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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全366件 241~260 13/19ページ
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冒頭は文化大革命の描写(え!?もう過去の歴史になったから、書いても問題ないってこと?)から始まり、掴みはOK。終盤で飛躍し過ぎて、物語世界内での整合性がなくなったような気がするが、それよりも人間ドラマの魅力の方が勝ったと思う。早く続編を読みたい。 | ||||
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やっと読了した。非常に面白いとは思ったのだが、慣れ親しんでいる陽気、かつ楽観的な西側のSFと異なり文革の沈鬱な精神構造が全体の根幹をなしており、なかなか読み進まなかった。本筋から離れた感想となるが、自由な思索の難しい中国の社会システムでは世界を牽引する大きな発見、発明は困難であり、今後とも西洋由来科学の模倣を続けるしか策はなかろうと切実に思った。ところで僕は動物が好きだ。彼らは異形だが、考えていることが分かりコミュニケーションも取れる。一方で居住している環境、進化のプロセスが大きく異なっているはずの異星人とコミュニケーションをとることは地球上の生き物とコミュニケーションを図るより遙かに難しかろうと思う。ヒットしているSFに登場する異星人の考え方は我々地球人と同様であり、コミュニケーションを取れる基盤は共通していると暗黙の了解がある。本作の三体人、その文化とて例外ではなさそうだ。現実の世界では既に異星人とのコミュニケーションを想定した言葉の研究に着手されているとも聞くが、果たして近未来に起こりえるリアルファーストコンタクトはどのようなものになるのだろうか。 | ||||
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好,以前从不去评价,不知道浪费了多少积分,现在知道积分可以换钱,就要好好评价了,后来我就把这段话复制走了,既能赚积分,还省事,走到哪复制到哪,最重要的是,不用认真的评论了,不用想还差多少字,直接发出就可以了,推荐给大家推荐 | ||||
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アジア人で初のヒューゴー賞受賞作品ということで期待して読んだが、確かにこの作品は素晴らしい、というより凄い。 新しい世界の構想力、その世界が明らかになるまでの巧みなストーリー展開が実に見事で、文革の悲惨な光景で始まったこの物語が、このような人間の存亡に関わるの大きな陰謀に繋がるとは全く予想できなかった。 これ以上書くと、自分が体験した驚きを感じられなくなるのでやめるが、SF好きな方には是非手を取って、センス・オブ・ワンダーを堪能してほしい。 本書は三部作ということなので途中で終わるわけだが、第二部は2020年に予定されているとのこと。じゃあ第三部は一体いつになるのだろう。とても待ちきれないので英語版に挑戦しようか真剣に考えている。 | ||||
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前評判通りでよく構想され、引き込まれます。 レビュー依頼が来ましたので、コメントしていますが、まだ、9割くらい読んだ所で、最後がどうなるかワクワクしています。 | ||||
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特に現代的なSFとして読んだ場合、本書はそういう作品群にはあと一歩及んでいない。 しかし、仮にこれが70年代や80年代に出ていれば間違いなく時代を代表する傑作という評価を受けていたことは疑いがない。 では何故現代を生きる我々がわざわざ三体を読む必要があるのかというと、それはずばり現代中国を理解するためである。 日本のような外野から見て 「中国はなんとなくこんな感じの国かなあ」 というイメージはあると思うが、本書はそのイメージは正しいと中国人である著者自身が説明してくれる。 文化大革命から始まるという導入もそうなのであるが、直接的な描写は流石に避けているが体制側に批判的な表現が随所に散りばめられており 「中国って内側から見てもこういうイメージなのか」 と理解できる 個人的にその部分が非常に面白く感じ、本作が中国人でなければ書けなかったという理由であると思っている。 SFとしては古典的ではあるがそのような中国人の側から見た中国の描写が非常に興味深く、エンタメとしても良質であるためとても楽しく読めた オススメです | ||||
