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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全391件 281~300 15/20ページ
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ネットの好評にひかれて、 読んでみたくて、買いました。 まだ読み終わってないですが、 さっさと読むような簡単な小説ではなく、常に頭を回転させないと前後の繋がりが解らなくなるような深い小説です。 作者がすごい! | ||||
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文革や三体人は人々のこころを挫き、支配しようとする。これにたいして挫かれたり、従ったりする人々の内面描写がユニークで、日本や西欧の作家には書けないと思った。同じく、元共産圏のロシアとも違う、人に絶望したといいながら、絶対的な矜持がある感じがする。ハードesuehuとしては、ややわきが甘いが、久しぶりにSFを読んだ満足感がある。三部作だというので、続きも楽しみ。 | ||||
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ナレーターの朗読が素晴らしく、20時間以上の録音を3日で聴きました。科学用語が多く、しかも舞台は中国、読みにくさを心配していましたが、通勤時間にスマホで聴けるのがよかったです。 | ||||
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読書、小説の評価とはその作品の完成度とか美しさとは別に、その作品の持つ熱量の大きさとか情報量の高さとかいった要素も確かにあるようだ。 この2019年の中国発SF大ブームヒット作の「三体」は明らかに後者だ。 「この私が!こんなにも読了に時間をかけさせられるとは!!よくも、よくもぉお~ッ!!」と一人独演会するぐらい手こずらされも、楽しまされもしてしまった。(笑) SF好キ、SF映画・ゲーム好キの方であれば私と同様にしばしの間この世界の虜になることだろう。 前大統領バラクオバマ、FBのマークザッカーバーグ、ヒットメーカー・ジェームズキャメロンと(ランクは落ちるが)新海誠、東浩紀、といった面々が諸手をあげて賛辞を贈るのも納得できる。 よく読めば、高次に進化した異星人が領土侵略野心満々の現代人並みの精神構造しかなかったり、彼らの地球攻勢が何百年もかかる大船団の集団移住と先行する陽子AIの地球的規模のイタズラであったり、と冷静に夢から覚めてしまえば、なんじゃこれ的なツッコミところ満載ではあるが、 一旦この物語世界に没入してしまえば、この作品内に出てくるヴァーチャルゲーム:三体に参加 したゲーマーのように圧倒され、翻弄され、感心しまくるしかない。 2つの世界と時間を編み込んだ緻密な物語構成、過密な科学情報量を盛り込んだストーリー展開、これらは読者への物語参加への障害でもあり、物語世界参加への必要装備でもある。 うっとおしく厄介ではあるが、欠かせなくいもので、無くては成り立たないものなのである。 頑張ってクリアしていっていただきたい。(ちなみに本作は三部作中のまだ一部、ようやく世界観と人物像の説明が成され、物語が始動しはじめた、といった段階である) クラーク「幼年期のおわり」小松左京「日本沈没」などがよく引き合い参考に挙げられるが、この作品で地球を侵略に来る(予定の)異星人たちはガミラス帝国(by 宇宙戦艦ヤマト)だと思った。 要は、友好的でもないし、高次の精神を持つ生命体でもないのである。 手っ取り早く、自分たちの星が三つの太陽を持つ惑星で棲みづらく危険なので、地球に集団でやってきて、地球人を滅ぼして、成り代わってしまえ、という人たちなのだ。 一部ではようやく奴らが地球の存在を見出し、地球への移住船団を仕立て、前準備の攻撃をしかけ始めるところで第一巻が終わる。 二部、三部ではいよいよ2星間の直接的なコンタクトと攻防が始まるはずだ。 とりあえずここまで来たらなるべくネタバレを耳に入らないように細心の注意を払おうと思っている。 本作品のキャラクターの私的一押しはなんといっても不良警察官の史強であることには他の読者も異論はないだろう。 異星人との圧倒的力の差を見せつけられても折れない心を持ち、酒とタバコで笑い飛ばす史強アニキ。 信じられない超自然現象に「コイツは裏でタネ仕込んでる奴がいる手妻だ」と看破する鋭さ。 侵略者に「きさまらは虫ケラだ」と脅されて全員ビビッてしまっている中で、ただ一人イナゴの大群が大麦原を覆い尽くしている場所に主人公を連れてゆき「この虫ケラたちのしぶとさを見てみろ」と豪語する豪胆さ。 そこにシビレる、憧れるぅ・・・!!なのよ 当然、映画化も予定されてるらしいが彼の配役は決まっているのだろうか? 自分なら、「レミゼラブル」のジャベール警部ことラッセル・クロウを激しく推薦する。 あのガタイを無精ひげ、そして腕っぷし、意外にもつぶらな瞳、ピッタリ、ジャストフィットである。 是非キャメロン監督にはお願いしたいものです。(歌は歌わせなくていいからネ) | ||||
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とんでもないと評判のSF、思っていた方向とは違っていたがオーソドックスでとんでもない作品だった。 | ||||
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書評が好評だったこと、中国の小説が珍しくKindleにあってサンプルも読んで購入。 面白く読ませてもらいました。智子の11次元展開がよくわからない(想像力がついて行かない)ですが^_^ | ||||
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SFの新しさよりも、底辺に流れる中華思想に圧倒された。文化大革命の破滅、少数民族による支配体制、巨大な歴史と偉人たち、イナゴの大群のような民意の暴走。 そういったものが、思想の底流に渦巻いていた。なりより、中華の希望はキャッチアップすること、ごうごうと人民の足音が聞こえそうだ。 | ||||
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日本人はいまだ取れていないヒューゴー賞を、アジア人として初の受賞ということに素直に称賛をおくりたい。 ハリウッド的でもなく、アニメ的でもなく、その中間を上手にバランスをとっていてこれがこれからの中国スタイルとなるのだろうか。 やはり人口が多いということは素晴らしい才能が出てくる可能性が高いのだろうか。 褒めることに関しては皆さんにお任せして、いくつか気になった点を挙げてみたい 以下ネタバレ 1,地球以外に生存に適した惑星はなかったのか?三体惑星よりよっぽど見つけやすいだろうに。 2,数百年後に自分たちを絶滅させにくる宇宙人を心待ちにする人ってそんなにいる?ごく少数じゃない? 3,ただの宇宙人って知ってるのに神さまとして崇める人ってそんなにいる? 地球三体組織はもうちょーっと人類を騙すために嘘をついた方がよかったんじゃないのかなぁ。 気にしなきゃいいレベルかもしれんけど、ちょっと気になりましたね | ||||
