリカ料理でもない。多種多様な味が終わることなく展開され続ける満貫全席。 読者は話を読み進めていくうちに、そこかしこに様々なSFを感じるのです。アーサーCクラーク、ディック、小松左京、筒井康隆、田中芳樹。それでいて、あくまでも味付けは作者のオリジナル。深い造詣と無限の想像力で新鮮な驚きを与え続けてくれます。 興味深いのは作者のバックボーンにあるのが、中国人の作家でありながらあくまでも欧米や日本のSFがメインであること。 これは密教の流れに例えることもできそうです。インドで生まれた密教が、中国で育ち、空海へと引き継がれ真言密教として花ひらいたごとく、アメリカで生まれたSFが日本で育まれ、劉慈欣氏に渡されたのです。空海がそうであるようにこれは正統の流れです。 仏教が西から東へと渡ったように、SFは東から西へと受け継がれて行ったと考えることができるでしょう。この先、彼の地でどのような文化が花開き、SFが展開されていくのか実に楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビュータイトルの通りとても面白いです(現在Ⅲ上巻を読み込み中)。 歴史・コンピュータ・物理・ファッション・etc、色々な知識を要求されます。知識が広範囲にあればあるほど面白い作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!