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久々の重厚なサイエンスフィクションとして読みました。 風景描写が物凄い。そして背景描写も物凄い。一番おもしろい部分に入るまでに、文化的背景を詳しく書いたチャプターが入るのですが、残念ながら、そこが長すぎて、私にはあまり楽しむ事はできませんでした。早くミステリー的な章に入れや!って感じです。 この作品のサイエンスでミステリーな部分は他にない面白さでがっつりと読者の心を掴んできます。そこは保証します。序盤の文化的な背景や人物描写も、単にジャンル的な意味合いの問題で私にとっては何かしら思う所がありましたが、描写そのものはとても緻密なんですよ。複雑な様でいて、頭ではすんなり理解できて読み進められる。これはとても大事な事です。オススメできる逸品のひとつですね。 | ||||
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話題になっていた『三体』をkindle版にて読了。抜群に読み易いのが何より助かる。よくある凝った比喩的表現や抽象的記述がほとんどなく、頭をあまり使わずにすらすら読めてしまうのは私の様に頭の悪い人間にとっては非常に助かる。なので相当な文量にも関わらず二日くらいで読了してしまった。多分だけど、この読み易さゆえに爆発的に売れたのだろう。 割とハードSFなので、細かい科学的・技術的な記述もバンバン出てくるけど、実際のところほとんどそうした知識は不要で、わからなければ「そういうものなのね」程度に読み飛ばしても全然読み進められるので安心。 うるさいことを言えば、量子通信は因果律を破るものではないぞ、とか、そんだけ科学が進んでんねやったら侵略なんかせんと自分の世界を何とか出来るやろ?、とか、何で450年も掛かんねん?、とか、地球人とエイリアンで何でそんなに簡単に言語的コミュニケーション成立してんねん?、とか、思考形態や社会構造までそっくりなのは何でやねん? とか突っ込みたくなるところは山ほどあるけど、それも「そういうものなのね」とすっ飛ばしてもらいたい(笑) オリジナルな点としては、文化大革命が扱われているところにある。さすが中国発SF、これはかなり新鮮だった。あんまりネタバレしないけど、遠因として地球が侵略される危機に晒されるのは文化大革命のせいである、ということになっているのである(あくまでも遠因w)。ともかく、文化大革命の現実をここまでリアルに描けるのはそれを体験した中国人自身しかあり得ないと思うし、興味深く読めたのは事実。 割と万人向けのおすすめ小説だと思う。 | ||||
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少し前に話題になった本。 文化などの背景を知らないからか海外の本はベストセラー本でも、最期まで読んでもいつも面白さがわからずということが多い。 中国作家の本ははじめて読んだが最初の方は面白さがわからず、読むのをやめようか何度も思ったが中盤くらいからは、時間を忘れてあっという間に読み終えてしまった。 SFとはいえ、少し未来に来てもおかしくない世界観も理系の自分にはワクワクさせられた。 なんとなく続編もありそうな雰囲気と、映画化されそうなスケール感で、続編も映画化も期待します | ||||
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近年の世界中のSF作家は著者にひれ伏すべきだろう。 ここしばらく、巷には何ら科学的傍証も考察もないSFもどきが蔓延し、ラノベのような作品ばかりが目ついた。 科学がすでに一般人の理解を超えた領域に突入したため、著者が理論を理解していていてもそれを読者に理解させるのは大変難しく、説明するだけで膨大な文字量を必要とする。 ましてやキャラやストーリーとからめ、エンターテイメントにまで昇華するのは至難の業だ。 この著者はその難事業を見事にやってのけた稀有な人物だ。 それだけでなく、緻密で重厚な人物相関とまで絡み合ってるのだから見事としか言いようがない。 そこには我々が知り得ない厳しい戦いもあったはずだが、世界中のSF作家が放棄した戦いに果敢に挑み、成功させたことはどれほど賞賛してもしすぎるということはない。 