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物理学得意でも、SF大ファンでもない私が難無く読み進められたのは、勿論、話の素晴らしさが大前提ですが、翻訳も素晴らしかったと感じました。翻訳はそれ次第で相当、読めなくなる物があるので、今回この翻訳は本当に有り難かったです。 日本語版も最高のものが出来たんだなと思いました。 | ||||
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面白かったけど、SFとしてよりも中国で文革をこんな風に書けるのかという好奇心の方が強かったかも。中国系日本人とか自衛隊も出てくるし、チコが日本と関係あるような事も読んだし意外と日本が出てくるのも不思議だった。三部作という事で今後に期待して4にしました。 | ||||
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中国発のSF小説は珍しいが、これが息をのむほど面白いです。 文革時代の下放から今日までの現代中国史を踏まえて、そんな中で翻弄される物理学者たちの生きざまが活写されています。 キーワードは「応答するな」、なるほど。 かつての名作山本義隆「磁力と重力の発見」を思い出しました。 気になる登場人物は警察官の史強(シー・チアン) 中国名が分かりにくいが、早川書房から登場人物表が出ています。 | ||||
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間違いなく傑作だろう これは中国文化的発展の金字塔ぐらい凄い 大袈裟に聞こえるかもしれないが 掴みは最高だった これだけリアリズムな文章を書ける作家が 日本に存在するかも怪しい どこぞのネトウヨ作家とは「天と地」ほど 差がある | ||||
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前評判が高く期待値も底上げされてしまっていたが、ハードSFファンとしてもまずまず楽しめる内容で、続編がとても待ち遠しい。 物語のベースにある文化大革命についても、力強くも淡々とその当時各所で起こっていたような出来事を切り取ったかのような描写が、そのもたらした悲惨さをかえって色濃く描いており、誠実な語り口をもった作者だと感じた。 星を継ぐもの影響はもちろん随所に垣間見え、ハイペリオン、ひいてはひょっとして筒井康隆のテイストか?とおもうようなものもあり、ごった煮感も否めない点、最後のあたりがやや推敲が甘く感じる点から★4 としたが、十分に面白い。 | ||||
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章は中国語版との順番が違いますが、こっちの方がいいと思います。すごい本です。日本語版の続きも期待しています。 | ||||
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よくできているが最後近くの出てくる三体人の会話が(種明かしっぽくて)興ざめ。 | ||||
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面白い 、の一言に尽きる。 シリアスな歴史描写、詩的でさえある情感溢れる自然描写、加えてコミカルでさえある敵(?)の描写、筆者の筆は自由自在だ。 うねるストーリーの面白さ、繊細な知識人の弱さと実践的な庶民の強さの対比、アクションあり人間ドラマありの王道SF。 2巻が待ちきれない。確かに、大好きな「エンダーのゲーム」や「果てしなき流れの果てに」を思わせるが、「三体」の方がちょっと感情的に大雑把な分、スケールも振れ幅も大きいかも。登場人物への感情移入よりもストーリー展開の面白さを重視する。いかにも中国を感じさせる逞しさ、とでも言おうか。早く二巻を読みたい。 | ||||
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久しぶりにSF小説を読み、のめり込みました。先が気になって夜中に起き上がって読みふけり明け方を迎える、少年時代のような読書期間でした。 | ||||
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おもしろかった。数年前にARのゲーム描写のこの完成度はすごい。エンダーのゲームの蟻型異星人との訓練シミュレーションを思い出しました。あれはビデオゲームっぼかった。陽子を2個送りこむ量子力学、一番近い恒星が三つ子の太陽、文革のトラウマと絢爛豪華に要素が盛り込まれてわくわくします。 | ||||
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久しぶりにフィクションを読んだが、この世界観の深さと広さに引きこまれてヤメられなくなりました。中国の文化大革命のことも肌身で疑似体験でき、その後一気に、科学、宇宙のことまで自分の心がトラベルします。 | ||||
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外国人が登場する小説で、ついついザックリ飛ばし気味にするのが長々しいお名前。たいていはカナ表記だ。 日本の小説は見慣れた漢字表記なので読みやすいし覚えやすい。 (ただし、現実にはあり得ないような凝った氏名やキラキラネーム系はまた別の話(笑) で、ほぼ初めての中国生まれの和訳本。 登場人物も漢字表記でさぞや読みやすく覚えやすく感情移入しやすかろう・・・と思っていたのだが、違った。 繁体字や簡体字は見慣れているようで見慣れていない。 また、初出ではルビが振られているが、すぐにかんじ表記のみになるので・・・読めない(泣 適当に読み飛ばしてもやはり気になって、似た表記の人物が現れると遡って調べることになる。 特にフルネーム(漢字2〜3文字)が原則のようで、ますます似た姓の人物がごろごろ現れる。 こうなるとお手上げ(大笑 それでも話は面白く次刊、次次刊が待ち遠しいのは確かだ。 栞のような人物紹介が封入されていると嬉しいかな? | ||||
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