オバマ大統領が続きを読みたいが故に著者にメールを送り続け、著者はまさか大統領からメールが来るとはおもわずスパムと思い捨て続けた、というエピソードとともに、この作品は近代SFの最高傑作として長く君臨するだろう。 もちろん、最も重要な部分で若干の「嘘」やつっこみどころもあったり、後半から加速していく伏線の収束とともにどうにもチープさや御都合主義が目立ってしまうのだが、名作とは得てしてそういうもので、その作品的なゆるい「余白」があるのは読者にとってはあれやこれやと想像を逞しくできるご褒美でもある。 名作においては御都合主義は「運命」に昇華できるのだ。 ただ、これほどの作品であるのに日本での反応は若干鈍いのは確か。 これは作品自体の難解さだけではなく、著者の国籍と舞台が中国であり、なおかつ現代の日本人に馴染みの薄い文革の時代背景の理解が必須ということが大きく関係しているのではないか。 そうだとすれば、大変愚かしいことだ。 政治的・感情的な先入観を捨てて是非、手に取ってほしいし、文革の理解を深めるための副読的な注釈を編集入れるべきではなかったか。 そして、個人的に驚きだったのは、この「文革の徹底批判」とも言える内容が中国で当たり前に出版されたことだ。 現代の共産党は文革に対し真逆のスタンスであり習近平の政治ラインは文革を起こした毛沢東ラインとは異なるとはいえ、習近平は自らを第二の毛沢東と自負してはばからない訳で、ともすれば強烈な共産党批判にもつながりかねない著者の自由な物言いはなんとも意外だった。 日本の報道から見た中国と、実際の中国には結構大きな乖離があるのでは、と考えざるを得ず興味深かった。 | ||||
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すごくいい | ||||
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全体的に長かったですが、地球のある銀河とは違ったタイプの星系とのファーストコンタクトの部分は「ワクワク」しましたし、ひとりの地球人の私情で、地球が危ない目に合うの辺りには「イライラ」したり、のめり込める所も沢山ありました。物理に詳しくないので色々な説明は「そんなことも出来るのか」ぐらいの感じで読んでいたので、学術的な事に通じている方は入り込めないのかもしれませんね。疎い私としては、全体的に楽しめるものでしたが、最後が「は?」って感じの終わり方だったので、☆−1です。 | ||||
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家族全員に廻し読みしました。 | ||||
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SFはストーリーが荒唐無稽であればあるほど面白く、ディテールが科学的事実に忠実であればあるほどのめり込めるのだが、これほど壮大なホラ話をこんなにリアルにまるでノンフィクションのように破綻なく描き切ったのは本当に素晴らしい。拍手喝采である。これぞ真のSFである。物語は、文化大革命の最中の中国、現代そしてVRゲームの世界を行き来し、それが伏線を回収しつつクライマックスになだれ込んでいく展開は、次々とページをめくりたくなる練られた構成だ。これぞSFの中のSF。サイコー! | ||||
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過去編というか文革編は終始重苦しい雰囲気で展開していきますが、現代編は一転してエンターテイメントです。 ハードSFという触れ込みですがそれほどハードではなく、映画でいえばターミネーター2のような万人受けするタイプのSFだと思います。 柄は悪いが頼りになる刑事、機密だらけの軍人、最前線に放り込まれる科学者、それと秘密結社に宇宙人。ありがちですが王道です。 中国人名についてはいちいちルビなんて気にしないで音読みしてしまえばいいと思います。 そのほうが文革感が出ます。 | ||||
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ネットの好評にひかれて、 読んでみたくて、買いました。 まだ読み終わってないですが、 さっさと読むような簡単な小説ではなく、常に頭を回転させないと前後の繋がりが解らなくなるような深い小説です。 作者がすごい! | ||||
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文革や三体人は人々のこころを挫き、支配しようとする。これにたいして挫かれたり、従ったりする人々の内面描写がユニークで、日本や西欧の作家には書けないと思った。同じく、元共産圏のロシアとも違う、人に絶望したといいながら、絶対的な矜持がある感じがする。ハードesuehuとしては、ややわきが甘いが、久しぶりにSFを読んだ満足感がある。三部作だというので、続きも楽しみ。 | ||||
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ナレーターの朗読が素晴らしく、20時間以上の録音を3日で聴きました。科学用語が多く、しかも舞台は中国、読みにくさを心配していましたが、通勤時間にスマホで聴けるのがよかったです。 | ||||
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読書、小説の評価とはその作品の完成度とか美しさとは別に、その作品の持つ熱量の大きさとか情報量の高さとかいった要素も確かにあるようだ。 この2019年の中国発SF大ブームヒット作の「三体」は明らかに後者だ。 「この私が!こんなにも読了に時間をかけさせられるとは!!よくも、よくもぉお~ッ!!」と一人独演会するぐらい手こずらされも、楽しまされもしてしまった。(笑) SF好キ、SF映画・ゲーム好キの方であれば私と同様にしばしの間この世界の虜になることだろう。 前大統領バラクオバマ、FBのマークザッカーバーグ、ヒットメーカー・ジェームズキャメロンと(ランクは落ちるが)新海誠、東浩紀、といった面々が諸手をあげて賛辞を贈るのも納得できる。 よく読めば、高次に進化した異星人が領土侵略野心満々の現代人並みの精神構造しかなかったり、彼らの地球攻勢が何百年もかかる大船団の集団移住と先行する陽子AIの地球的規模のイタズラであったり、と冷静に夢から覚めてしまえば、なんじゃこれ的なツッコミところ満載ではあるが、 一旦この物語世界に没入してしまえば、この作品内に出てくるヴァーチャルゲーム:三体に参加 したゲーマーのように圧倒され、翻弄され、感心しまくるしかない。 2つの世界と時間を編み込んだ緻密な物語構成、過密な科学情報量を盛り込んだストーリー展開、これらは読者への物語参加への障害でもあり、物語世界参加への必要装備でもある。 うっとおしく厄介ではあるが、欠かせなくいもので、無くては成り立たないものなのである。 頑張ってクリアしていっていただきたい。(ちなみに本作は三部作中のまだ一部、ようやく世界観と人物像の説明が成され、物語が始動しはじめた、といった段階である) クラーク「幼年期のおわり」小松左京「日本沈没」などがよく引き合い参考に挙げられるが、この作品で地球を侵略に来る(予定の)異星人たちはガミラス帝国(by 宇宙戦艦ヤマト)だと思った。 要は、友好的でもないし、高次の精神を持つ生命体でもないのである。 手っ取り早く、自分たちの星が三つの太陽を持つ惑星で棲みづらく危険なので、地球に集団でやってきて、地球人を滅ぼして、成り代わってしまえ、という人たちなのだ。 一部ではようやく奴らが地球の存在を見出し、地球への移住船団を仕立て、前準備の攻撃をしかけ始めるところで第一巻が終わる。 二部、三部ではいよいよ2星間の直接的なコンタクトと攻防が始まるはずだ。 とりあえずここまで来たらなるべくネタバレを耳に入らないように細心の注意を払おうと思っている。 本作品のキャラクターの私的一押しはなんといっても不良警察官の史強であることには他の読者も異論はないだろう。 異星人との圧倒的力の差を見せつけられても折れない心を持ち、酒とタバコで笑い飛ばす史強アニキ。 信じられない超自然現象に「コイツは裏でタネ仕込んでる奴がいる手妻だ」と看破する鋭さ。 侵略者に「きさまらは虫ケラだ」と脅されて全員ビビッてしまっている中で、ただ一人イナゴの大群が大麦原を覆い尽くしている場所に主人公を連れてゆき「この虫ケラたちのしぶとさを見てみろ」と豪語する豪胆さ。 そこにシビレる、憧れるぅ・・・!!なのよ 当然、映画化も予定されてるらしいが彼の配役は決まっているのだろうか? 自分なら、「レミゼラブル」のジャベール警部ことラッセル・クロウを激しく推薦する。 あのガタイを無精ひげ、そして腕っぷし、意外にもつぶらな瞳、ピッタリ、ジャストフィットである。 是非キャメロン監督にはお願いしたいものです。(歌は歌わせなくていいからネ) | ||||
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とんでもないと評判のSF、思っていた方向とは違っていたがオーソドックスでとんでもない作品だった。 | ||||
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